先輩だからこそ気をつけること

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みなさん、こんにちは。

僕は2023年度合格(2024年1月末に2次試験合格)なので、今年からは「先輩」になっているわけですが、そんな僕も含めて「先輩」だからこそ気をつけていきたいことがあります。

今回はそれを見ていきます。もちろん、普段の仕事で「上司」になっている場合も同様です。それでは、今回もよろしくお願いします。

「この人には相談したくない」と思われないように

これは僕が「上司になる方向け研修」で習ったものです。

部下や後輩に「この人には相談したくない、報告したくない」と思われたら、それは上司や先輩の責任です

つい部下や後輩に対して言い方がキツくなったり、余計な一言を言ったり価値観の否定をしたりしていませんか?

特に若い世代の人、メンタルが弱い人、HSPの人はそのような発言を敏感に受け取ります上司や先輩本人としてはそんなつもりはないと思っていても、相手は「怒られた、キツいことを言われた」と受け取ります。ハラスメントは伝え手がそう思っていなくても受け手がそう思ったらハラスメントになります。それが行き過ぎると、「この人は私のことを恨んでいる、嫌いなんだ、消えてほしいと思っているに違いない」という解釈までつなげてしまいます。そうなると上司や先輩に対する信頼は崩壊します。

最近はハラスメントにすごく厳しい世の中です

また、言葉で話すのとメールやチャットで文字で送るのでは、全く同じことを伝える場合でも後者は冷たい印象、怒っている印象を与えます(だからこそ、絵文字があるわけです)

「この人に言うと怒られそうだ、何か言われそうだ」と部下や後輩が思ったら、その人からのホウレンソウや確認などが疎かになります。そうなるとこまめな情報共有ができなくなり、納期遅延や品質低下などトラブルが生じやすくなります。そしてそれを部下や後輩のせいだと思い、説教してさらに部下や後輩が縮こまってしまう。そうすると部下や後輩がますますホウレンソウや確認などをしなくなる・・・

こういう負のスパイラルに陥っていること、みなさんも会社でもありませんでしょうか?

上司や先輩の側からすると、ホウレンソウをしてこない部下や後輩の責任だと思いたいかもしれませんが、これはそうさせてしまった上司や先輩の責任です。少なくとも僕はそのように研修で習いました。

そうなってしまう元凶は、上司や先輩の側が相手の部下や後輩に対して敬意や謙虚さなどをもっていないことです。本人としては十分もっていると思っていても、心のどこかで相手を下に見ているのです。少なくとも相手である部下や後輩には敬意などが届いていません。本当に部下や後輩に対する敬意や感謝、尊重の気持ちがあるなら、詰め寄った言い方はしないはずです。余計な一言も言わないし価値観の否定もしないはずです

「謙虚さは徐々になくなっていく」の典型例ですね

タテの関係で見るのはトラブルのもと

これは私がキャリアの相談でお世話になっている先輩から言われたことです。

診断士はいつでもヨコの関係。先輩・後輩の関係性だとしてもここに上司・部下や支配・被支配のようなタテの関係を入れ込もうとするとおかしくなる。コミュニケーションのバランスが取れなくなり、トラブルや相手の不信感につながる

診断士どうしの関係で上司・部下や支配・被支配のようなタテの関係があると、後輩は相談しにくくなります。「何か怒られる、変なことを言われる。嫌だなぁ」と思ってしまいます

ちなみに、後輩のみなさんはこういう先輩がいた場合はフォロー役の人を頼るようにしてください。必ず仲裁や調整をしてくれます。

パワハラのことも研修のテーマになっていたので、研修講師に指摘とパワハラについての質問をしたら、「愛や敬意が根底にある上での指摘ならいい。それがない指摘はダメ。その違いは相手に伝わる。また、上司や先輩の側に精神的余裕がないと後者になりやすいし、部下や後輩の側も精神的余裕がないと後者で捉えてしまう」と回答していました。

価値観の否定はもちろん、意見の否定・ダメ出し、マウント取り、正論やあるべき論の押し付け、自分の価値観や意見の押し付けは控えておきましょう。それは相手への敬意などがない証拠にもなります

だからこそ、謙虚さをキープしている先輩は診断士のキャリア的に有利になります

敬意などがあるなら、相手を許すことができるはずです。しかし、タテの関係で見ていくと、相手がしてきたことについても「それも相手の価値観や意見として当たり前、正しい、自由」と思えなくなってしまうので、敬意などを示すことができません。つまり相手を許すことができないことになります。そこでトラブルが生じてしまうわけです

さて、今回は先輩が陥りやすいことについて見ていきました。

今回もありがとうございました。