輝いている人への嫉妬

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みなさん、こんにちは。

みなさんの周りにも、診断士としてうまく活躍できている人や、人望の厚い人は何人かいると思います。頭に思い浮かびますよね?しかし、そこに悔しい気持ちはありませんか?

今回はそういう人に対して嫉妬してしまう人の宿命についての話です。

それでは、今回もよろしくお願いします。

粗探しをしたくなる気持ちもわかります

例えば誰かから「この案件を獲得したよ」とか「有名なこの人とつながったよ」と言われると、その人の粗探しをしたり、チクッと余計な一言を言いたくなったりしてしまうこと、ありませんか?
「なんであいつだけ仕事もらえてんだよ」とか「なんであいつが有名なあの人と知り合えるんだよ。オレは会ったことないのに」とか、「なんかお前が中心みたいで、出しゃばってんじゃねーよ」みたいな思いが出てきていませんか?

自分が1ミリも興味のない分野の案件や有名人ならどうでもいいですが、少しでもかすっている分野の案件や有名人だと、なんか不安というか、モヤモヤというか、ムカつくというか、そのような気持ちが出てきていませんか?

もしそれがあるとしたら、要注意です
と言っても、おそらく頭ではそれがあるといけないことはわかっているのです。しかし潜在意識が勝手に反応してしまうのだと思います。だから「なんか気に食わねーな」となってしまう。

また、普段はそんな思いは出ないけど、メンタルにダメージが蓄積されていて不調になっているときはそれが出てしまうこともあるでしょう。

これについては、目標までの道筋がハッキリと見えていてあとはそれを進むだけの状態なら、嫉妬は出てきません。なぜかと言うと、活躍するフィールドが違うからです。フィールドの違いを明確に把握できているなら、自分には関係ない人は蚊帳の外になるので、嫉妬心は出てきません

しかし、ほとんどの人がお先真っ暗、もしくは霧に包まれていて、不安だから嫉妬心が理性を押し退けて出てしまうのです

見た目は案件を多く獲得して順風満帆に見える人でも、実は案件の単価が安くてほとんど利益になっていない場合や、家庭内や人間関係の問題を抱えている場合もあります。そういう人が嫉妬することもあります。ノウハウがない、契約が切れるなど、相手の活躍から少なくとも何らかのコンプレックスが刺激されているのです。

アンチがいるのは活躍する人の宿命

ここからは逆に「粗探しをされる側」についてです。

活躍する人は、嫉妬は避けられません。5人のファンがいたら、1人のアンチがいます。10人いたら、5人のファン、4人の普通、1人のアンチの比率です。そして、そのアンチから嫉妬や粗探し、塩対応を受けます。でもそれでいいのです。全く問題ありません。強気に「アンチ大歓迎」と思ってOKです。

あの大谷選手だって、数万人のアンチがいます。アンチは「0にする」ではなく、「いても仕方ない」と思っていきましょう

ファンからアンチになることはほぼありませんが、今までは「普通」だったけどあるときを境にアンチになる方はいます。

僕もある程度の人数からは嫉妬されています。表面上は言及しませんが、わかりますよ。明らかに僕だけには塩対応みたいなことをしていますし、良い報告をすると粗を見つけてはチクチク言ってきますから。

そういう人の共通項は、コミュニケーション力がそこそこあってプライドが高いこと
「コミュニケーションがそこそこある」というのは、コミュニケーション力が全くないわけでもないし、かと言ってコミュ力オバケのようすごいレベルではなく、「普通」のレベル、具体的には「中の下」くらいです

情報発信力が高い人にもアンチはつく

また、アンチがいるのは情報発信力が高い人の宿命でもあります。

僕が仕事を紹介してもらうときによく言われることが、「サトシさんなら立候補するだろうと思っていました」や「サトシさんはよく情報発信をしているので」というセリフです。

ところが、そんな情報発信力が高い人にも一定数の「アンチ」はつきます。活躍している人と同じく、5人の役に立つなら1人のアンチは出てきます。例えば以下のような人です。

  • 「そんな情報を出して、守秘義務違反じゃないですか?」とか「相手の許可は得ているんですか?」と難癖をつけてくる人。
  • 「お前からの情報なんか絶対に従わない」と天邪鬼思考になる人。
  • 「それは違うと思います」と反抗してくる人や炎上させようとする人。
  • その他、一方的に嫉妬してくる人や嫌いになる人、「なんかムカつく」と思ってしまう人。

活躍している人のときと同じく、こういうアンチは「いてもいい」のです

アンチがいたら喜べ

何度も言うように、アンチはいたっていいのです。

しかし、どうしてもこういう「アンチ」については、自分のメンタルを壊しにくる「敵」と捉えてしまいやすいです。それは人間の防衛本能からして当たり前です。

そのため、無理に敬意などをもつ必要はありません。素直に「敵」と認識していいです(ただし、敵視していることが丸わかりな態度はNGです)。

しかし、逆にこういう「アンチ=メンタルを壊しにくる敵」にも敬意などをもてるようになると、あなたのメンタルは超人レベルです。どうせならこのレベルを目指しませんか?

アンチにも敬意などをもてるようになるには、捉え方を変えればいいのです。つまり「ポジティブ・楽しい・強気」に捉えてみましょう

例えば「楽しい」を使ってみましょう。世の中には「嫉妬されたら勝ち」という格言があります。あなたの能力の高さが客観的に証明されたことになるのですから、嫉妬されることはむしろ喜ばしいことなのです

もちろん、嫉妬してくる人に敵視するのはダメで、ほどほどに会話すれば十分です。

今回は嫉妬してくる人について見ていきました。

今回もありがとうございました。