みなさん、こんにちは。
今日はみなさんの周りにもいらっしゃると思います、ライバルについてのお話です。
それでは、よろしくお願いします。
受験生時代のライバル
みなさんも、診断士の受験において「ライバル」と呼べる人がいたかもしれません。対面・ネット含め一切の接触もしなかった独学や通信受講の人を除けば、対面でもネット(SNSや予備校の学習プラットフォームなど)でも誰かとは接していたと思います。
そのとき、自分と同じくらいの実力の人や自分より上の実力の人がいたと思います。そのような人をライバルと認識していたかもしれません。
1次試験だと絶対試験なので、自分が60点(7科目で420点)を取ればライバルの動向は関係ありませんが、2次試験は相対試験で「上位18%」という枠があるため、その枠内に入るために他の人を蹴落とさないといけないと思ったこともあるかもしれません。
ですが、合格した方は合格して思いませんでしたでしょうか?
2次試験でもライバルの動向って関係なかった。むしろライバルがいて「負けてたまるか」と思えたからこそ合格できた。
このように思えるのも当然です。そうです。2次試験は相対試験だけど、ライバルはあなたにとって「仲間」なのです。
詳しくは僕のこちらのブログに書かせていただきました。
また、これと同様の趣旨の内容を、一発合格道場の後輩である16代目「ダイキ」さんも記事にしていますので、そちらもよろしければご覧ください。
診断士登録後のライバル
診断士試験に合格、もしくは養成課程を卒業されて中小企業診断士として登録した後の「ライバル」についてはいかがでしょうか?
確かに、東海地区で製造業出身とか、IT企業や銀行出身の方だと競合(ライバル)がたくさんいると思います。しかし、そんな方でも「唯一無二の存在」になる方法があります。
それはこちらの一発合格道場の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
要は「強みを複数組み合わせることで唯一無二の存在になれる」ということです。活躍するフィールドが違えば、相手がいくら活躍しようが、いくらもてはやされようが、あなたには影響はないですよね。そう思えると「ライバル」とは思わなくなりますよ。
ライバルの幸運を願う
ライバルがいたとして、その人を敵視したりその人の不幸を願ったりすることは、診断士の三大態度(ポジティブ・楽しい・謙虚)が備わっていないことになります。もちろん、「謙虚」の前提である「相手への敬意など」もないことになります。これでは周囲の人は寄りつきません。

ライバルだからと言って敵視や冷遇をしたり不幸を願ったりはしません
ライバルがいると、どうしても敵視や嫉妬をしてしまい、塩対応をしたくなります。例えばライバルのSNS投稿は一切「いいね」を押さない、ライバルがSNS投稿にコメントをしても返信をしないという方がいます。
そうではなく、ライバルがいても「仲間」と捉えて相手の健闘や幸運を祈る人のほうが、人間的に魅力があります。つまり、ライバルの健闘を称えることができる人、ライバルが良い結果を出したら惜しみない拍手を送れる人のほうが、ネットワーク・人脈が広がりやすいです。先輩やキーマンに気に入られるため、様々なイベントやプロジェクトにも呼ばれますし、仕事の紹介や獲得にもつながりやすくなります。
多くの仕事をもらえている人は「ポジティブ・楽しい・謙虚」の三大態度を満たしており、人間的に魅力があります。それはそのまま診断士のキャリア的な差別化要素になります。具体的には、「ライバルだけど中小企業や地域を盛り上げるために頑張る仲間でもある」と捉えている人のほうが人間としての魅力があるため、多くの「仲間」が集まります。

僕はライバルだろうが関係なく全員のSNSの投稿に「イイね」を押しますし、連絡を取るときは感謝や労をねぎらうフレーズもメッセージに入れています
ライバルに対しても仲間と思い、敵視や嫉妬をせず活躍や健闘を讃える。こういう関係性がいいですね。そうすると前回見たような、余計な一言を言ってトラブルにつながることを防げます。
今回はライバルについて見ていきました。ライバルは「敵」ではなく、「仲間」です。
今回もありがとうございました。