みなさん、こんにちは。
今回は電車の中でよく見かける場面について見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
通勤電車あるある
みなさんも電車に乗っていて、たまにいませんでしょうか?
車内でキョロキョロ席を見ながら、ようやく空いている席を1つ見つけて、「お前座れよ」、「いやいや、お前こそ」みたいにしている2人組って。
場合によっては、「あぁ・・2人で座りたいのになぁ」みたいな雰囲気を出しているときもありますよね。
夫婦やカップルの場合もありますし、友達どうしや会社の人どうしの場合もあります。
今回の話は、隣にずれれば2人座れる場合は除きます。「空●空」のようなケースですね(●はあなた)。その場合はずれたほうがいいです。
ここから見ていくのは、隣は空いているけどずれても2人座れない場面です。「座空●座」みたいなケースです。
また、3人組でも2席連続で空いていると「お前座れよ」、「いやいや、お前こそ」みたいになります。「座空空●座」のようなケースですね。

そんなとき、残りの1人が立っているから、仕方なしに隣の人が立って席を譲っている風景って見たことないですか?
おそらく、どんな方でも1回か2回は見たことがあると思います。地方だとなかなかこういう場面では座ろうとしませんが、都会に行けばこのような風景はどこかしらにはあります。
僕の場合は仕事や勉強も電車の中でやるので、このような風景は日常茶飯事です。
あれって座っている側からすると落ち着かないんですよね。
「譲ってほしいの?」と思ってしまい、気が弱い方や優しい方が立って席を譲ってしまう。そして譲ってもらった側は「いやいや」とやっているけど結局は譲ってもらう、というパターンです。
落ち着かない理由
座っている側からすると落ち着かないのは、きちんと理由があります。
「譲らないと気まずい」の正体は、感情の同調圧力です。
ルールで決まっているわけではないけど、暗黙の了解や「空気を読む」を求められている気がしてしまうのです。
「感情の」というのは、例えば「かわいそう、譲らないと申し訳ない、空気を壊している気がする」などの感情です。この感情を介しての同調圧力をかけられているのです。
「かけられている」と言うとおかしいかもしれませんね。もちろん、相手の2人組からするとそんな同調圧力をかけていないです。しかし、座っているほうがそう思ってしまうのです。
席をずれれば解決できるケース(「空●空」のようなケース)もそういう同調圧力をかけられています。だから席をずれるのです。
ちなみに、僕が2人組の場合なら、もう1人の人にも説明してすぐに席を諦めます。同調圧力を出すのは絶対にやらないです。座っている方に失礼だからです
グループの心理
次に2人組(3人組)の心境について見ていきます。
この2人組は、よほどの常識外れの人や傲慢な人でない限り、「どけよ」とか「譲れ」と直接言うことはありません。
2人組の心境としてよくあるのは、
「せっかく一緒にいるんだから並んで座りたい。誰かどいてくれたら助かるな…。でも声をかけるほどでもないし…」
というものです。
ここで重要なのは、この2人組はそれが「自分たちの都合」だとわかっていること。強引に「どけ」と言えば自分勝手であるとわかっています。
だから、「ハッキリとは言わない。でも空気は出す」という中途半端な態度になりがちです。
これは期待と遠慮が混ざった状態であって、正当な要求ではありません。
しかし、それが席に座っている側からすると「モゴモゴしていてハッキリしろよ」という態度に見え、「我々の思いに同調しろ」という同調圧力を出されているように感じるのです。
こちら側の気持ちと対処法
ここからは座っている側です。こんなときの気持ちの持ちようと対処法について見ていきます。
気持ちの持ちよう
まず、あなたが譲らないといけないものではありません。その同調圧力に「応える義務」はありません。
通勤電車は自由席です。自由席なら座席は先着順です。優先座席でもないなら、空いている席は誰のものでもありません。「どくのがマナーだ」とか「空気を読んで」などと言われる筋合いもなく、すでに座っている人が譲る義務もありません。
「2人で座りたい」は理由になりません。座っている人が譲らなくても、ルールを破っていませんし、場を乱していないし、誰かに迷惑をかけているわけでもありません。譲ったら100点、譲らないなら0点ではなく、どかなくても100点です。
「相手の思いは理解できるが、それを叶える責任は自分にはない」でいいです。
これは別に、「譲らない=冷たい人」にはなりません。罪悪感を持ちやすいポイントですが、譲る行為はあくまで親切、善意であって、マナーや義務ではありません。
だから、「譲らないのは失礼、マナー違反、冷たい」ではありません。
こちらは空気を読まなかったわけでも冷たかったわけでもなく、ただ「公共空間のルール通り」行動しているだけです。
仮に譲りたくなったら譲ればいいだけで、相手が空気で押し切る権利はありません。
譲りたいなら譲ればいいですし、そうでないのなら無理に譲る必要はありません。
譲る場合も、「同調圧力に負けたから相手の希望を叶えた」ではなく、自分の判断として動くのがいいです。これが一番スッとします
ちなみに、高齢者・妊婦・障害者・体調不良が明らかな人など、優先座席なら譲ってもらえる人でも、優先座席以外ではその権利を主張して「どけよ」と言えるものではありません。
座りたいなら優先座席に行けばいいのであって、優先座席以外では権利の濫用になります。
対処法
対処法としては、下を向くのがいいです。
例えばスマホの画面を見る、本を読む、電車の床を見るなどです。
視界に入らなければ気にならなくなります。
仮に「お前座れよ」、「いやいや、お前こそ」と声を出して譲り合っているなら、イヤホンをつけて音楽や動画を流しましょう。そうすれば声も気にならなくなります。
何も言わなくていいです。視線も下を向いたまま動かさない。そしていつも通り座るだけです。
新幹線や特急の自由席の場合
ちなみに、新幹線や特急の自由席の場合ならどうでしょう?
新幹線・特急の自由席は、先ほどの「通勤電車」とはルールも期待値も一段変わります。

結論から言うと、新幹線や特急の自由席でも「2人で座りたい」は希望であって、権利ではありません。こちらも先着順であり、他人が譲らないといけない義務はありません。
ただし通勤電車よりは「譲る判断が入りやすい場面」は増えます。
と言うのも、新幹線や特急の自由席は、優先座席がありませんし、乗車時間が長いのも特徴です。旅行・出張など「非日常感」を期待しやすいですし、「クロスシート」と言って座席が「並び」であることの意味が大きいです。
だから新幹線や特急の座席の場合、2人組は「一緒に座れるのが普通だよね?」という期待値を持ちやすいです。
しかし、何度も言うようにそれはあくまで「期待」であって、座っている側がどくルールはありません。
通勤電車のケースと同じですが、どちらでも共通なのは、「席に座っている人が悪いわけではない」ということです。座り続ける選択をしても、それは冷たさではなく、正当な権利行使です。
強いて言うなら新幹線や特急には優先座席がないので、高齢者・妊婦・障害者・体調不良が明らかな人など、優先座席なら譲ってもらえる人には譲ることを考えてもいいかもしれません。
その場合でも、車掌が通りかかったときに一声かけると、車掌が気を遣って空いている席を確保してくれますので、座っている人がどかないといけないことはありません。
でも、そういう客こそ指定席を選ぶものであって、自由席で他人の善意に期待するのはそれこそマナー違反と言えます。よく年末年始などの多客期にSNSなどで問題提起されていますよね。通勤電車と違って「指定席を取る」という回避策が最初から存在しているのですから。
こういうときこそ、価値発見のチャンス!
今回のケース、ほめ達の力を使うこともできます。
こちらに関しては、次回に「見知らぬ人の価値発見宝探し」という題目で見ていきたいと思います。今回のような目の前の1席を譲り合っている2人組に限らず、隣の席の人、目の前や横に立っている人すべてを含んだ「見知らぬ人」の価値を発見するやり方をご紹介します。
今回は、席を譲るかどうかについて見ていきました。
今回もありがとうございました。