身の程知らずは恥ずかしい

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みなさん、こんにちは。

今回も3つの態度のうち「謙虚」に関する内容で、1〜2年目の診断士が勘違いしやすいことをご紹介します。

つまり、僕も気をつけないといけないことです。

それでは、よろしくお願いします。

現実がわかっていない人

僕も中小企業診断士試験に合格して1年強が経過しました。その中で「こいつはまずいな」と直感的にわかる人と何人か出会いました。

それは「現実がわかっていない人」です。

大企業の理屈を中小企業に当てはめてしまう人が典型です。「それができれば苦労しない」など、中小企業の現実をわかっていません

もちろん、これから中小企業の現実をどんどん把握していけば問題はありません(僕もその途中です)ポジティブ・楽しい・謙虚の三大態度(+相手への敬意など)をもっていて、中小企業の現実を把握していけば、素晴らしい診断士になれると思います。僕はそういう方と仕事をしたいと思っています。

例えば、以下のように中小企業白書の内容の傾向を知るだけでも対策はできますよ。

しかし、それ以外にも例えば伴走支援やコンサルティングのスキルや経験が不足していて、理想論ばかり求めてしまい現実がわかっていない方もいらっしゃるでしょう。それもスキルや経験を積んでいけば改善できます。

「俺の意見に従え」感がある人

ここからはちょっとヤバめです。
まず、「俺のこの意見が正しいからそれに従え」と一方的に言ってくる人がいます。これは税理士など他の士業にも多いです。いつの間にか謙虚ではなくなることと同様に、「士業あるある」とも言えますね。

これは、どこかのタイミングで「これじゃまずい」と気づきます。相手が動いてくれないことがわかりますので。相手が動かなければどんな名案も机上の空論です。現実がわかっていないからこそのまずいやり方です。
伴走支援のやり方を身につけると、一方的に言うことはなくなります

伴走支援についてはこちらの記事をご覧ください。

先輩に知ったかぶりで突っかかる人

まだまだあります。こっちはかなりまずい例です。
1人の意見を聞いただけで「この業界はこうなんだ」と知ったかぶる人がいますこれは「謙虚ではない」に加えて「現実がわかっていない」も当てはまりますから、かなりまずいです

例えば実務補習では指導員からコンサルティングのやり方を指導されます。診断士の業界のことを聞くこともあります。このとき、あなたが聞いているのはあくまで「一人の指導員の意見」であり、必ずしもそれが絶対的なやり方や診断士の業界全体の意見とは限りません。いわゆる「それってあなたの感想ですよね?」というやつです。

実は、実務補習の指導員・副指導員は経験年数もやり方も価値観も意見もバラバラです。僕の知り合いには指導員・副指導員の方が何人かいますが、みなさんやり方や価値観はバラバラです。意見も統一性のあるものを探すほうが大変です。そのため、実務補習の場面で、ある指導員はイエスと言っても他の指導員はノーと言うことも普通にあります

それなのに、「俺が受けていた実務補習の指導員がこう言っていたから、このやり方が正しい。だからそれと違うことを言っているお前は間違っているから謝れ、発言を撤回しろ」と主張してくる方がいたら、どうでしょうか

ウザいと思うだけでなく、それを通り越して「呆れる、虚しい、可哀想」とまで思うかもしれませんよね。本人的にはドヤ顔で言ったことが結果的にはスベっているような雰囲気ですから。「身の程知らず」であって、恥ずかしいですよね

医療ドラマやサラリーマンのドラマでも、先輩や上司に向かって「なんでこの組織慣習がおかしいって思わないんですか!」と勢いよく主張してくる主人公ってありますよね。ドラマならその主人公の意見が正しく、紆余曲折あって周りが味方につき、最終的には「悪」が成敗される流れになります。

しかし、実際はそうなることはほぼありません(だから社会人世代がそういうドラマを見てスカッとしたいのです)。そんな若手は真っ先に煙たがられるでしょう。「業界のことを知らないひよっこがわかったフリをするな!」となるのがオチです「生意気だ、身の程知らずが」と思われて干されるのがオチです

僕の実体験

僕も1年目のとき、飲み会の席で診断士の大先輩に対して提案をしたことがあります。結果は門前払いでした。「たかが1〜2年のペーペーに診断士の業界や中小企業の何がわかる!知ったかぶるな」という雰囲気が伝わってきましたし、現実的にもそうなのでしょう。

フォローに入った先輩のおかげで、その大先輩も僕の熱意だけを受け取ってくれましたが、フォローに入った先輩からも「方向性は間違っていない。でも現実的ではないから再考したほうがいい」と言われました。

1〜2年の診断士ではまだわからない「壁」や「業界のしきたり」などがあります。そういうことを体感していない段階で、まるで業界を知っているような発言をするのは無駄に敵を作るだけですし、みっともないし、ドヤ顔で語っているのが虚しいだけです

このように、1〜2年目の診断士なら、診断士の業界のことを知ったかぶったような発言や、中小企業のコンサルティングのことがわかったような発言はしないほうがいいです。たとえその発言に自信があったとしてもです。間違いなく先輩から煙たがられます。

身の程知らずの人にならないように、気を付けていきましょう(はい、僕もです)。

今回もありがとうございました。