みなさん、こんにちは。
今回は内輪ノリのこと、グループチャットのこと、特定のメンバーどうしでつるんでいること、タメ口での話の内容をまとめて振り返っていきます。
それでは、よろしくお願いします。
特定のメンバーだけ知ってる
例えば10人が参加している飲み会があったとします。
そのうち、特定の3人が飲み会の参加メンバー(1人)のためにサプライズで誕生日ケーキを用意して「●●ちゃん、誕生日おめでとー」とやったとします。店側と打ち合わせをしてサプライズの演出もしてもらうこともありますね。

何とも仲間思いの微笑ましい光景・・・のように見えますが、よく考えてみてください。
10人の参加者のうち、サプライズを起こした特定の3人と、誕生日で祝ってもらえた1人はいいとして、残り6人の参加者はどうでしょうか?
え?何のこと?ぽかーん・・
となってしまいますよね。

誕生日を祝うことやケーキを出すことなんて一切聞かされていません。
この6人はまさに置いてきぼり。完全にアウェー感が出ています。
また、「なんだよ!俺たちは蚊帳の外かよ!」という不快感をもたれてしまう可能性もあります。
この不快感が疎外感に変わると、「どうでもいいわ!」となってしまい、結果として「特定の3人+誕生日で祝ってもらえた1人」と「残り6人」で2つのグループに分かれてしまうのです。
そうなると10人まとめての一体感は出ませんよね。
「2つのグループに分かれる」というのは、コミュニティ全体で見ると「2つの派閥への分断」になります
ましてや「あ、今日はこのケーキ代もあるから、代金は飲み代プラス1000円ね」なんて言われたら、「はぁ?」となりますよね。
何も聞かされていないのに追加で1000円よこせと言われたら、それはおかしな話です。
不快感どころか、トラブルやクレームにもつながってしまいます。
グループチャットでも同じ
ここまでは10人の飲み会の例で見ていきましたが、グループチャットでも同じです。
例えば同じく10人のグループLINEがあるとしましょう。
このとき、4人の特定のメンバーだけは頻繁にタメ口で内輪ノリの投稿していて、その4人のメンバー間の会話をしています。
A:「あの仕事どうなったの?」
B:「あぁ、うまくいったよ。お前のおかげだよ。ありがとう」
A:「今度メシおごれよな(笑)」
B:「OK!なら週末に飲み会やろうぜ!」
C:「いいね!それ俺もいくよ」
D:「ごめん、俺その日は仕事で無理」
一方で他の6人はその内輪ノリの内容はわかりません。
え?何のこと?ぽかーん・・
となってしまいますよね。
そして、これまたアウェー感・疎外感を抱いてしまいますよね。

ましてやその特定のメンバーが、4人に対してはタメ口で内輪ノリの投稿をし、他の6人に対しては敬語で事務的な投稿になると、なんかモヤモヤしませんか?
例えば僕が「その他6人」のほうで、「何のことですか?」と聞いたとして、「あ、今度飲み会をやるのでサトシさんも来ますか?」と言われたらどうでしょう?
少なくとも、僕ならなんかモヤモヤします。
「ん?何のことかわからないから聞いたのに内容は隠すの?それで飲み会だけ来いって、飲み会ありきのサークルじゃないんだから」
このように思ってしまいます。
ましてや僕にだけは敬語で事務的な会話ですからね。
でもこれは僕だけではないと思います。大なり小なり、捉え方は様々なものがあるでしょうが、少なくとも「その他6人」のほうは置いてきぼり感を食らっています。
そのため、せっかくのグループLINEなのに、事実上は「主役の特定の4人」と「その他扱いの残り6人」で2つのグループに分かれてしまうのです。

おそらく、他の6人は「俺たちも仲間に入れろ」とか「俺たちも主役にさせろ」と言いたいわけではなく、「内輪ノリの話なら他所でやれ!」と言いたいのです。
内輪ノリの話をして盛り上がりたいならその4人だけのグループLINEを作り、そこで好きなだけ盛り上がればいいのです。
先ほどの飲み会の誘いもそうです。変に気を遣う人や事情を知らない人を無理に誘うくらいなら、事情を知っている4人だけで飲み会をして盛り上がったほうが楽しくなるでしょう。
内輪ノリは分断を招く
ここまで飲み会やグループチャットの例を出してきましたが、内輪ノリの話は特定のメンバー(今回の例なら4人)は盛り上がるものですが、それ以外のメンバー(残りの6人)に対してはアウェー感・疎外感を与え、排除させてしまうのです。
そのため、ここで2つのグループへの分断が生じてしまいます。
少なくとも、10人全体での一体化醸成はできません。
特定のメンバーはわざとやっているわけではないとしても、内輪ノリは事実上の参入障壁を作っているのです。
フジテレビのバラエティ番組が内輪ノリばかりで、視聴者がついてこれないから視聴率がとんでもなく低くなっているのも、テレビ越しに参入障壁を築いているからです。

タメ口も分断を招く
さて、ここまでその特定のメンバーはタメ口でしたね。もちろんこれはあくまで例なので、中にはつるんでいる特定のメンバー内でも敬語で話している場合もあるでしょうが、若い方だと仲良くなるほどタメ口で話やすくなります。
しかし、タメ口は学生のサークル的なノリで、診断士のコミュニティの会話スタイルとしてはふさわしくありません。
「いや、俺たちは元々同じグループでつながっていて、タメ口で話すと決めたんですよ」など、タメ口で話すことにした事情もあるのかもしれません。
しかし、それはタメ口で話さない「その他の人」には伝わりません。むしろ「タメ口と敬語」で余計にアウェー感・疎外感を抱き、不快感につながってしまいます。余計に「2つのグループ(派閥)」への分断につながってしまいます。
仲間に入りたいわけではない
このようなことを述べると、その「特定のメンバー」の人は
「それじゃあ、●●さんも入ってくればいいじゃないですか?大歓迎ですよ」
「いやいや、どんどん入ってきてください!」
などと言いたい気持ちが出てくるかもしれません。
しかし、それはアウェー感・疎外感を抱かせてしまっているその他の人の気持ちがわかっていません。
別に「仲間に入りたい」のではありません。仮に入ったところで内輪ノリの激しい会話をひたすら聞かされても困るだけです。
そうではなく、「グループ全体を見ろ」ということです。「ついていけていないメンバーを置いてきぼりにしていることに気付け!」ということが言いたいのです。
「あ、みなさんこれはこういう事情があったのです」などと補足の説明をすれば、置いてきぼりにされている「その他」のメンバーも内容がわかるため、アウェー感・疎外感や不快感を抱かなくなります。そうすれば、2つの派閥への分断など起きず、グループ全体の一体感醸成ができます。
今回は復習がてら、内輪ノリや特定のメンバーどうしでつるむこと、タメ口での会話について見ていきました。
今回もありがとうございました。