みなさん、こんにちは。
今回は「四国プロ野球意識改革合宿」の最大級の成果とも言える内容です。
早速見ていきましょう。それでは、今回もよろしくお願いします。
今回のサムネ画像は、JR四国の普通・快速列車用車両としては1列車で最大両数(最大7両、日中でも5両)を誇るエース車両、快速マリンライナーです。
無理やりなポジティブは違和感がある
前回までの記事で見たような、ファンによる無理やりなポジティブ解釈や、それの他人への押し付け。そして御用マスコミの無理やりなポジティブ報道。でも現実的には負けてストレスがたまるし、煽り行為にもムカつく。こういうものに違和感を抱いているなら、今回の記事は良いきっかけになると思います。
また、前回の記事の後半にあった、ドラゴン桜の桜木先生のセリフのように、知らないほうが都合がいいと思われているのも嫌ですよね。
それで出てきた考えが、「中小企業診断士としての見方」でした。そして、僕はこの見方(視点)に切り替えることを決意しました。
中小企業診断士としての見方
これは具体的には、経営、技術、ITに関する内容です。試合の経過や結果、個人の成績(打率・勝敗・防御率など)はどうでもいいです。
経営は球団の組織やマーケティングの内容が含まれます。これこそ診断士だからできることだと思います。例えばドラフトやFAなどの補強も組織論とつなげることができますよね。
優勝の経済効果もよく聞きますが、そうなると経済学も関わってきますね(その経済効果を出している先生は関西大学の経済学の先生です)。
技術は野球を実際にやっていた方なら実感できる内容ですが、そうでない方でもイメージはできるものです。僕も野球経験者ではありませんが、技術のことについて調べてみました。
ITは現代では切っても切り離せないものですね。以前にも述べたことがあると思いますが、今はモーションキャプチャーとかAIとかすごい技術がありますよ。
一般のファンやマスコミとは異なる見方
確かに、技術だけなら元高校球児などでネットの掲示板やニュースのコメントなどに見解を書いている人がいます。経験者だからこそわかることもあるでしょう。もちろん、うんちくのように技術論を語るファンもいますよね。
しかし、経営とITのことは元高校球児ではわからないです。これは診断士だからこそもてる視点であって、ここまで述べてきたような一般のファンや御用マスコミには絶対に真似できないやり方です。
この見方ができるようになると、そうなるとわかりきっているので、勝敗や順位などの結果にこだわらなくなります。つまりストレスにもなりにくくなります
違った視点から見る
例えば競馬でも、ただ競馬場に毎週行って賭けている大多数の人と、馬のことに詳しい人では楽しみ方は異なります。オーナーの目線に立てる人も多くはありません。
プロ野球についても、球場で応援する人や試合結果を気にするファンはたくさんいますが、オーナー目線や経営の観点から見ている人は多くありません。
僕がやろうとしているのは、オーナー目線とまではいきませんが、経営や技術、ITの観点からプロ野球を見ていくことです。
12球団に視野を広げる
中小企業診断士としての視点で共通していることとして、特定の贔屓球団やライバル球団だけでなく、12球団を見ていける視点が必要になります。
僕も診断士としていろんな診断士や、会社の社長・従業員などと話をしてきましたが、アイスブレイクとしてのプロ野球の話のニーズはあります。そのとき、「どの球団の話もできる」とかなり有利です。
いきなり12球団は厳しくても、同一リーグの他球団ならやりやすいと思います。
また、他リーグの特定の1球団だけ追加で見ていくこともできると思います。これならリスク分散にもなります。
僕の目指す姿
僕が目指しているのは、試合の結果以外で12球団の話が公平にでき、相手に不快感を与えずにアイスブレイクとしてプロ野球の話ができる診断士です。
例えば普通のファンだと、自分が阪神ファンだとして、相手が巨人ファンだと巨人のことを言いように言えますか?おそらくできないと思います。まさか「巨人なんてアカン」なんて言わないですよね。そんなことを言ったら相手は不快感を抱いてアイスブレイクは崩壊です。
しかし、12球団公平に話ができる人だと、自分も不快感を抱かず、相手にも不快感を与えずに相手の贔屓球団のファンをできます。
また、経営、技術、ITに関する見方についても、実際に診断士ならばそういう見方ができます。ところが、実際にやっている人はほぼいません。SNSを見ると贔屓球団の勝利を喜んだ投稿をしている診断士(=一般のファンと変わらない人)がいます。
せっかく能力があるのにそれをやらないのはもったいないですよね。
中小企業診断士としての見方ができる診断士は差別化ができます。
タブー扱いされるプロ野球の話
贔屓球団は違っても、プロ野球のファンは多いです。しかしプロ野球の話はビジネスではタブーとされています。それはファンの球団が異なると悪印象やトラブルにつながるからです。
ビジネスでタブーとされる理由は他にもあります。詳しくは次回の記事で見ていきます
でもファンではあるから、野球の話をされると嬉しいのです。
だからこそ、12球団どこの話もできて、しかも試合結果や順位などにこだわらない話ができる人は、アイスブレイクの達人として貴重なのです。
僕が目指しているのはここです。だからこそ、僕は今後は中小企業診断士としての見方をしていこうかと思っています。
ただ、「俺はお前らとは違うから」みたいな天邪鬼思考や、優劣の意識のあるような捉え方はNGです。たまにこのように捉えていけばいいと勘違いされてしまう方がいますが、これでは謙虚さを満たせません。
今回は中小企業診断士としての見方をすると決意したことについて見ていきました。
この「決意した」がポイントです。これによって、僕はプロ野球に対する見方を変えざるをえなくなりました。
今回もありがとうございました。