診断士に完璧主義の人はいない?

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みなさん、こんにちは。

今回は診断士の受験生寄りの記事です。たまにはいいですよね?(笑)

と言っても、診断士を取得した方も対象にならないわけではありません。

それでは、よろしくお願いします。

完璧主義の人って・・・

僕も診断士試験合格からしばらくの期間が経ちました。実務補習・実務従事を含め、これまでの間にいろいろな方と仕事をさせていただきました。関わってくださったみなさん、ありがとうございました。

その中で、完璧主義の方はあまりいない印象です。もちろん全くいないわけではありません(詳しくはこの後述べます)が、いても20人に1人くらいです。
細かいところを突いてくる方もいますが、そういう方は完璧主義と言うよりも周囲の人が気づかなかったことに気づいてくれるポジティブな意味であることが多いです。

でも、なぜ完璧主義の人はあまりいない印象になるのでしょうか?

それをここから見ていきます。

受験生のうちに振り落とされる

完璧主義の方は受験生のうちに振り落とされることが多いです。これは質問や言動でわかります。

例えば予備校を使っている方なら、使っているテキストや答練の内容について質問ができますよね。僕は質問した側もされた側も経験していますが、受験生からの質問も「いい質問ですね」と思えるようなものならいいのですが、中には「これって質問する必要ある?」とか「どうでもいいじゃん!」という質問をされる方もいます。

特に多年度生になりやすい人ほど、このような質問をしてしまいがちです。試験に絶対出ないようなマニアックなことや細かいこと、実務的なことの質問や、ドヤ顔でのテキストやレジュメの誤植の指摘をしていて、方向性が合格から逸れているんですよね。

これは予備校の講師から聞いたことがあることですが、質問してきた内容でその人が合格まで長時間かかってしまうかわかるそうです。

このようなマニアックな質問や誤植の指摘をする人は完璧主義であることが多いです。そしてこういう受験生はなかなか受かりにくいです。もちろん合格者が全くいないわけではないですが、診断士試験においてかなり振り落とされていると思います。

完璧主義で診断士になっている方は、1次試験を合格した段階で養成過程にいき、養成過程組として診断士になっている人が多い印象です。以前申しましたように養成過程組の診断士はスキル的には即戦力ですが、完璧主義があるとメンタル的に足を引っ張ってしまい、納期遅延やトラブルなどにつながりやすくなります。

2次試験の多年度生にも多い

完璧主義の人が振り落とされるのは2次試験です。1次試験は元々の得意不得意が点数に反映されやすいですし、7科目もあるので完璧主義の人でも細かいところにこだわっている時間がありません。

ですが2次試験は超えられない壁があり、完璧主義ではいつまでたっても合格できません。

2次試験に何年も費やしてしまう人で最も多く見かけたのが、上記の質問や指摘のように細かいことや変なところにこだわる完璧主義の人です。こういう人は質問だけでなく受験生どうしの勉強会の際にも発言内容から一発でわかります。2次試験の演習や本番の解答にも現れていると思います。

演習の解説講義で「この部分はできなくてもいいですよ」と講師が言ったところや、「そこ、どうでもいいのに」というような変なところにこだわります。完璧主義で妥協することができず、合格のための割り切りができません。

例えば事例Ⅳの本試験問題では、投資の意思決定(NPV)の問題など、正答率が限りなく0に近いものもあります。そのような難しい問題ができるようにすることにこだわり、難しい問題集ばかりやってしまい、基本問題を軽視してしまうことが2次ベテではよくあります。「基本問題だけ完璧に仕上げよう」と割り切ることができません。

その結果、基本問題でミスをした上に、正答率が限りなく低い問題も落としてしまい、踏んだり蹴ったりになってしまいます。そして、2次試験を受けるたびに点数が下がっていく傾向があります。どんどん合格から遠ざかってしまうのです。

予備校の上級クラスは2次試験の多年度生が中心

これは一発合格道場のブログでは書けなかったことです(立場上書けなかったことです)。

実は、近年は圧倒的に独学のほうが2次試験に合格しやすくなっています。僕がやっていた一発合格道場15代目も、2次試験を予備校で合格したのは13人中1人でした。あとの12人は独学で、予備校組は僕だけでした。
これは独学者のレベルが上がっている要素もありますが、予備校生は完璧主義で2次試験にいつまでも合格できない人が中心になって予備校の合格率が下がっている要素が大きいです。

また、いわゆる「ストレート生」と呼ばれている初学者も、近年はまとめシートや黄金手順のような独学者用市販本、スタディングなどの格安予備校の台頭によって大手予備校を使う人が少なくなってきました。

ストレート生の合格者もいない、上級の合格者もいないとなると、予備校(スタディングを除く)の2次試験合格率が下がるのも当然です。

と言うことで・・・

診断士として実際に仕事をしていると、完璧主義の診断士はあまりいません。ゼロではありませんが、いたとしても完璧主義によってトラブルを起こし、徐々に干されていきます。少なくとも、活躍している診断士は完璧主義の人はいないと思われます(もしいたらすいません)。みなさんどこかに適当なところがあります。仕事や人間関係でも妥協をしてくれます。

今回は完璧主義の人がいないことについて見ていきました。
もし現時点で完璧主義だと思った受験生の方がいましたら、細かいことは気にせず重要な部分にこだわっていただけたらと思います。

今回もありがとうございました。