診断士がメンタルを壊すタイミング

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みなさん、こんにちは。

突然ですが、僕は診断士になって1年目の7月から10月の頭にかけてメンタルを壊したことがあります

今回はそんな僕のような診断士に訪れる「メンタルを壊すタイミング」について見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。

診断士としての仕事の加速はマニュアル車と同じ

メンタルを壊す具体的なタイミングを見ていく前に、診断士としての仕事の進め具合について車の加速に例えられることについて見ていきます。

もはや積極的に免許を取る人はいないと言われているマニュアル車ですが、マニュアル車には1速から5速(場合によっては6速)があります。マニュアル車は速度や場面によってギアを切り替える必要がありますが、診断士としての仕事の進め具合はこのマニュアル車の動かし方と同じようなもので、メンタルの負荷はエンジンの負荷と同じようなものなのです

参考までに、各ギアはこのようになっています。

1速:0〜10 km/h
発進、坂道発進、超低速走行
診断士なら1年目の前半。診断士としての収入は小遣い程度

2速:10〜20 km/h
低速走行、右左折、混雑路
診断士なら1年目の後半から2年目の前半。中くらいの報酬の案件を獲得できるレベル

3速:20〜40 km/h
市街地走行、加速中
診断士なら2年目の後半から3年目。大きな報酬の案件を獲得できるレベル

4速:40〜60 km/h
流れの良い市街地、郊外道路
診断士なら4年目以降もしくは独立したタイミング。診断士として何とか生活できるレベル

5速:60〜100 km/h
高速巡航、バイパス、国道など
診断士なら独立して軌道に乗ってから。年収1,000万円以上の診断士

6速(ある場合):80 km/h以上〜
高速道路での燃費重視クルージング
年収2,000万円以上の診断士

では、これを踏まえて診断士がメンタルを壊す可能性のあるタイミングを見ていきましょう。

診断士になりたてのタイミング(1年目の前半)

まずはこれですね。急激な環境変化がもたらされたタイミングです。大学進学で一人暮らしを始めたタイミングや、就職をして新社会人になったタイミングでも起こりますよね。

時期の目安としては、診断士1年目の5月から9月頃です。僕もここでメンタルを壊しました。

上記の車の例で言うと、1速から3速にギア飛ばしをするようなものです。「早く勢いに乗らなきゃ、診断士ならこれくらいやらないといけないだろ」と勝手に解釈してしまい、慣れていないのに心身に過度な負荷をかけてしまいます

診断士としてのスタートなので、最初はみんな1速で動いています。慣れるまではノロノロ運転です。
そして慣れてきたら少しずつ増やしていきます。しかし、真面目な人や何でもかんでも手をつけてしまう人は、診断士の仕事を難しく捉えてしまうことや、仕事を受けすぎてしまうことで、心身の負荷が大きくなってしまいます

慣れていない段階で急にスピードを出したら、エンジンに負荷がかかってしまうのは当然です。
マニュアル車でも、1速から2速をすっ飛ばして3速に入れると、エンジンに負荷がかかってしまい、回転数が急激に下がってしまいます。そうするとかえって加速がもたつき、スピードが出ません。そうなればライバル(の車)にどんどん抜かれてしまいます。

3速は1速や2速よりギア比が低いため、エンジン回転数が十分に上がっていないと、加速が遅くなったり、エンストしやすくなります。
つまり、1速で目いっぱい引っ張って3速に入れると、エンジンの回転数はガクンと落ちてしまいます。そのせいで加速がもたついてしまいますし、エンストすることもあります。

2年目の前半

2年目は1年目のようにチヤホヤされなくなるため、急に診断士としての仕事やイベントの紹介が減ります
その現実や、1年目と2年目のギャップの大きさから診断士としての自信やモチベーションを失ってしまい、メンタルを崩してしまう人もいます

車の例で言うと、2速でずっとふかし続けているようなものです。エンジンという名のメンタルに大きく負担がかかり、メンタルを崩してしまいます

2年目の診断士なら1年目と異なり、「受験生支援」の仕事はほぼ来ません。そのため、コンサルティングや講師業、補助金業務など「診断士としての仕事」にシフトしていかないと、1年目にチヤホヤされていた頃とのギャップで診断士としての自信やモチベーションを失ってしまいます

診断士の仕事の壁にぶち当たったとき

これは人によりますし、仕事の内容にもよりますが、「中小企業診断士として」仕事の壁にぶつかることがあります

例えばコンサルティングが失敗続きで自分には合っていないように思える、クライアントから厳しいクレームを言われた、仕事が全く来ないなどですね。人によってはコミュニケーションや態度について理想と現実のギャップを抱いてしまうこともあるでしょう。

中身としては診断士2年目前半に近いです。モチベーションが下がるというもので、そちらよりギアがランクアップしています。

つまり、車の例で言うと2速や3速、4速でずっとふかし続けているようなものです。1つのギアに固定しているとエンジンに大きく負担がかかり、メンタルを崩してしまいます。

ただ、これとは別に、2速からいきなり4速にするなどのギア飛ばしのパターンもあります。例えば明らかに自分の実力に見合っていないものを、その場の勢いや間違った積極性によって引き受けてしまうと、当然ですが成果物は質の悪いものになります。そうなるとクライアントの不満やクレームにつながります

確かに積極性を見せることは大事ですが、それは「正しい積極性の範囲内のもの」です。明らかに実力に見合っていないものを引き受けてしまうと、短期的には積極性が評価されるかもしれませんが、長期的に見ると質の悪い仕事による悪評で診断士としての仕事の幅を狭めてしまいます

独立したて

独立をすると大きく環境が変わるため、メンタルを崩しやすくなります

中身としては最初の診断士になりたてのタイミングと同じで、それのギアがランクアップしただけです。

車の例で言うと、3速から4速をすっ飛ばして5速に入れるようなものです。こちらもエンジンに負荷がかかってしまい、回転数が急激に下がってしまいます。つまり、「独立したのだからこれくらいの仕事はこなさないといけない」と思ってしまい、メンタルに負荷がかかってメンタルを崩してしまいます

3速からいきなり5速に入れることについては、状況によっては問題なく使えますが、注意が必要です。
速度が十分に出ている、エンジン回転数が下がりすぎないという条件を満たしているなら、燃費向上のために意図的に使うテクニックとして有効です。
しかし、速度が足りないときや加速中でエンジンの力をまだ必要としているときにそれをやると、エンジンに負荷がかかって加速が鈍くなり、失速もしやすくなります。

だからこそ、時には甘えてもいい

このように、診断士としての仕事の進め方やメンタルの負荷はマニュアル車のギアに例えられます。
マニュアル車でもエンジンに負荷をかけたりエンストさせたりしたらいけないことと同じで、診断士としての仕事の進め方もメンタルに負荷をかけず、メンタルを崩さないようにすることが求められます

環境変化が起きたとしても、一気にギアを上げるのではなく、少し上げていきましょう。ギア飛ばしはエンジンという名のメンタルに負荷がかかります。

また、しんどくなったらアクセルを緩めましょう仕事量を減らしたっていいんです。そうすると1段低いギアで走れるようになります。それならメンタルへの負荷は少ないはずです。
しんどくなったら先輩に甘えていいです。同期の人に投げてもいいです。それであなたのメンタルの負荷は少なくなるはずです。普段からあなたのコミュニケーションがうまくいっていれば、先輩や同期の人はそういう甘えを受け入れてくれます。そして後でお礼と感謝の言葉を送ればOKです。

今回は診断士としての仕事の進め方やメンタルの負荷をマニュアル車に例えて説明いたしました。

今回もありがとうございました。