迷惑な乗客の心理

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みなさん、こんにちは。
今回は僕が出くわした迷惑な乗客の話をします。

それでは、今回もよろしくお願いします。

状況の説明

千葉の実家に帰省し、千葉県から東京に向かう総武快速線に乗っていたときの話です。

関東にお住いの方や関東出身の方なら、この電車だと言えばわかるかもしれません。

総武快速線は普段は15両編成なのですが、その電車は短い11両編成でした。

「短い11両って何やねん!」というツッコミは置いといて(笑)、ここで言いたいのは短い編成なので普段よりも混んでいるということです。

しかもその11両の電車は千葉の郊外の上総一ノ宮から出ているもので、千葉始発の総武快速線よりもさらに混んでいました。短い&郊外からということで、混雑する条件は最強レベルでした

僕は千葉駅から乗りました。千葉駅からはかなりの乗客が乗り込み、車内の席はあっという間に埋まりました。
そんな中、僕の目の前に座っていた人が荷物(大きな袋2つ)を隣の席にドンと置いていたのです。
そしてずっとスマホで電話をしていました

いわゆる「イカついオッサン」で、話しかけにくい雰囲気でした。
また、サングラスをかけて怖そうな雰囲気を出すと同時に、目元がわからないようにしていました。

芸能人で言うと、関西のレジェンド、やしきたかじんがサングラスをかけたような雰囲気でした。

ベストアルバムから写真をお借りしました

そして、座ろうとしてくる人がいると威圧的な雰囲気を出し、「荷物置いてんだよ!座りにくるんじゃねーよ!」という雰囲気を出していました

この時点で悪意のある人ですよね。わざとやっています。善意のある人なら座ろうとする人がいたら荷物をどかしますから。

これでは以前見た無言の圧力(これ自体は「べき」の当てはめであって謙虚とは言えませんが)をかけようとしても、空振りに終わりますし、下手をすると口論や暴力などトラブルにつながります。

結局、誰も座れませんでした。
そして、座ろうとして威圧された乗客が車掌に言ったのか、混雑している車内を掻き分けて車掌が来て、「お客様、携帯電話での通話はご遠慮ください。それから荷物は棚の上に置いていただけませんか?」と注意したところ、舌打ちをして立ち、車掌を睨みつけるようにしていました。そして次の駅で降りていきました。おそらく本来の目的地ではなく、後続の電車に乗ったと思います。

この乗客の心理

では、こういう迷惑な乗客の心理はどのようなものなのでしょうか?
ヒントは暴走族にあります。実はシチュエーションこそ違いますが、暴走族と同じような心理です。

これらの心理を把握することで、迷惑客の背景の事情を考慮し、労をねぎらうことができるようになります。そうすると「相手への敬意など」が出てくるため、迷惑客がいる中で謙虚さを維持できます

自己顕示欲・承認欲求

周囲の注目を集めたい、自分の存在をアピールしたいという欲求が強い傾向があります。暴走族の暴走行為、音楽を音量全開で流している車の運転手がその例ですが、今回の迷惑客の心理にもこれがあります。

言い方を変えると、普段は注目されていない、自分の存在が知られていないということであり、その不満が今回の迷惑行為につながったと考えられます。

自己中心的行動

暴走族はまさに自己中心的で他人の迷惑を考えない性格ですよね。

そもそも、暴走族に他人の迷惑を考える性格があるなら暴走行為なんてしません。他人の迷惑を考える価値観が元からないか、あっても意図的に切っていることが考えられます。

非日常体験への渇望

日常生活の退屈さや閉塞感から逃れ、スリルや刺激を求めて暴走行為に及ぶことがあります。修学旅行や遠足でも、クラスの問題児(いわゆる悪ガキ)がトラブルを起こしてしまうことってありますよね。

その方の荷物の中を見たわけではありませんが、外房の海岸で海水浴をしてきたような荷物でした。海水浴は非日常ですから、その延長で迷惑行為をしてスリルを求めていたのかもしれません

快楽・興奮

暴走行為による高揚感や興奮が、快楽として感じられることがあります。

回の迷惑客もあえて迷惑行為をして他の乗客から注目されることが快感だったのかもしれません

反発心

暴走族と言えば反発心ですね。社会に不満や反発心が、暴走行為という形で現れることがあります。
また、社会的な格差などが、暴走族への加入を促す要因となることもあります。
今回の迷惑客も社会的に恵まれておらず、社会に不満があったのかもしれません。

だからこそ、その人には注意や無言のアピールではなく、その人の背景の事情を考慮し、労をねぎらうことが必要と言えます。

未熟な自我

精神的に未熟な段階で、自己を確立しようと焦るあまり、暴走行為に走るケースもあります。

今回の迷惑客も、年齢的にはオッサンでしたが、精神的には自我が未熟だったのかもしれません。

ストレス

これは暴走族に限らず普通の人でも言えることです。

ストレスを抱えていると些細なことにもイライラしやすくなり、周囲への配慮が欠如してしまうことがあります。また、ストレス解消のために迷惑行為をしてしまうのです。

これらの結果、承認欲求が暴走した

これらの心理から、自分を見てほしい、かまってほしい、目立ちたい、凄い奴だとアピールしたいなど、承認欲求の暴走につながったのだと思います。

その迷惑客の様子からして、周囲への配慮が欠如しているとか状況把握能力が低いというより、状況は把握しているけど悪意をもってわざと周囲への配慮をしていないようでした。
つまり、自分の行動が他人に与える影響を意識できているけど、自分勝手な理由から行動を改めようとしないことが考えられます。

一応、この可能性もある

心理的な距離感が狭い可能性があります。つまりパーソナルスペースですね。
電車内という公共空間において、パーソナルスペースが広い人(浸食してほしくない範囲が広い人)は隣に人が座ることを極端に嫌います
そのため、あえて荷物を置いてブロックしているのかもしれません。

これは今回の迷惑客に限らず、普通の人でも通路側や隣の席に荷物を置いたりしてブロックしていることがありますよね。

しかし、他に空席がないのに頑なにブロックし続けるのは、やはり周囲への配慮ができない人、自分勝手な人と思われてしまいます

今回は僕が実際に出くわした迷惑な乗客の心理を見ていきました。

今回もありがとうございました。