みなさん、こんにちは。
今回も強みに関係する話ですよ。
突然ですが、みなさんにも地元があると思います。また、旅行や出張で行ってきたところでも構いません。
そういう地元や行った先の話を、飲み会の際に話したら一緒に話してくれる人がいると嬉しくないでしょうか?
僕はそれができるのです。はい、こちらは僕の大きな強みです。ということで、ちょっと記事にしてみました。今回はこの「地元トーク」について見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
今回のサムネ画像は、道後温泉駅にある伊予鉄の「坊ちゃん列車」です。これは土日祝に松山の路面電車を走行し、それ以外の時間帯は道後温泉駅に留置しています。こういう道後温泉駅や伊予鉄の話をできることも、地元トークです。
大抵の地元ならわかります
僕は鉄道ファンで、いわゆる「乗り鉄」というものです。世間一般に迷惑をかけているのは「撮り鉄」ですので、「あいつは鉄道ファンだから危ない奴だ」とは思わないでくださいね(笑)
さて、そんな乗り鉄はいろいろなところに行っているため、実際に行ったことのあるところが多いです。仮に行ったことのないところでも、時刻表で列車の本数や雰囲気などは知っていますし、鉄道系の記事や動画などで見たことがあるので、その地域の雰囲気はわかっています。
実際、僕は鉄道のない沖縄以外の地区はほとんどわかります。北海道の稚内や根室から、九州の鹿児島まで、ほとんどの地域の雰囲気や鉄道事情、街の様子を把握しています。仮にわからない地名が出てきても、近くにある大きな街の名前を出してくれるように言うとわかります。

だからこそ、相手が飲み会などで「ここが地元です」とか「ここに行ったことがありますよ」と言うと、その地元のトークができるのです。例えば「あの駅のそばにこんな店がありますよね」とか「この駅って駅前を工事していましたがどうなりました?」などと言えます。
そうすると、「何で知ってるんですか!?」というリアクションがほとんどです。もちろんこれは「ストーカーかよ」とか「気持ち悪い」というネガティブなリアクションではなく、「知っていて嬉しい」とか「共通の話題ができる」というポジティブなリアクションです。
なぜかと言うと、その地元の話をすることは相手にとっての「我が街自慢」ができることになるからです。
また、それをほめること(ほめ達で言うと「価値を発見して伝えること」)で、相手の警戒心が取れていきます。いわゆる「心のコップが上を向く」状態になり、スムーズに話すことができるようになります。
ごく稀に、地元トークをしてネガティブなリアクションをされる方もいます。そういう方はネガティブなリアクションをしていることがわかるため、地元トークは止めて他の話題にします。
共通の話題ができると安心できる
コミュニケーションの鉄則として、共通の言語、認識、体験をもつことで、相手との価値観や意見の違いがあってもポジティブに捉えることができます。
先日も執筆案件の取材の際に一緒に仕事をしたカメラマンの方(その仕事のときが初対面でした)が、「湯河原から来ました」と言ってきたので、「湯河原って真鶴の隣ですよね?最近、あのあたりはMFゴーストという漫画・アニメで舞台になっていますよ。真鶴道路とか、トンネルを出た後のS字カーブとか、半島とか走ってます」と言ったら、「え!そうなんですか。あのあたりはよく車で通りますよ。確かに最近、スポーツカーが増えてきましたね。あれもアニメの影響なんですね」と返事をしてくれました。
そこからは急に親しくなったように仕事ができました。
地元トークは究極のアイスブレイクです。地元を知っていてくれているのは、相手からするとそれだけで嬉しいもので、一気に心理的距離が縮まり、安心感・心理的安全性・信頼を得ることができます。
鉄オタは地理が得意
鉄オタはこのような地元トークができること強みですが、これは地理が得意だからです。当たり前と言えば当たり前ですが、鉄オタは日本地理は得意です。日本地理は中学校の社会で習いますが、各都道府県の県庁所在地や鉄道路線はもちろん、名物や名産なども押さえています。桃鉄に出てくる物件の内容も詳しいですね。
最近は桃鉄(桃太郎電鉄)を教育用に使っている学校があるそうです。楽しく地理の勉強ができますし、地名や名物・名産を効率的に押さえることができます。
この強みを診断士としての活動に活かさない手はないですよね。だからこそ、僕はイベントや飲み会などで名刺交換をした際に、地元が書かれていたらその人の地元トークをするようにしています。そのためか、相手の印象に残ってもらいやすいです(逆に僕がその相手のことを覚えていなくて申し訳なく思ってしまいます)。
ちなみに、ユーチューバーもそうですが、鉄オタは公共交通機関ならオールラウンドでいけます。つまり、鉄道だけでなく飛行機や船、バスなどもいけます。一方で飛行機オタは飛行機のみ、船オタは船のみ、バスオタはバスのみであることが多く、鉄道のことは素人に毛が生えた程度の知識です。
今回は鉄道ファン(乗り鉄)だからこそできる「地元トーク」について見ていきました。
これは僕のトップレベルの強みなので、今後も活かしていきたいと思っています。
今回もありがとうございました。