自然と挨拶や感謝の気持ちが出てきますか?

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みなさん、こんにちは。

今回はみなさんの「相手への敬意など」を試す記事になっています。

それでは、今回もよろしくお願いします。

そもそも、挨拶や感謝はしていますか?

例えばイベントに参加して、その後に主催者や交流した人に挨拶や感謝のメール(LINEや Facebookを交換した場合はチャットへのメッセージ)は送っていますでしょうか?

別にマナー本やメッセージのテンプレート集にあるような堅苦しい表現でなくても構いません(そういう堅苦しい表現で送るとむしろ相手に警戒されたり距離を置かれたりしてしまいます)。学生レベルや若手社会人レベルの表現力でもいいのです。「イベントの運営お疲れ様でした」とか「今日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」などでいいのです

僕もビジネスメール以外では学生レベルや若手社会人レベルの表現力で挨拶や感謝のメッセージを送っています

話を戻しまして、このような挨拶や感謝のメール・チャットを送っていらっしゃいますか?

一応ね。送るのがマナーだから

はい、素晴らしいです。
挨拶や感謝の気持ちを送ることで相手の印象も良くなりますし、こちらを認知してもらいやすくなります。

しかし、惜しいのが一点!

「マナーだから」とか「決まりだから」とか「送らないと後で怒られるかもしれないから」ではなく、「自分が送りたいから」になるとなお良しです

このように自然と自分から「送りたいから」になって送ると、相手への敬意や労をねぎらう気持ちが入ってきますから、挨拶や感謝のメッセージがさらに好印象のものになります。これはマナー本やメッセージのテンプレート集にある表現では表せられないものです

能動的に送ろう!

「マナーだから」や「決まりだから」や「送らないと後で怒られるかもしれないから」だと受け身(受動的)です。一方、「自分が送りたいから」は能動的です

能動的に挨拶や感謝ができるようになると、いわゆる「かわいがられ力」がついて周囲の人から応援されやすくなります。もちろん人脈・ネットワーク構築につながり、関係性も深まり、仕事やイベントの誘いも入りやすくなります

また、受動的に送っているか、能動的に送っているかで、相手への敬意や労をねぎらう意識の量や質も異なってきます受動的に送る場合は相手への敬意などが全くなくてもできますが、能動的に送る場合は相手への敬意などが相当ないとできません

見せかけですか?真のものですか?

企業経営理論で「見せかけのロイヤルティ」と「真のロイヤルティ」って見ていったと思います。
「言わなきゃいけないから」とか、無理に思っているとしたら、それはまだ「見せかけ」です。自然に思うようになれば「真のもの」です

はい、ここまでの内容を読んできた方ならもうお分かりですね。
前者は受け身(受動的)、後者は能動的です

様々な場面で違いが出る

この受動的と能動的の差が出る場面は挨拶や感謝だけではありません。
例えば会社に取引先の人が来た場合、お茶を出すと思います。でもそれって風習でやっているだけであって、何も取引先の人から「お茶ください」と言われているわけではありませんよね?

もしこの内容に「そうだそうだ」と思ったとしたら、あなたは受け身でお茶を出しています
能動的にお茶を出す人なら「そういうわけではないんだけどなぁ」と思います

こういうところでも受動的と能動的の差が出てきます
能動的にお茶を出すことができれば、相手もあなた自身やあなたの会社に好印象をもつでしょう

共感もそうですよね。「コミュニケーションの秘訣でよく言われるから」共感しているのではないでしょうか?

これも「そうだそうだ」と思っているなら、受け身で共感しているだけです
もちろん慣れるまではそれでいいですが、相手への敬意などがあれば自分から進んで共感しようと思います。何の魂胆もなく自然と共感しているのです。こうなると能動的に共感できていることになり、共感の効果もさらに高まります

下心があるなら受動的

さて、「決まりだから」とか「マナーだから」という思い以外に、下心も受動的か能動的かの違いに影響を与えます。
つまり、見返り目的で言っているとしたら、それはまだ受け身です。相手からの見返りがあってはじめて意味をなすのですから。
能動的に言える人は、言った段階で意味をなします。なので相手からの見返りがあってもなくても関係ないのです

例えば、僕は過去に受けていたある講座において、講師の講義が終わったタイミングや次の年度の講座が終わったタイミングで、講師や運営の方には「お疲れ様でした」と挨拶のメッセージを送っています
これを見返り目的で送っていたら受動的です。講師や運営の方からの見返り(人脈・ネットワークの強化や仕事の獲得など)がないと意味をなさないのですから。
しかし、僕はそんな意図はありません。なぜならただ相手の労をねぎらいたいからです。これが「能動的」です。能動的だから自然と挨拶や感謝の気持ちが出てきます

これが結果的に人脈・ネットワークの強化や仕事の獲得などにつながっています。他の受講生から聞いたところ、僕にもたらされている効果は他の受講生よりも大きいようです。

能動的に言っているからこそ、狙ってやっている人(受動的に言っている人)よりも相手の印象が良くなり、相手から自然と来るのです

今回は自然に挨拶や感謝の言葉が言えることについて見ていきました。

受動的ではなく能動的に、下心なしに自然と言えるようになると、相手の印象はさらに良くなります

今回もありがとうございました。