三大態度の細分化

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みなさん、こんにちは。

今回は、これを知っておくとコミュニケーション力やほめ達のレベルが一気に上がるというものをお送りします。

それでは、今回もよろしくお願いします。

ポジティブだけでは不十分

ほめ達は不快なこともポジティブな表現に変換しています。しかし、それは強引にポジティブな表現にすればいいものではありません。

ほめ達として質の高い解釈をするためには「ポジティブ」だけでなく「楽しい」も満たす必要があるのです。
つまり、「ポジティブな解釈」と「楽しい雰囲気」が必要です。

ポジティブな解釈だけでは、強引にやればできます。しかし痩せ我慢や負け惜しみ、嫌味などの感じが出てしまい、頭が納得できません。

例えば、プロ野球でリーグ優勝が決まったとき、同じリーグの他の球団のファンは優勝球団のことをポジティブにほめることができますか?
優勝球団のファンに知り合いがいた場合、

「とにかく強かったです。おめでとう」

なんて素直に言えますか?
巨人が優勝したとして、阪神ファンの方は素直に言えますか?
どうしても「無理やり感」が出てしまいますよね。素直に認めることができないと思います。

「素直」は次点の三大態度(強気、自信、素直)でしたね。

「ポジティブ」だけだと表現としては出すことができても、そこには無理やり感、痩せ我慢している感じが出てしまい、頭が納得できません。本音では悔しさがあるのに、それを押し殺さないといけない、言えないストレスがたまってしまいます。

かと言って、

「まぁいいんじゃない?(自分の贔屓球団は)今年はどうせ優勝は無理だと思っていたし」

と言うと、不貞腐れている感じがありますよね。こちらも頭が納得できません。

その点、「ポジティブな解釈」に加えて「楽しい雰囲気」を出すと頭も楽しめるため納得します。

例えば今のプロ野球の例なら「いいよなぁ。でも来年は見返してやるからな!」と楽しい雰囲気で言ってみることで、痩せ我慢をせず本音も言えているし、ポジティブで楽しい解釈もできています。

このように、ポジティブな解釈は「楽しい雰囲気」がセットになることで一気に雰囲気を良くすることができます。

「楽しい」というのは、芸人のように「面白い」でもいいです。

「楽しい」は三大態度の中で、身についている人とそうでない人の差が最も激しいものでした。

それは表現というよりは雰囲気に表れます。

つまり、「ポジティブ」は表現であるのに対し、「楽しい」は雰囲気のイメージです。全く同じ表現でも、悲しそうに言うか楽しそうに言うかで相手が抱く印象は全く異なりますよね。

聴く場面こそ力を発揮する

「ポジティブな表現+楽しい雰囲気」は、話す場面だけでなく聴く場面でも同様です。

確かに、ポジティブな表現で返すことは聴くことにとって重要です。しかし、そこに「楽しい雰囲気」も加わると、相手が抱く安心感はさらに上がります。つまり、「接して与える三大要素」の「安心感、心理的安全性、信頼」を抱きやすくなりますし、そのレベルは高いものになります。

口角や眉を上げる

例えば、カフェで店員の接客態度が良かったので「素晴らしい接客です」と言うとしても、ムスッとした表情で言うのと、口角や眉が上がった表情で言うのとでは、相手(店員)が抱く印象は違いますよね。

この「口角や眉が上がった表情」が「楽しい雰囲気」のポイントになります。

僕はほめ達だからかもしれないのですが、ファシリテーターをやると「サトシさんが司会をやってくれて安心して発言ができました」とか「サトシさんのおかげで良い雰囲気でできました」などと実際に言ってもらったことが何回かあります。

本当にありがとうございます

おそらく、それは僕が「ポジティブな表現」に加え、口角や眉を上げて「楽しい雰囲気」を出しているからだと思います。

「ポジティブ」だけだと、相手の言うことを否定しなければ達成できます。しかし、それだと無難にこなして終わってしまい、参加者は悪い印象を抱くことはなくても良い印象も抱きません。つまり安心感、心理的安全性、信頼は抱きません。

楽しい雰囲気、具体的には口角や眉を上げることや相手を歓迎する雰囲気を出すことによって、参加者は良い印象を抱きます。

よく考えたら、僕は歩いているときでもノリノリでリズムを刻みながら歩いていることもありますが、これも楽しい雰囲気につながっていそうです

ポジティブな表現+楽しい雰囲気+謙虚な姿勢

「ポジティブ、楽しい」ときたらあとは「謙虚」ですね。

この「謙虚」は雰囲気と言うより姿勢ですね。相手への敬意なども含めて「姿勢」としてもっておきたいものです。

例えばポジティブな表現を使い、楽しい雰囲気を出していても、心の中では相手を見下していたら意味はありません。謙虚な姿勢がないとどこかのタイミングで相手に見透かされます。
確かに、相手を見下していてもすぐにはバレないでしょう。しかし、何回か相手を見下している感じのある発言や振る舞いがあると相手に見透かされ、「安心感、心理的安全性、信頼」の三大要素がなくなってしまいます。

そう考えると、「安心感、心理的安全性、信頼」の三大要素の観点で見ると、「ポジティブ」と「楽しい」は向上させるもの、「謙虚」はなくさないためのものと言えます。

3つの要素には精神的余裕が必要

こうして活躍する診断士の三大「態度」が表現、雰囲気、姿勢に分かれました。

しかし、それ以外に押さえておいたほうがいいことがあります。それは、「ポジティブな表現」、「楽しい雰囲気」、「謙虚な姿勢」には、それぞれ精神的余裕が必要になるということです。

以前、ほめるには精神的余裕が必要であることを、ほめ達のスキルの記事で紹介しました。
もちろんそれは「ポジティブな表現+楽しい雰囲気+謙虚な姿勢」でも同様です。精神的余裕がないと不快なことが起きたときにポジティブな表現を出せません。イラっとして楽しい雰囲気も出せません。高圧的になって謙虚な姿勢もできません。

だからこそ、不快なときは精神的余裕を強く意識する必要があるのです。

今回は三大態度を細分化してみました。

「ポジティブ・楽しい・謙虚」の活躍する診断士の三大「態度」を細かく見ると、「ポジティブ」は表現、「楽しい」は雰囲気、「謙虚(+相手への敬意など)」も含めて姿勢。

はい、ここテストに出まーす(笑)

冗談ではなく、本当に超高次学習のレベルのことだと思います。
これまで「態度」で統一されていたのが、今回で「表現、雰囲気、姿勢」と具体化されたため、身につけやすくなりましたから。

ということで、今回もありがとうございました。