価値観の全否定をしない

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みなさん、こんにちは。

最近、僕の知り合いで離婚した人がいました。
原因は口論になったときに相手から言われたことが、価値観の全否定につながったことだそうです(そこから先の原因もありますが、そこは省略します)。

他にも別の人ですが、上司からパワハラを受けて精神的に病んでしまった方もいます。価値観を全否定され、抑うつ状態になって会社は退職。現在も精神科に通いながら療養中です。

今回はそんな被害者を出してしまった「価値観の全否定」について見ていきます。

以前にもこのような記事を出しましたので、こちらも合わせてご覧いただけたら幸いです。

それでは、今回もよろしくお願いします。

こんな経験、ありませんか?

口論になった場合や、気に入らないことをされた場合、ストレスがたまっている場合に、つい勢い余って強く言ってしまい(言われて)価値観の全否定をした(された)ことはありませんか?

これは先ほどの離婚した知り合いのような夫婦の関係、パワハラを受けた知り合いのような上司と部下の関係の他、先輩と後輩の関係、友達関係など、それなりのつながりがある関係性の場合に起こり得ることです。

具体的には、「前から気に入らないと思っていた」とか「前々から言おうと思ってたけど」から始まり、「もうお前とは縁を切る」とか「そんな人だったとは知らなかった。さようなら」などと言ってしまった(言われた)経験があるかもしれません

これに思い当たる節がある場合、その相手との関係性は切れてしまった、もしくは切れてはいないけどかなり関係性が弱くなってしまったと思います。

価値観や意見を肯定してほしい

人間は自分の価値観や意見を受け入れてくれる、共感してくれることを求めています。承認欲求の一つで、「自分がやったことは正しい、間違っていない」と肯定してくれる人がいると安心できるのです。

たとえ他人からすると不適切なものだとしても、当人なりの正しさをもってその価値観や意見があるのです。
以前、「迷惑行為やマナー違反は悪意をもってやっているわけではない」ということを述べたと思います。これも本人なりの正しさがあることが根拠になっています。本人は正しいと思っているからこその行動なのです

背景の事情を理解する

確かに、先ほどの離婚した知り合いやパワハラで療養中の知り合いも、元はその人がおかしなことをしたことが原因かと思います。帰ってくるのがいつも遅いとか、仕事でミスばかりするとかですね。

しかし、わざと遅く帰ってくるとか、わざとミスをしているわけではないと思います。本人なりに少しでも早く帰ろう、少しでもミスをなくそうと一生懸命やっていると思われます

そんな状況で「帰ってくるのが遅い」とか「ミスばかりだ」と言われたら、相手の思いや努力を否定していることになります

もちろん、帰ってくるのが遅いことやミスが多いことでカッとなってしまうこともあると思います。少しは何とかしろよと思いたくもなるでしょう。

しかし、そんな相手の思いや努力は汲んであげてください帰ってくるのが遅くても、仕事でミスをしても、価値観を肯定してあげてください。相手の承認欲求を満たしてあげてください
そうしないと「前から言おうと思っていたけど」から始まる価値観の全否定につながってしまいます。

「いやいや、なんでこっちが相手の思いや努力を汲む必要があるんだ!?悪いことを肯定するのはおかしいだろ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は上記のように「その価値観には本人なりの正しさがある」ということを思い出してみてください。

言い訳してももう遅い

価値観の全否定をする方は、キレる沸点が低いことが特徴です。ちょっとしたことでキレてしまい、大きなことがあると怒りが大爆発してその勢いで価値観の全否定をしてしまいます

たとえ不機嫌であるとか、仕事が切羽詰まって余裕がなかったという事情があったとしても、相手からしたら関係ありませんし、相手は価値観の全否定をされて激しく傷ついている状況でそんな事情なんて考えられる余裕はありません

離婚した知り合いや退職した知り合いのように、一発レッドカードで関係性を切られてしまいます良くて「泣きの1回」が許されるイエローカードで、関係性は極端に弱くなってしまいます(いつ関係性を切られてもおかしくないです)

もちろん、後になって「やっぱり大切だよ」などとフォローしても遅いです。もう関係性は壊れているか、壊れる寸前です。

仮にその人が恩人で自分の人生に大きく影響を与えてくれた人でも、何かの拍子で価値観の全否定をしてきたらもう関係性は終わりです。いつ関係性を切られても文句は言えません

自分の価値観に合わないことをされるとカッとなってしまう方は特に注意です。パワハラをする人はこういうタイプの人が多いです。また、これは男性に限らず女性でも同様です。

こういう人は「自分の価値観や意見が絶対。異なる価値観や意見は認めない」という価値観をもっています。もちろんその人なりの正しさがあるのでその価値観はあってもいいのですが、他人に押し付けてトラブルにつなげるのはよろしくありません。トラブルにつながるとさらに価値観の全否定をしたくなってしまいます。そうなると先ほどの離婚や退職をした知り合いのようになってしまいます。

価値観の全否定をしてくる人は、もちろん謙虚な態度なんてありません。

イラっとしたときこそ一旦間を置く

価値観の全否定をしそうな方は、イライラしたときには一旦時間を置きましょう。そして、パーソナルスペースが広く確保できるところに行き、心を落ち着かせてください

一旦落ち着くことで、前から言おうとしていたことを言う気がなくなりますし、相手の価値観や思いを否定することもなくなります。

今回は価値観の全否定について見ていきました。

価値観の全否定は診断士のキャリアとしては致命的なので、やらないようにしていきましょう。

今回もありがとうございました。