SNSでの攻撃的なコメント

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みなさん、こんにちは。

みなさんもSNS(主にX:旧Twitter)やネットの掲示板にコメントをしたことがあるかと思います。

そうすると、必ずそこには攻撃的なコメントを書いてくる人っていますよね?

例えば自分がニュース記事を引用して「このようになると思います」などと意見を投稿したとしましょう。そのとき、大多数の人は賛同してくれて、「イイね」を押してくれます。自分の投稿を引用(リポスト)してくれることもあります。しかし、ごくわずかですが攻撃的に反論してくる人や挑発的なコメントを書いてくる人がいます

今回はそういう人について見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

様々な学問で証明されている

これは心理学的にも社会学的にも証明されています。

メンタルヘルスマネジメント検定でも習うことなのですが、コンピュータでのコミュニケーションのほうが、対面でのコミュニケーションに比べて私的自己意識は高く、公的自己意識は低いことが証明されています。
また、知り合いに対するメッセージと知らない人に対するメッセージでは、後者のほうが私的自己意識は高く、公的自己意識は低いことも証明されています。

つまり、対面よりもSNSやネットの掲示板などでのコメントのほうが本音が出やすい、攻撃的な態度や大きな態度になりやすい。また、知らない人に対するコメントをするときはさらに本音が出やすい、攻撃的な態度や大きな態度に出やすいことになります。

僕もXで投稿をしていると、たまに「浅い意見だ」とか「考えが甘い」とか「綺麗事だ」とか反論されることがあります。そして、大抵は攻撃的な書き込みをしています。中には「妄想乙」のような、「お前、2ちゃんねるの時代で止まっている人かよ!」とツッコミたくなるような挑発的なコメントをする人もいます。

他には「俺はツウだからお前のような素人とは違う」のような態度を見せてドヤ顔で指摘するような投稿もありますね。

攻撃的なコメントをする理由

ここからは、ネット上で知らない人を相手にすると攻撃的なコメントをしやすくなる理由について見ていきます。

匿名性による「責任の薄れ」

まずはこれですよね。これは有名だと思います。
人は匿名になると、「自分の発言に責任を取らなくていい」と感じやすくなります
これを心理学では 「脱個人化」 と言います。

匿名の環境では、相手の顔が見えない、自分の社会的地位や名誉が傷つかない、罰を受けるリスクが小さいため、普段なら抑えている攻撃的・暴力的な衝動が出やすくなってしまうのです。

承認欲求・注目欲求

次はこれです。SNS上では「他人より目立ちたい、反応がほしい」という心理が強く働きます
特に攻撃的なコメントは炎上や反応を呼びやすいため、「注目を浴びる手段」として無意識に選ばれることがあります。

フラストレーションのはけ口

これもあります。日常生活でのストレスや不満を、ネット上で発散するケースです。攻撃対象は「自分と関係のない他人」でもよく、心の中では「スッキリした、優位に立てた」と感じてしまうのです。

心理学ではこれを 「攻撃の転位」と呼びます。

でも他人の意見に対して上から目線でマウントを取ることやストレス発散をすることこそ、浅いやり方ではないでしょうか?
至らぬ点を見つけて批判やマウントを取ることは簡単にできます。実際、そういう反論をしている人の投稿を見ると、他人の投稿内容に文句を言っているか粗探しをしてマウントを取っているものが多いです。
しかし、それをやっている限りは人生に良い流れは来ません。毎日のように行きつけの飲み屋で仕事や家族の愚痴を店主に言っているようなオヤジと同じです。
そもそも、文字数に制限のあるXでは深い意見を書くことは難しいです。深い意見を書くならnoteやFacebookなどで行えばいいです。

共感能力(エンパシー)の低下

これはコミュニケーション力のない人ほど当てはまりやすいです。

知っている人を相手にするのと、知らない人を相手にするのとでは、共感能力も変わってきます
対面では相手の表情や声を通して感情を感じ取れますが、ネットではそれが見えないため、「相手も人間である」という感覚が薄れる傾向があります。その結果、相手の痛みを想像しにくくなる、言葉の暴力が軽く感じられるようになり、攻撃的なコメントをしてしまうのです。

正義感・道徳的優越感の暴走

実は、意図的に挑発的なコメントをしている人を除くと、攻撃的なコメントをしている人の多くは「悪いことをしている」と思っていません。むしろ「自分は正しい、相手が悪い」と信じていることが多いです。これを 「モラル・ライセンシング」 や 「道徳的免罪」 といいます。

例えば「お前は間違っているから俺に批判されて当然、世の中を正すために言っているだけ」などと思っていて、そういう正義感が攻撃衝動の免罪符になるのです。

今回はSNSなどで攻撃的なコメントをする人について見ていきました。

今回もありがとうございました。