みなさん、今日もノリノリですか?
って、「こいつはいきなり何を言ってるんだ?」、「ついにチャラくなったか?」と思われたかもしれませんね(笑)
今回は僕がよくやっている、手足でリズムを刻むことの効能について見ていきます。みなさんもアップテンポな曲でノリノリになれると気分が良くなったり、勢いがついたりすると思います。今回見ていく内容はそのようなイメージです。
それでは、今回もよろしくお願いします。
手足でリズムを刻むと気分が良くなる理由
みなさん、今ここで手足でリズムを刻んでみてください。
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どうでしょう?
なんかノリノリになってくると言うか、気分が良くなりませんか?
これにはきちんとした理由があるのです。しかもオカルト的なことではなく、きちんと科学的に裏付けられていることです。
手足でリズムを刻むと気分が良くなるのには、心理的・生理的な要因がいくつか重なっています。
脳とリズムの同期
人間の脳には「エントレインメント(同調)」という性質があり、外部のリズムに神経活動が自然に引き込まれます。そして、手足でトントン刻むと脳の神経リズム(脳波)が安定してきて、心地よさを感じやすくなります。
運動による快楽物質
身体を動かすと、エンドルフィンやドーパミン、セロトニンといった神経伝達物質が分泌され、気分が高揚したりリラックスしたりします。
これはランニングではなくウォーキング程度の軽い運動でも効果があります。ただリズムを刻むだけでもOKです。手や足でリズムを刻むだけでもポジティブな変化が起こります。
ちなみに、パソコンでタイピングによってスラスラ文字入力をすると、これもリズムを刻むことになるので、同じようにポジティブな変化が起こります。

「自己コントロール感」の強化
自分で刻んだリズムは、外部環境に対して「自分が主導している」という感覚を生みます。この「自分で世界に影響を与えている感覚」が、安心感や快感につながります。
進化的な背景
音楽やリズムは、古来から人間が集団で協調するための手段でした。原始時代からそのようなものはありました。
体でリズムを刻むと、脳が「仲間と一体になっている」ような錯覚を起こし、安心感や高揚感を得られます。
このように、身体運動、脳の同期、快楽物質、社会的な一体感の4つが合わさることで、手足でリズムを刻むと気分が良くなります。
リズムを刻むとセロトニンが分泌される
ここからは、先ほど見てきた脳内物質の中のセロトニンに特化して見ていきます。
リズムを刻む行為は、セロトニン神経を活性化することが知られています。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、気分の安定や安心感に深く関わります。そして、咀嚼(ガムを噛む)、ウォーキング、呼吸法、手や足でトントンすることなど、一定のリズムを刻む反復運動はセロトニン神経を刺激し、セロトニンが分泌されます。
たまに駅や電車の中でリズムを刻んでいる人がいると思いますが、これは周りに「オレ、ノリノリだぜ」とアピールしているのではなく、自分自身でストレス緩和の行動をしているだけです。
そして、セロトニンが増えると自律神経が整い、ストレスで乱れがちな交感神経と副交感神経のバランスが改善されます。その結果、安定感、リラックス、心地よさをもたらし、気分が落ち着きやすくなり、ストレス緩和に貢献します。
セロトニン分泌に最適なリズム
実は、セロトニンの分泌に効果的な「最適リズム」があって、1秒に2回くらい(約2Hz)のテンポが特に安定すると言われています。
そして、このテンポはユーロビートのようなノリノリになれる曲のリズムと同じです。
ユーロビートのような速めでノリノリになれる曲って、テンポが速いことが特徴です。
実は、セロトニンが分泌されやすい「約2Hz(1秒に2回くらいのリズム)」は、曲のBPMに直すと 120BPM前後 に相当します。
120BPM =1分間に120拍=1秒に2拍=セロトニンが出やすいリズム帯、です
ユーロビートだと140〜160BPMの曲もあり、そうなると少し速めではありますが、2拍をまとめて1拍と感じれば(半分のテンポでノる)、ちょうど心地いい「2Hzリズム」と一致します。
つまりユーロビートでも、表面の速さにノって気分を上げること(ドーパミン系の快感)ができ、2拍をまとめて感じるとセロトニン系の安定感も得られるという両方の効果があります。
まとめますと、120BPM前後がセロトニン分泌に効果的(安心感・安定)と言われていて、140〜160BPMのユーロビートはテンションUP(ドーパミン系)と落ち着くリズム感(セロトニン系)を両立できることになります。だから「ノリノリになれるのに、なぜかスッキリする」感覚になれるわけです。
今回は手足でリズムを刻むことの効果を科学的に見ていきました。
今回もありがとうございました。