みなさん、こんにちは。
前回の記事のブーメランのようなタイトルになっていますが、「人の不幸は蜜の味」に関することです。
突然ですが、「いけちゃん」というYouTuberはご存知でしょうか?
美人で人気の女性YouTuberです。しかし、最近不祥事を起こしてしまいました。
今回はそんな「いけちゃん」から学ぶ、他人の不祥事への興味関心について見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
いけちゃんとは
詳しくはこちらのウィキペディアをご覧ください。
いけちゃんは、もともとは「ぼっち系YouTuber」として、彼氏の存在など全くないような素振りを見せていました。
しかし、有名人との不倫報道がされてネットが炎上したため、これまで培ってきたイメージはすべて崩壊しました。
清楚系のアイドルが実は不倫していました、というようなものですね。
そうなると、ファンからすると幻滅ですよね。
ファンも一気に離れてしまい、それまでもらっていた仕事も大幅に失ってしまいました。
行政の仕事も失い、住んでいたところを強制退去になって引っ越しを余儀なくされました。誹謗中傷ばかりで精神疾患にもなったそうです。
でもいけちゃんは少しずつ回復してきました。
今回はそんないけちゃんの動画を見て今回の記事を思いつきました。
いけちゃんの立ち直り方
これは今回の本筋とは少しずれてしまいますが、せっかくなので述べてみます。
この動画でも出てきていますが、失敗をしたら「失敗しているのは自分だけではない」とわかると安心します。普段なら人と比べることはよくないですが、こういうときはプラスに働きます。
そういう意味では、この動画でいけちゃんが西成に行ったのは理にかなっています。西成は関西で最も「ヤバい」ところなので、そこにいる人は何かしらの失敗をしていることが多いです。元暴力団の人とか、逮捕歴がある人もいます。
治安が悪いということは、それだけ失敗をしている人が多く、失敗して落ち込んでいる人にとって「失敗しているのは自分だけではない」ということがわかる、安心感のあるところと言えます。
活躍している人なら他人の不祥事に介入しない
さて、ここからが本筋です。
この動画の12分30秒くらいのところでも言っていますが、活躍している人や生活が充実している人なら、人のスキャンダルとか悪い話とか、自分に関係ない情報は遮断しています。どうでもいいと思っています。本人の動画に誹謗中傷をする、ネットで悪口を書き込むなどの介入はしません。
つまり、「人の不幸は蜜の味」には全く興味がありませんし、そういうネット記事にも反応しません。
 
確かに、活躍している人が芸能人や政治家の不祥事を見て「ざまーみろ」とか言っているイメージはないですよね
良くても前回の記事のように、自分にとって教訓になることを得るだけです。
「まじ、うるせぇ。自分の人生を生きてくれ」
いけちゃんの言い方はきついですが本当にその通りだと思います。
まだメンタルが廃れているときに撮影していたので言い方がきついのは仕方ないと思います。
しかし、他人のことに文句を言う暇があったら自分のことに集中する。頭から離れないなら物理的に離れてしまう。他人のことを気にしていると視野が狭くなる。こういうことをいけちゃんは言いたかったのかもしれません。
不快なことをしている人にも介入しない
その理屈を応用すれば、例えば不快なことをしている人に対してもそうですよね。気になってしまうかもしれませんが、いちいち介入する必要なんてないんです。
このいけちゃんが言う活躍している人なら、そんな迷惑な人に介入する暇なんてないので遮断します。
「こういう価値観の人なんだ」、「どうでもいい」と割り切って遮断すればいいだけです。
もし目の前で不快なことをされていて頭から離れないなら物理的に遮断します。
これができると他人にイライラすることが少なくなるため、「べき」思考も徐々に減っていきます。また、全体的・長期的な視点が出てきて視野が広がっていきます。
まずいのはここで犠牲者や被害者の意識をもってしまい、「こいつのせいで俺は我慢を強いられている」とか「こいつのせいで移動することになった」と思ってしまうことです。これでは意味がありません。この意識が出ないで「こういう価値観の人なんだ」はどと思っても割り切ることはできません。
今回は人気のYouTuberから学べることを見ていきました。
「べき」思考が強い方や正義感の強い方、真面目な方ほど他人のことが気になってしまうかと思いますが、他人の不幸や迷惑行為にも反応しない、介入しないことが重要です。
今回もありがとうございました。