自己肯定感を高めよう

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みなさん、こんにちは。

今回は前回見た「精神的・時間的余裕」の続きです。これまでのスキルを習得し、診断士に必要な三大態度(+相手への敬意など)を身につけ、精神的・時間的余裕をもった対応ができるようになると、自己肯定感も高まります。今回はこの「自己肯定感」について見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

自己肯定感

ここまでのことができると、不快なことが起きたときでもネガティブ思考やひねくれた解釈などをしなくなるため、精神的・時間的余裕をもった対応ができ、自己肯定感が高まっていきます。

これまでのスキル→「ポジティブ・楽しい・謙虚」の三大態度(+相手への敬意など)→ネガティブな解釈をしない→精神的・時間的余裕→自己肯定感

自己肯定感とは

自己肯定感は「無条件に自分を受け入れて肯定すること」を言います。できないことがあってもいい。それでもそのままで生きていていい」と考えるのが自己肯定感で、自分の強みやできることはもちろんですが、自分の弱みやできないこと、悩みや不安も含めて「自分」という1つの存在として受け入れることを言います

自己肯定感は自分の弱みやできないところ、ミスなどを受け容れられる精神的余裕とつながっています。そして、そんな弱みやできないことと向き合い、「それも含めて自分なのだ」と受け容れていくことで自己肯定感が高まっていきます。つまり、自己肯定感が高い状態は以下のようなものです。

  • 自分の弱みやできないところ、能力や環境に左右されず「今の自分でいい。必要な能力はこれから身につけていけばいい」と思えている
  • 「自分ならできる、うまくいく」と思え、自分への満足度が高く、自分をポジティブに捉えることができる、自分の可能性を信じることができる
  • 自分の能力面やメンタル面の成長をダイレクトに感じることができる

これらのことができるようになると、根拠のない自信がついてきて、これが自己肯定感につながります。そうすると、自分で自分の承認欲求を満たせる(他人に満たしてもらわなくて済む)ようになります。

逆に自慢やマウント取りなどで他人に自分の承認欲求を満たしてもらおうとする場合は、自己肯定感が低い状態です。よくコミュニティにいる王様気分の人や「自分がルール」という雰囲気を出している人、他人を怒りや脅しで従わせている人は、実は自己肯定感が低いのです

自己肯定感が高いと他人との比較をしない

自己肯定感が高いと、他人ではなく過去の自分と比較できるようになります

また、これまでのスキルにより、不快なことが起きても強気の解釈やポジティブ・楽しい解釈で捉えることができるため、自分のミスも素直に認められます他人からミスを指摘されてもそれで自分の評価が下がるわけではないこともわかっているので、言い訳や不快になることをせず他人の意見(理不尽な批判を除く)も謙虚に聞けるようになります

さらに、コミュニケーションのレベルが一気に上がりますポジティブで楽しい雰囲気を出せることはもちろん、自分の話をせず相手の話をひたすら聴くこともできるようになります。これができるようになっていれば、人脈・ネットワークや可愛がられることにもつながり、仕事が舞い込んできやすくなります


そうすると、よくドラマや漫画のセリフで出てくる「やる気があれば何だってできる」ということも実感できるようになります。自己肯定感が低いうちは「そんなことはないだろ」と思って躊躇してしまいますが、自己肯定感が出てくると徐々に「そういうものだ」とわかってきます。

診断士の合格者が「努力は必ず報われる」と言うのと同じですね。受験生のときはそう言われていても実感がわきませんでしたよね?

また、スピリチュアル的なことかもしれませんが、幸運をもたらすこともできます。運勢が良くなるといいますか、明らかに「良い流れ」が来る機会が増えます。私もそれで急に仕事を得たこともあります。

逆に自己肯定感が低いと、他人と比べてしまう(+劣等感や優越感をもってしまう)ことが多くなります
また、ミスをした自分を認めると自分の評価が下がってしまうと思い、自分を守ろうとして強がり、「自分が正しい」と主張して他人の意見が聞けなくなってしまいますプライドの高さが邪魔をして、不快感が顔や態度に出てしまいます。また、謙虚さがない発言もしがちです。これらが他人からは「生意気」と捉えられてしまいます。そうなると、人脈・ネットワークにつながらず、仕事がもたらされることもなくなります。

今回は、精神的・時間的余裕の先にある「自己肯定感」について見ていきました。ここまで身につけることができると、ここまで何回か比喩として出してきた「悟りを開いた僧侶や仙人」レベルも本当に見えてきます。

それでは、今回もありがとうございました。