ライバルの実力を認める

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みなさん、こんにちは。

前回に続いて今回もライバルについてです。

僕にも「ライバル」と呼べる方はいますし、僕のことを「ライバル」と思っている方もいると思います。もしかしたら、その中には僕のことを「敵」と認識してアンチになっている方もいるかもしれません。

前回、「ライバルは敵ではなく仲間」と述べましたが、その「仲間」と思うコツをご紹介します。

それでは、今回もよろしくお願いします。

フィールドの違いを意識する

まず、あなたとそのライバルのフィールドの違いを意識しましょう。以前、強みを組み合わせると唯一無二のブルーオーシャンとなるフィールドを見つけ出せると述べました。

その強みの内容や組み合わせまで、すべてそのライバルと同じでしょうか?そんなことはありませんよね

例えば僕なら「フットワークが軽い」と「積極性がある」と「コミュニケーション力がある」と「ほめ達(ほめちぎる診断士)」という強みがあります。

僕が実際にライバルと思っている人は、被っていてもこの中の1つです。この4つとも持っていて丸被りしている人はいません。例えば積極性があるライバルも、コミュニケーション力はそんなにありませんし、ほめ達でもありませんし、なかなか在住の地域を出ての活動はしません

つまり、これらを組み合わせたフィールドにライバルは参加していないことになります。よって、フィールドが自分と完全に被ることはありません

なお、これは「もっている内部資源の違いを意識すること」にもなっています。SWOT分析でいうSとWですね。

外部環境の違いを意識する

次に、外部環境の違いを意識してみましょう。SWOT分析でいうOとTですね。

例えば僕が認識している先ほどのライバルなら、「補助金の受注」という機会は共通しているので、応募やチーム分けなどでたまに被ります。確かにそこでライバルのほうが良い計画書を作ってくることがあるので、そのときは自分との実力の差を感じさせられます
しかし、そのライバルは執筆は全くしていません。つまり執筆案件で競争になることはありません。また、先ほども申しましたように居住地の地域を出ることはないので、例えば違う地域の対面の仕事で被ることもありません

なので、ライバルと外部環境すべてで被っているわけではありません

完全には被らない

このように、ライバルとは「部分的には被っているけど、残りの部分は被っていない」となりますそれを自分の中で「すべての部分で自分と被っている」と錯覚してしまうから、ライバルに対して敵視や嫉妬をしたり、邪魔をしてやろうと考えたりしてしまうのです。

多くの部分でそのライバルは競争相手ではないことを認識しましょう

被っていない部分ならライバルがどんなに業績をあげようが、どんなに自慢しようが、あなたには関係ありません。それなら気にしなければいいだけです。どうしてもライバルの自慢がウザいと感じるなら、FacebookやX(旧Twitter)のフォローを外せばいいだけです。

安心してください。ウザいくらい自慢してくるライバルは謙虚さがありませんから、診断士の三大態度を満たさないので勝手にコケます

被る部分についても、ライバルの動向や業績は気にせず、あなたはあなたがすべきことをすればいいだけです。例えば別の強みを1つ追加して組み合わせるだけで、ライバルはフィールドから外れます。また、ライバルがやっていないフィールドにいき競争回避をする手もあります(その際は無関連多角化にならないように注意しましょう)。

仕事やコミュニティについて、居場所を複数作ることが診断士では重要です。そうすると、1つの居場所でコケても別の居場所に行けば崩れません。

大丈夫です。自分で探しにいけば診断士の仕事やコミュニティは山ほどあります。まだ今のあなたには見えていないだけで、人脈・ネットワークを広げていき、診断士の活動にも慣れてきて視野が広がれば、今見えている数倍の仕事やコミュニティがあります

中長期的にはライバルはいなくなる

また、被っている仕事(フィールド)でも、実は相手がそれを継続していくとは限りません。むしろ継続していくほうが少ないと思います。これ、意外と盲点なんですよ。

診断士は仕事を続けることが重要です。それが成功している証となります。ライバルがそれをできないなら、被っている仕事でも中長期的に見たらライバルの存在を無視できるはずです。

実力を認める

実力を認めることについては、前回も述べましたね。今回は別の観点からみていきましょう。

先ほどまでは「ライバルをネガティブに捉えない」というステージでしたが、ここからはライバルをポジティブに捉えていくステージです。

まず、ライバルは完全に被るわけではないのですし、被っているところでも中長期的に見たらライバルは消えるのですから、被っているところについてライバルの実力を認めましょう

悔しさや不快な気分があるなら、自分がやれることをやればいいだけです。積極性を活かして強みの強化をしましょう。それが仕事を続ける上での重要な要素になります

仲間と思う

では、被っているところ、被っていないところに関わらず、ライバルがいない、消えるということは、ライバルに対する認識はどのようにもてばいいでしょうか?

少なくとも、敵ではなくなりますよね。それなら敵視や嫉妬をしたり、邪魔をしてやろうと考えたりする必要性はなくなります。

どうでしょうか?それなら「友達」とは思わなくても「仲間」と思ってみませんか?
少年マンガやそのアニメでよくあるような、主人公と「かつての敵」という仲間のような構図でいいのではないでしょうか?

普段は協力しないが、いざとなれば手を組む」でもいいです。ドラゴンボールのベジータみたいに「お前がナンバーワンだ」と思う必要はありません。でもベジータも主人公の悟空(カカロット)の力を認めていますよね。友達ではないですが、敵が出たら協力して戦いますよね。そんな関係性でもいいので、ライバルを仲間と思ってみましょう。

今回はライバルについて仲間と見るコツについて見ていきました。
今回もありがとうございました。