相手の善意を否定で返さない

コミュニケーション//
  1. ホーム
  2. コミュニケーション
  3. 相手の善意を否定で返さない

みなさん、こんにちは。

みなさんも仕事やプライベートなどでせっかくやってあげた(この表現は上から目線になってしまいますが、あえて使います)のに、相手から「それはダメだ」と言われてモヤモヤしたことはありませんか?

今回はそのようなことについて見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

恩を仇で返される

せっかく善意でやったことなのに、他人から「そういうことはやめたほうがいい」とか「あれはダメだよ」と言われたらいかがでしょう?

例えば一生懸命、片付けを手伝ったのに、逆に相手を怒られてしまったことなどです。

また、せっかく積極的に発言したのに「それはダメだね」とか「あれはよくない」とか言われたらいかがでしょう?

・・・・・・・・・・・

こうなるとつらいですよね「良かれと思ってやったのに否定される」と、なんだか自分自身が否定されたように感じてしまうこともありますよね。イラっとするのは自然な感情ですし、悪いことではありません。

善意が否定されるとイラっとするのは、①善意が伝わらなかったことへの落胆、②自分の思いを汲んでもらえなかった寂しさ、③否定され自分が悪者にされたような気持ちなどが背景にあります。

これは、「良かれと思ってやったことが裏目に出る」と言い換えることもできます。
相手のため、または状況を改善するために行動したにも関わらず、結果的に悪い結果や逆効果になってしまうのです。善意や親切心から行動したことが、期待した結果とは逆に悪い結果や逆効果になってしまっては元も子もありません。

善意って、見返りを求めないものだとわかっていても、やっぱり少しは「喜んでほしい、感謝してもらえたらうれしい」と思ってしまうものですよね

善意の行動をした側の悪影響

まず、こういう善意を否定されたらどのようになるでしょうか?

積極性がなくなる

善意を否定されると、それ以降は怖くなって積極的に連絡することができなくなります

こうなると例えば打ち合わせやコミュニティの運営にもマイナスになってしまいます。

心理的安全性がなくなる

一度でも否定されると心理的安全性はなくなります。よって、否定してきた人への安心感・信頼もなくなります

善意の行動をした側の原因

では、なぜせっかくの善意の行動が裏目に出てしまうのでしょうか?
それは以下のことが原因だと思われます。

状況把握の不足

相手の状況や気持ち、置かれている環境を十分に理解せずに、自分の価値観や考えだけで行動してしまうと、意図しない結果につながることがあります。

一方的な視点

自分の視点からのみ物事を判断し、相手のニーズや意図を考慮しない場合、的外れな行動になってしまうことがあります。

過剰な親切

親切のつもりが、相手の自立を妨げたり、負担を増やしてしまうこともあります。

善意の行動をした側の対策

原因がわかれば対策も見えてきます。

相手の状況を考えて多角的な視点を持つ

相手の価値観を尊重しましょう。そして、自分の価値観だけでなく、相手の視点や状況を考慮し、多角的に物事を判断するように心がけましょう。

押し付けにならないようにする

押し付けは完璧主義の人や他人から承認欲求を満たしてもらう目的の人がやりがちなことです。

親切やアドバイスは、相手が求めている場合にのみにして、しかも控えめに行うようにしましょう

管理不能なことにとらわれすぎない

結果はコントロールできません。良かれと思って行動した結果が必ずしも成功するとは限りません結果が悪かったとしても、相手を思いやる気持ちは大切にしましょう。善意でやったこと自体に価値があります

また、相手の受け取り方もコントロールできません。つまり、相手の受け取り方は千差万別です。たとえ善意のことでも、タイミングや相手の気分・状況で伝わり方が変わることもあります

「自分は悪くない」とまず認め、自分を労ってあげましょう

良かれと思って善意で行動することは素晴らしいことですが、それが裏目に出ないように、常に相手の状況を理解し、多様な視点を持つことが大切です。

否定する側の対策

今回の記事のタイトルからすると、重要なのはこちらの「善意を否定する側」のほうです。

しかし、こちらの内容は単純です。
対策は、相手への敬意などを意識することです。いつの間にか否定しているとしたら、相手への敬意などが枯渇している証拠です。つまりそれは謙虚な対応ではありません

相手の背景にある事情や労をねぎらい、相手の価値観を尊重します。そして相手へ敬意をもち、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えます

否定したい気持ちもあるでしょうが、それは相手への敬意などがあれば相殺できるはずです。
ここでもし無理に否定したら、相手は 「良かれと思ってやったけど、否定されるのは悲しい」などのネガティブな思いを抱くはずです。相手への敬意などがあれば、否定することを強行する気にはならなくなります。

今回はせっかくの善意の行動を否定で返されることについて見ていきました。

善意の行動をする側、否定する側のどちらも押さえておいてほしいポイントがありましたね。

今回もありがとうございました。