みなさん、こんにちは。
今回は細かい粗探しをしてくる人について見ていきます。
イメージは野党の政治家です。みなさんの周りにも「対案は出さないのに批判や口出しばかりしてくる人」っていませんか?
それでは、よろしくお願いします。
細かい粗探しをする人はNG
みなさんの知り合いの中にも「細かすぎる人、細かいことを指摘したくてたまらない人」っていますよね。診断士でも細かすぎる人はいます。そういう方がどうなるのか、見ていきましょう。

細かすぎるのはモノマネだけで結構!(笑)
もちろん、「細かすぎる」でも良いものもあります。ただ、問題は悪いもののほうです。
周囲の人が気づいていないことを聞く方向での細かすぎる人はOKです。周りの人が気づいていないことを気づかせてくれるためです。それによって成果物の質も上がりますし、思わぬ発展をするかもしれません。ただ、それでも聞く回数が多いと周囲の人からウザがられますので注意が必要です。
一方、批判ありきで他人の粗探しをする方向での細かすぎる人はNGです。それをやると効率性や生産性が下がるだけでなく、トラブルにもつながります。「他人を否定すること、指摘すること」を主目的としていて、細かいことやどうでもいいことばかり言ってきます。
例えば顧客への資料を作成していて、「内容はいいけど、枠の色は黒より青のほうがいい」とか言ってくる人っていませんか?文脈を無視して揚げ足を取れるフレーズや内容だけ拾って噛みついてくる人もいますよね。
「え?そこ指摘する必要ある?」って思うことを何回も言われたらどう思いますか?
言った本人はドヤ顔で言ってきているのですが、言われた相手は「それってどうでもよくない?面倒な奴だな」と思います。枠の色を黒にしようが青にしようが、どうでもいいことですよね。大筋が変わらないのなら、そんな細かいことにこだわっても意味はありません。
普段の仕事でこんなことをしたら上司から「大筋ができているならそんな細かいことはどうでもいい。無駄な時間を使うな」と怒られますよね?
ましてや「黒か青のどちらがいいか、先方に問い合わせてみましょう」なんて言ったらどうですか。先方にも迷惑をかけますし、努力のベクトルが全く合っていませんよね。上司の怒りはさらなるものになるでしょう。
しかし、診断士の中には稀にこのような「細かいことを指摘したくてたまらない人」がいます。また、「この画像は引用元の許可を得ていないだろ。問い合わせてやる」みたいに、隙あらば炎上や騒動を引き起こそうとする方も残念ながらいらっしゃいます。

「めんどくせーなー!」となりますよね
もちろん、努力のベクトルが完全に間違っているため、成果物の品質や作業の効率性・生産性が大きく下がります。周囲の人のモチベーションも下げるため、ただのトラブルメーカーになっています。
趣味に関するコメントでも細かい粗探しをされやすい
僕は鉄道が好きなので、鉄道系ユーチューバーの動画をよく見ます。
例えば「東海道新幹線のぞみは、号数が200番・300番・400番代のものは基本的に東京~新大阪の運用なので、広島や博多まで行くのぞみよりも自由席に座れる可能性が高いです」という案内をしたとします。
そうすると、大抵の人はその案内を聞いて参考にするのですが、中には「いや、のぞみ●●号は200番代だけど区間は東京~新大阪じゃないぞ」とか「全部がそうではない」というコメントしてくる人がいます。完璧な案内でないとケチをつけてくるのです。
大まかな傾向や流れが合っているなら、細かいことはどうでもよくないですか?スルーすることはできないのですか?
しかし、こういう重箱の隅をつつく人が趣味の領域では多いです。
僕の場合は鉄道ですが、他にも趣味の領域ならこのような細かい粗探しをしてくる人がいますよね。特に鉄道やアイドル、アニメのような「オタク」が多い分野はそのような人が多い傾向があります。
これは自分の知識をひけらかしたい、自分のほうが知識が上であることを証明したい、投稿者が目立っているのが気に入らないなどの理由で行っていることが多いです。
細かい粗探しをしてくる人の特徴
こういう人は、相手が自分の関与している分野で知らないことを知っている、自分の能力を超えているように思えると、プライドが傷つけられて批判してくる傾向があります。自分の能力を超えていると自分のポジション(立場)が危うくなるから、引きずり下ろそうとするのです。
また、相手に対して「減点の余地」を見つけ指摘することでマウントを取ることで自分に安心感をもたらす傾向もあります。これは完璧主義で承認欲求や支配欲が強い方に見られる傾向で、先ほどの新幹線の例での鉄道オタクも同様です。
では、こういう「細かいことを指摘したくてたまらない人」は、診断士としてどういう扱いを受けるか。もうお分かりですよね。
先ほど出ました「面倒な奴」と思われ、周囲の人は離れていきます。指摘した本人としては「気になったから指摘しただけ」かもしれませんが、相手からするとウザいだけです。
仮に明るい話し方をする人だったとしてもです。その明るさとは裏腹に、周囲の人は離れていきます。
3つの態度に当てはめると
では、今回の「粗探しをする人」について、診断士に必要な3つの態度である「ポジティブ・楽しい・謙虚」で見てみましょう。
当然ですが、粗探しをしているので減点主義やネガティブ思考全開です。つまり「ポジティブ」はありません。
粗探しをして批判ありきになっている時点で謙虚さもありません。
「楽しい」はどうでしょうか。批判をしている瞬間が本人にとっては「楽しい」のかもしれませんが、それは診断士の「楽しい」ではありませんよね。
つまり、3つの態度をすべて満たしません。よって、診断士としては最悪の事態を招きます。
診断士としての仕事
診断士の仕事としても、このような「細かいことを指摘したくてたまらない人」は相手から煙たがられます。
クライアントの社長や従業員にそのような細かいことをドヤ顔で指摘したら真っ先に嫌われます。嫌われたら信頼関係は崩壊です。結果は失敗のみです。
やられた側の反応
では、やられた側はどうでしょうか。
このような人を相手にしていたら「ポジティブ・楽しい・謙虚」な態度が遠ざかっていきます。
こういう人に絡まれてグチグチ文句を言われ続けていたら、「ポジティブ・楽しい」で見ることができなくなります。ストレスもたまりますから謙虚な態度も取れなくなります。
つまり、こういう人がいたら真っ先に距離を置いてください。あなたの「診断士のコミュニケーション・メンタル」を崩壊させるシロアリのようなものですから。
さて、今回は細かい粗探しをする人について見ていきました。
まとめると、細かい粗探しばかりしてくる人は、周りの人は寄りつかないし、すぐに距離を置かれてしまいます。仕事の成果も出せません。だから診断士としての活動は全くできません。「細かいことを指摘したくてたまらない人」に待ち受ける結果は散々なものになってしまいます。
今回もありがとうございました。