みなさん、こんにちは。
今回からは診断士に必要な3つの態度である「ポジティブ・楽しい・謙虚」のうちの最後の態度、「謙虚」について見ていきます。
と言っても、今回はまだ「謙虚」の本丸には入っていきません。その前段階の話になります。
それでは、よろしくお願いします。
謙虚さは身につけるハードルが高い
実は、「ポジティブ・楽しい・謙虚」のうち、手前2つの「ポジティブ・楽しい」を満たしている人ならそれなりにいます。
しかし、最後の「謙虚」を満たしていないと、ポジティブで楽しい接し方の効果は半減どころか1/10くらいになってしまいます。いくらポジティブに楽しく接していても、謙虚さがないと人脈・ネットワークや仕事にはつながりません。
ところが、この「謙虚」は思っているよりも身につけるのが難しいです。
「ポジティブ・楽しい」は、満たすためのハードルは比較的低いです。ある程度強引にやっていくこともできますし、それを繰り返すことで潜在意識が「ポジティブ・楽しい」に染まっていきます。
しかし、最後の「謙虚」は、満たすためのハードルが高いです。簡単には身につきません。
僕もまだまだです。調子に乗っているときにマナーのミスや謙虚さをなくした行動をして怒られることがあります。
なぜハードルが高いかというと、「謙虚」には前提となるスキルが必要だからです。
それが「相手への敬意など」です。つまり、相手への敬意、感謝、尊重(意見や価値観の違いを受け入れる)、相手の労をねぎらう気持ちです。これがないと謙虚な態度は絶対に身につきません。
なお、敬意などはコミュニケーションの相手についてもっていくものですが、理想は全く話すこともない、街中や電車の中などにいる「見ず知らずの他人」に対してももっていきたいです。僕の場合、これがまだそこまでないから、調子に乗ると謙虚さを欠いた行動に出てしまうのかもしれません。

知り合いに敬意などをもつのは当たり前。
電車の中やカフェにいる迷惑そうな人に対しても敬意などをもてますか?
それができるならあなたはかなりの強者!!
「相手への敬意など」の具体的内容
相手への敬意などには「相手への敬意、感謝の気持ち、尊重、相手の労をねぎらう、相手の背景の事情の考慮」があります。
それぞれ具体的にはこのようなことを言います。
- 敬意:どんな人でもどこかでは役に立っています。どんな人にでも強みはあってその強みをどこかで活かしています。だからこそ、尊敬する余地があります
- 感謝の気持ち:強みを活かしているところでは、感謝できる余地があります
- 尊重:人々は助け合いで生きています。だから自分の価値観や意見と真逆だとしても相手の価値観や意見を尊重しましょう(不快なことをしてきた人に対しても、その価値観を尊重しましょう)
- 労をねぎらう:人々は助け合いで生きています。だから相手の労をねぎらいましょう
- 相手の背景の事情の考慮:不快なことが起きた場合、相手には何か事情があるのかもしれません。背景にある事情を意識してみましょう

次回以降、背景の事情を考慮からスタートし、各スキルについて解説していきます
相手への敬意などがあるかで差がつく
相手への敬意など(敬意、感謝、尊重、労をねぎらう気持ち、背景の事情の考慮)と謙虚さがあるかないかで、診断士としてのキャリアは大きく変わると思っていただいていいです。
相手に敬意や感謝の気持ち、労をねぎらう気持ちをもって接することができるなら、相手に対してマウント取りや「自分のほうが上だ」という意識は出てきません。高圧的で非常識な振る舞いもありませんし、上から目線になることもありません。だから多くの人から信頼され、頼りにされます。仕事も来やすいです。
一方、相手への敬意などがない方は、例えばハラスメント的なことを言いやすくなります。そうすると心理的安全性が脅かされるので警戒され、たとえ組織のリーダーや権力者だとしても、人が離れていきます。人望がないので仕事ももらえません。
繰り返しますが、敬意、感謝、尊重、相手の労をねぎらう、相手の背景の事情を考慮することの5つができ、謙虚さをもっていれば、診断士としてかなりの差別化ができます。
なお、最初のうちは相手への敬意などや謙虚さがあっても、どこかのタイミングでそれらがなくなってしまう方がいます。その場合も、なくなってからは一気にキャリアが悪化します。
今回は謙虚さの前提スキルである「相手への敬意など」を見ていきました。
明日はその中の「背景の事情の考慮」について詳しく見ていきます。
今回もありがとうございました。