パーソナルスペースの概念がない人

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みなさん、こんにちは。

以前の記事でパーソナルスペースのことを見ていきましたが、今回はそれをもう少し深掘りしていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

パーソナルスペースとは?

パーソナルスペースとは、他人が近づくと不快に感じる、自分自身の周りの目に見えない空間のことです。心理的な境界線のようなもので、他人が侵入すると、不安感や不快感を抱くことがあります。

こういうパーソナルスペースに侵入してくる人は「トナラー」と呼ばれています。空いている場所がたくさんあるにもかかわらず、わざわざ他人の隣に座ったり、駐車スペースで隣に車を停めたりする人のことを言います。

今回のサムネ画像にあるような、電車の他の席が空いているのになぜか自分の隣に座ってくるような人が典型ですね。あとは男性ならお分かりでしょうが、小のトイレでも起きますよね。「なぜお前は俺の隣に来るんだ!」とイラついたことはありませんでしょうか?

変な趣味でもあるのかと疑われてしまいますよね(笑)

他には駐車場でもありますよね。周りがガラガラなのになぜか自分の車のすぐ隣に止める人です。なお、こちらは標的があった方がバックで駐車しやすいなどの事情があるため、まだ隣に来られてもわかります。

あと、これもたまにありますが、指定席で隣にずっといる人。これは「トナラー」とは言えないかもしれませんが、周りの座席がガラガラなのにずっと自分の席だけ隣に人がいたらソワソワしますよね。その場合は、後から来た人が空いている座席に移動し、車掌などから言われたら事情を話せば車掌も了承してくれます。

パーソナルスペースの決定要因

パーソナルスペースの広さは、以下のような要因によって変化します。

パーソナルスペースの「広い・狭い」は実際の表現とイメージが逆になりがちです。パーソナルスペースは「入ってくると不快に思うエリアの範囲」のことです。そのため、トナラーはパーソナルスペースが「狭い」です。逆に僕のように隣に人が来るとすぐにソワソワしてしまう人はパーソナルスペースが「広い」です。

相手との関係性
親しい友人や家族は近くにいても不快に感じませんが、初対面の人や苦手な人には、より広い空間を必要とします。

状況
会議やイベントなど、フォーマルな場では、より広い距離を保つ傾向があります。

個人の性格
人によって、パーソナルスペースの広さには差があります。

育ち・家庭環境
小さいころから「密な接触」が当たり前だった人は、他人のパーソナルスペースに無頓着なことがあります。

文化
国や地域によって、パーソナルスペースの広さに違いがあると言われています。例えば、ラテン系や中東の一部文化では、物理的な距離が近いのが一般的です。

男女差
一般的に、男性より女性よりのほうがパーソナルスペースは広いです。つまり、近寄られると警戒されやすいです。これは女性のほうが男性より力が弱いので、脅威を感じやすいためです。
逆に男性の方がパーソナルスペースが狭いとされているため、パーソナルスペースを侵してくるのは男性のほうが多いです。
また、若者のほうが中高年よりもパーソナルスペースが広くなる傾向があります。逆に言えば、中高年はパーソナルスペースが狭い傾向にあります。人混みの中でズケズケと進んでくるおばちゃんをイメージすればわかると思います。また、上記のような電車の席やトイレで隣に来る人はおじさん、お爺さんが多いと思います。なぜこうなるかは次回の記事で述べさせていただきます。

発達特性
ASD(自閉スペクトラム症)などで空間感覚が捉えにくい場合もあります。

トナラーはパーソナルスペースがない人の典型

トナラーはパーソナルスペースの概念がない人の典型です。

上記の電車の席やトイレ以外にもありますよ。例えば他にも、カウンター席で隣に詰めてくる人(店員に指示された場合を除く)、他に誰もいない列があるのになぜか自分がいる列に来る人もトナラーの例です。

エレベーターで他に人がいないのに自分の真後ろについてくる人もいますよね。もはや犯罪でもやるのではないかと疑ってしまうレベルです。

そして、トナラーは中高年の人に多い傾向です。上記にあるように、パーソナルスペースは若者よりも中高年のほうが狭いため、無意識のうちに他人のパーソナルスペースに侵食しやすいのです。

なぜ多いかは次回の記事で述べますが、本人からすると自分がここに行きたいから行っている、詰めたほうがいいなど、本人としてはいろんな言い訳があると思います。しかし、これは完全に自分主体で他人のことを考えていません。

自分主体で他人のことを考えないからこそ、トナラーは無意識に他人の空間に入り込み、距離が近すぎてしまう傾向があります。そのため、電車やエレベーターで必要以上に近づいてくる、異様に近い場所に立つ、相手が距離を取りたがっているのに気づかない(または気にしない)、距離を置かれても平然と詰め寄るようなことをしてしまうのです。

今回はパーソナルスペースの概念がない人(トナラー)について見ていきました。

今回もありがとうございました。