みなさん、こんにちは。
これまで、僕のブログでは診断士の三大態度(ポジティブ・楽しい・謙虚)と相手への敬意などのことを繰り返し述べてきました。
今回はそれらに次ぐ重要な態度を見ていきます。
それでは、よろしくお願いします。
素直な態度
診断士の三大態度(ポジティブ・楽しい・謙虚)と相手への敬意などはもう聞き飽きましたよね(笑)
僕をもうある程度マスターできた方もいらっしゃるかもしれません。
では、そろそろ次なるレベルにステップアップしてみたいと思いませんか?
そこで今回見ていくのが、診断士の三大態度(ポジティブ・楽しい・謙虚)と相手への敬意などの次点にあたる「素直」です。
ちなみにその次は「積極性」です。もちろん間違った積極性のほうではなく正しい積極性のほうです。こちらは以前述べていますので、改めての説明は不要かと思います。
素直な人が2次試験に合格する
診断士の2次試験でも、超難関大卒の元から頭の良い人はもちろん一発や短期間での合格をしていましたが、それ以外でも講師や合格者からのアドバイスを素直に取り入れる人は短期間での合格をしています。
逆に、あれこれ理屈をつけて講師や合格者のアドバイスを取り入れない人はなかなか合格できません。
僕は講師業もしているので、受験生と話す機会が定期的にあります。また、診断士1年目の年はタキプロの勉強会でも合格者として受験生と話す機会がありました。
やはり、こちらのアドバイスや提案に対して「はい!わかりました!ありがとうございます」と言ってくる受験生はすぐに合格している傾向が強いです。
例えば2025年度に一発合格道場やタキプロ(16期)で活動しているダイキさんは、僕が2024年度にタキプロの勉強会で合格者の立場で相手をした受験生でした。大阪のリアル勉強会に毎回参加していました。
ダイキさんは僕や他の合格者のアドバイスや提案に「はい!わかりました!」と言って、すぐに実践してくれました。
逆にアドバイスや提案をした後のが第一声「いや、」とか「けど」の人はなかなか合格できないです。これは素直さがないからです。
同じタキプロの勉強会でも、こういう受験生は多かったです。素直な受験生1人に対し、素直でない受験生が2人いたようなイメージですね。
ちなみに、僕も合格するまでは素直ではありませんでした。この後見ていくプライドの高さが邪魔してしまい、講師や合格者が言ったことを部分的には採用するのですが、素直になれず自己流にアレンジしていました。僕は合格まで9年かかりましたが、さすがに9年もやっていればそのアレンジが功を奏したのか、2023年度に合格することができました(しかしそれでも合格点ギリギリでした)。
素直でない受験生はこのように合格できても長期間要してしまいます。
素直な人はかわいがられる
さて、ここからは診断士に合格してからの話です。もちろん普段の仕事でも言えることです。
先輩や仕事相手としては、素直な人は好印象をもちます。
例えば先輩からのアドバイスは素直に受け取ることです。上記の講師や合格者からのアドバイスを素直に受け取る受験生もそうですよね。
やはり、先輩からすると、アドバイスに対して「はい!やってみます。ありがとうございます」と言ってくれて、実際にそれを実行した報告をもらうと嬉しいものです。それに加えて「先輩のおかげでうまくいきました。ありがとうございました」なんて言ってもらったらさらに嬉しいです。「こいつは見込みがある」とか「いいねー」と思うようになり、かわいがられる、応援されるようになります。
そうなると、先輩との関係性が強化され、仕事やイベントの紹介も得やすくなります。また、先輩がサポートしてくれる前提で「こういうイベントをやってみたら?」と提案をいただく機会もあります。
プライドの高さが垣間見えると不利
素直さを妨げる要素がプライドの高さです。言い方を変えると、プライドが高い人ほど素直ではありません。
逆に言えば、プライドの高さが緩和できてくると素直になれます。
僕は合格まで9年かかりました。それは上記のとおり講師や合格者のアドバイスをなかなか受け入れなかった(受け入れても他のアドバイスの内容と混ぜていた)ためです。しかし、診断士に合格してメンタルを強化して三大態度を身につけてからは、プライドの高さが緩和されたため、先輩のアドバイスは素直に受け入れてられるようになりました。
コンサルティングでも同様
素直さがあると有利なのは先輩だけでなく、コンサルティングで相手の社長や従業員を相手にするときにも同様です。
素直な人は相手の社長や従業員から意見や指摘が出たときに「はい!わかりました」と言えます。そうなると相手の満足度も上がり、リピートにつながりやすくなります。
プライドが高い人だとそれがあったときには不快感が出ます。あからさまに顔に出てしまう人や反抗的態度を取る人もいます。そうなると満足度は下がり、リピートにはつながりません。
今回は第4の態度として「素直」を紹介しました。
次回以降もまだまだ素直について紹介していきます。
今回もありがとうございました。