みなさん、こんにちは。
僕は北海道、東北、関東、中四国、九州と、日本全国いろんなところに行ってますが、特に多く行っているのが住んでいる関西と、診断士試験に合格できたTAC名古屋校のある東海です。
実際のところはまだ甲信越北陸と沖縄が空白地帯です。

今回は関西と東海、もっと言えば大阪と名古屋の診断士関連の違いを述べてみたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いします。
今回は関西も東海も通る東海道・山陽新幹線です。岡山駅で撮影しました。
診断士としての仕事
まずはこれが気になりますよね。
大阪は中小企業も多く、大阪商工会議所も大阪府診断士協会も規模が大きいため、診断士としての仕事の案件も多いです。
しかし、診断士の人数も多いので、そこは奪い合いになります。
大雑把なイメージですが、大阪の診断士の仕事は、独立診断士が属するコミュニティに半分、それ以外に半分与えられます。前者は独立診断士が奪い合い、後者は企業内診断士が奪い合うイメージです。
いずれにしても独占や寡占ではありません。
一方、名古屋はやはりトヨタ系が多いです。大企業の下請け企業も多く、診断士が割って入れる仕事を獲得するのは難しいです。しかもトヨタ出身の診断士も多いため、トヨタ系企業での仕事はそういう人達で独占されます。
非トヨタ系の企業でしたら名古屋商工会議所や愛知県診断士協会が仕事の案件を抱えているため、診断士としての仕事をもらえます。
なので、トヨタ系の診断士じゃないと厳しいわけではありません。
人脈・ネットワーク
次はこちらですね。
大阪は主に1年目の診断士が入る「ゆるつなカレッジ」というコミュニティがあり、1年限定ではありますがそこで100人規模で人脈・ネットワークを形成することができます。大阪府診断士協会が熱心に取り組んでいるため、セミナーやスピンオフのイベントもあり、人脈・ネットワークは構築しやすいです。
僕もここで100人以上と人脈・ネットワークを構築することができました。
一方、名古屋は協会がそのような人脈形成目的のコミュニティを用意しておらず、東海地区診断士交流会など、東海地区の著名な診断士が独自でイベントを開き、そこで人脈を形成することになります。
ただ、人数は50人くらいなので、大阪よりは人脈・ネットワークは広がりません。
その代わり、東海地区診断士交流会は仕事を多く抱えている先輩診断士や実務家も参加するため、仕事獲得のチャネルをいきなり確保できるメリットがあります(大阪だと先輩診断士に気に入られてはじめて仕事獲得のチャネルを確保できます)。
また、名古屋は知り合った診断士どうしでコミュニティを形成することが多く、人数は少ないけど関係性は深くなりやすいです。逆にその人たちどうしで固まってしまい、人脈・ネットワークを広げる意欲がない方が多い印象です。
なので、大阪は「広く浅い」、名古屋は「狭く深い」イメージですね。
企業内診断士
次は企業内診断士です。僕もこちらに該当しています。
大阪は大企業から小規模企業まで、企業内診断士は多いです。名刺交換をしていても企業内診断士の人は多く、企業は大中小さまざまです。
しかし、中小企業勤務の人だと本業の稼ぎだけでは生活できないことから、副業や独立志向の人も多いです。
一方、名古屋はほぼ全員が企業内診断士で、大企業かトヨタ系企業の人ばかりです。そのため、本業の稼ぎだけで生活ができる人が多く、副業や独立志向の人は少ないです。今の稼ぎで暮らしていけるため、わざわざ診断士としての仕事や独立をするモチベーションが上がらないというイメージです。
大阪も名古屋も一定割合で金融機関勤務の診断士もいます。そういう方は養成課程卒の場合もあります。
独立診断士
企業内診断士の反対は独立診断士です。
大阪はそれなりにいます。そして独立診断士だけのコミュニティがあり、そこで案件を獲得できます。しかし独立診断士の人数が多くて実際は案件がもらいにくいと聞いています。女性限定、もしくは女性有利な案件もあり、男性だと積極性やコミュニケーション力がないと厳しいと聞きます。
しかし、知り合いの独立診断士(男性)は補助金の案件や顧問契約をもらえていますので、案件が全くもらえないわけではないようです。
一方、名古屋の独立診断士はかなり少ない印象です。まず、トヨタ系の診断士なら余るほどいます。正直、「トヨタ出身です」とドヤ顔で言われても「だから何?」となってしまいます。「東大卒でトヨタ入社です」と自慢しても「それで?」です。トヨタ系企業に勤務しながらの診断士と、トヨタ系企業を退社して独立した診断士での奪い合いになっています。
その他の企業だと、独立診断士は少ないので案件はもらいやすいです。ただ、大企業勤務の人よりも報酬がある人は少ないため、独立へのモチベーションが上がらないのが実状です。
基本的に、田舎に行くほど独立診断士は少なくなります。下手をすると独占とまではいきませんが寡占状態になります。
そのため、仕事を多く抱えている人や診断士協会のドン的な人に気に入られると仕事を安定的にもらえます。逆に言うと、そういう人に嫌われると干されて仕事はもらえず、独立診断士としてやっていけません。
また、仕事を抱える少数のメンバーどうしでつるんでしまう傾向があるため、積極性やコミュニケーション力がある人でないとそのメンバーの輪に入りにくい面もあります。
仕事を抱える少数のメンバーの中にキューピット力のある人(新人にきさくに話しかけてくれる人)がいれば輪の中に入りやすいのですが、そういう人がいないと積極性やコミュニケーション力がないと厳しいです。
例えば北海道ならそういうキューピット的な先輩がいるので、北海道にいる知り合いの診断士も徐々に診断士としての仕事をもらえているそうです。
今回は大阪と名古屋の診断士の違いについて説明いたしました。
今回もありがとうございました。