みなさん、こんにちは。
これから年末になっていき、忘年会の時期に入ってくると思います。
実はこの時期は、忘年会以外にもコミュニティの年に一度の集まりもあって、イベントが多いです。
今回は、そんなイベントでやってはいけないことについて見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
それは・・
まずは結論からです。やってはいけないことは、説教や注意です。
みんなの前での説教や注意は当然ダメです。そんなことをやれば今はパワハラ・モラハラになります。目撃者も多いので無かったことにするのは不可能です。
しかし、個別に説教や注意をするのもダメです。
僕だけ空気が変わった
昨年、僕はあるコミュニティの忘年会に参加していました。
そのコミュニティでは膨大な暗記が必要な課題がありました。
そこで、コミュニティの先輩に課題に関する相談をしたことがあります。暗記が大変で、「何となくは言えるようになってきました」と言いました。
そのとき、「何となく言えるって、そのやり方は危険だぞ。なんなのでは再履修だぞ」と言ってきたのです。
もちろん、周りの人はガヤガヤ騒いで盛り上がっています。先輩が僕に注意した内容は他の人には聞こえていません。
しかし、僕は背筋が凍りました。一気に萎縮してしまいました。みんなが盛り上がっている中で一人だけ悲しい空気になっていました。その後、数分間は忘年会がつまらなくなっていたことを覚えています。
さすがにその先輩も、「ヤバい」と思ったのか、話題を変えてくれました。そのため、その場は何とか収めることができました。
個別ならいいのでは?
よく、「ほめるならみんなの前で、叱るなら個別で」と言いますが、それなら「ちょっと来て」と言って店の外で説教や注意をするのはどうでしょう?
これもダメです。
まず、店の外に連れ出すこと自体、相手に警戒されるだけです。「あ、これは説教だ」と思われて、その時点で聞く耳を持たなくなります。
次に、このような個別の説教や注意なら、店の外でしても店の中で相手にしか聞こえない声でやっても同じです。相手は「説教された、注意された」 の印象だけが残り、後のイベントの時間はすべてつまらないものになります。説教や注意をした上司・先輩だけでなく、他の人にも話せなくなり、地獄のような時間を過ごさせるだけです。
他にもありました。忘年会の最後の記念撮影のとき、人数が多くて全員が写真に収まりきらないということで、後ろの人は椅子に立つことになりました。僕も椅子に立つことになりました。
しかし、前にいた一人が、「行儀悪いだろ!」と僕にだけ言ってきたのです。結局、幹事の人の指示で後ろの人は椅子に立つことになりました(もちろん靴を脱いでです)。
これも、場が盛り上がって最後の締めのときに言うものではありませんよね。
この忘年会は、場をわきまえることができない人が2人もいたことになります。
後で連絡したらいいのでは?
では、後でLINEなどで個別連絡をするのはどうでしょう?
これもダメです。
確かに、その場で言わなかったことは対応として良いものです。しかし、後で個別連絡で説教や注意をすると、「なぜあのとき言わなかったんだ?」と相手は思ってしまいます。
また、「またこうやって後で個別連絡で説教や注意があるかも」と警戒してしまい、安心感や心理的安全性、信頼がなくなります。これがなかなかの曲者で、潜在意識に警戒心がこびりついてしまいます。
それじゃ注意できないじゃないか!
ここまでのことを聞いていかがですか?
「その場ではダメ、後での個別の連絡でもダメ。それなら注意できないじゃないか!」
そう思う上司や先輩の方もいらっしゃると思います。
でも、対策はありますよ。
これは以前の記事でも見ましたね。
説教や注意よりもほめることの割合のほうが圧倒的に高くなっていることで解決できます。
「注意:ほめ」が最低でも2:8、理想は1:9くらいになってはじめて、説教や注意をして相手は受け入れてくれます。
また、他の要件もあります。そのようにほめる割合を圧倒的に増やし、安心感や心理的安全性、信頼がものすごく高くなっていることが求められます。
確かに、このような説教や注意は、かわいがっている、一目置いている部下や後輩のために上司や先輩が愛のムチでそのようなことをした側面もあると思います。
しかし、その場合でもかなりの信頼がないとやってはいけません。昨日今日会ったような人はもちろん、5〜10回くらい連絡したような人でもダメです。
目安としては、周囲の人にも「この人は信頼できる」と自分から言うくらい、ロイヤルティの高い人人からの説教や注意なら、大きな信頼があるから安心感や心理的安全性が崩れるまでにはなりません。
ただし、2回やると安心感や心理的安全性は崩れます
確かに、仕事上では説教や注意をしたほうがいい場面はあります。でも、こういうイベント中に言わないといけないことでしょうか?
イベント中やイベント後の数日間は説教や注意はお預けにしたほうがいいです。
見事な対応をした別の先輩
実は先ほどのコミュニティの忘年会の話には続きがあります。
個別に説教や注意をした先輩が場を収めた後に、僕は席を移動しました。そりゃそうですよね。嫌な空気になっていたし、先輩に話すのは躊躇してしまいますから。
そして、移動した席の近くにいた別の先輩(コミュニティのレジェンド的な人)にもその場で急遽同じような相談をしました。
おそらくその先輩も先ほどの先輩と同じく、「何となく言えるって、そのやり方は危険だぞ」と言いたかったと思います。
しかし、その先輩は場を考慮して「身体で覚えるくらいやりましょう」と言い方を変えていたのです。
忘年会やパーティーのような楽しむ場で、「お前のやり方はダメだ」なんて言ったらこちらが傷つきますし、その後がつまらなくなってしまいます。話すことも躊躇してしまいます。だからこそ、うまく言い方を考えてくれたのだと思います。
その先輩は瞬時にそのようなことをしていました。
「あのことを言ってやろう」と用意するのはNG
みなさんも経験があると思いますが、イベントの前に「あいつにこれを言おう」と思っていたことって、その通りには言えないですよね。
大抵は話の流れや席の巡り合わせなどで思ったような展開にはならず、言えず終いになってしまいます。
特に説教や注意などのネガティブなことは、大抵は当初の予定とは異なる暴走か空振りに終わります。
もし説教や注意をしないといけないとなったら、最低でもイベント中とイベント後の数日間はしない、できるなら先ほどの機転のきく先輩のように言い方を変えることが求められます。
今回は、イベントでやってはいけないことについて見ていきました。
心当たりがある方は、ぜひ今年の忘年会やパーティーなどではこれをやらないようにしていただきたいと思います。
今回もありがとうございました。