みなさん。こんにちは。
今回は「個人名刺を作ろう」というテーマでお送りします。
みなさん、名刺ってありますよね?ですがご自身の会社のものを配布するのはもったいないです。副業をされる方も、今後独立して(本業で)診断士活動をしようと考えている方も、診断士として活動をするなら個人名刺を作っておいたほうがいいと思います。
今回はそういうことについて見ていきます。
それでは、よろしくお願いします。
個人名刺を作って意味あるの?
いやいや、個人名刺なんて作らなくていいでしょ?会社の名刺があるんだし。
と言いたくなる気持ちもわかります。
実際、僕もたくさんの人と名刺交換をしましたが、個人名刺を作っている人は2割くらいです。
しかし、逆に言えば個人名刺を作っていると簡単に差別化ができます。そりゃ2割の人しか作っていないわけですからね。これだけで自動的に「上位2割」に入ることができるわけです。
と言うのも、個人名刺に比べて会社の名刺だと印象が薄くなりますいです。大企業や知名度のある企業ほど「企業名」が目立ってしまい、「当人」の印象が薄れてしまいます。
大企業であるほど、会社の名刺をもらった相手から「企業名を出してマウントを取りたいのでは?」と思われて警戒されてしまうリスクが上がります。ましてや自分から企業名を言ってしまったらほぼ確実に「マウントを取りにきている」と思われてしまいます。
また、会社の名刺だと他の資格や得意分野などを自由に書くことができないですし、レイアウト上の制約もあります。あくまで「会社の名刺」ですからね。全社員で統一感を出す必要があるため、本人が個人的に自由に書けるわけではありません。
さらに、メールアドレスも会社のものになるので、個人的な連絡が取りにくいです。この「個人的な連絡」が診断士ではものすごく重要になる(診断士としての仕事やイベントの参加は個人的な連絡で来ます)ので、個人的な連絡が取れないとそれだけで大きなハンデになります。
もちろん、会社のメールアドレス宛てに個人的な連絡をしても問題ないのかもしれませんが、会社の誰が見ているか(見てしまうか)わからないですし、少なくとも個人のアドレスに送るよりも心理的なハードルは上がってしまいます。
逆に個人名刺だと他の資格や得意分野も自由に書くことができますし、レイアウトも自由に決めることができます。例えばそこにFacebookやLINEの案内を出しておくと連絡が取りやすいです。
僕は会社の名刺の他に個人名刺を作成し、診断士関連のイベントや仕事ではそちらを渡すようにしています。
個人名刺に書く内容
結論を言えば、何を書いてもいいです。記載項目量も自由です。あえて最低限のものしか書かないのもいいし、書けるだけ書いてしまうのもいいです(僕は後者です)。
しかし、常識的に考えると、氏名・電話番号・メールアドレス・資格(中小企業診断士)は最低限必要かと思います。あとは何を書いても(追加しても)個人の自由です。
僕の場合、個人名刺は「顧客用」と「診断士仲間用」に分けています。上記の最低限の内容以外だと、出身・居住地、Facebookとブログの案内は顧客用と診断士仲間用で共通していますが、顧客用には「こんなお困り事があればどうぞ」という内容を記載し、診断士仲間用には強みや一発合格道場の記事一覧などを記載しています。こうすることで相手ごとに効率的に私のことをアピールできます。
僕が個人名刺を出してよく言われること
個人名刺は、自分の名前がある表面に特徴的なことを書いたほうがいいです。そのほうが相手も話しやすくなります。また、キャッチフレーズなど、目立つものが書いてあるほど相手は話しやすくなります。
僕なら「中小企業診断士」はもちろんですが、「ほめちぎる診断士」、「ほめ達1級」、「産業心理カウンセラー」、「受験メンタルトレーナー」を記載しています。

産業心理カウンセラーは、産業カウンセラーの簡易版のようなものです(産業カウンセラーとは異なる団体による資格です)
名刺交換をしたとき、相手は表面を見ます。そのため、表面に特徴的なことや目立つことを書いておくと、名刺交換をした相手から「えっ!ほめ達ってあるんですか?」とか「ほめちぎる診断士って、商標登録したんですか?」などと言っていただけます。そこから話が弾んでいき、僕のことが印象に残りやすくなります。
ちなみに僕の場合、ほめちぎる診断士、ほめ達1級、産業心理カウンセラーについて言っていただくことが多いですね。
「ほめちぎる診断士」は、2024年12月に商標登録しました。本当は「ほめる診断士」でいきたかったのですが、「ほめるコンサルタント」という商標がすでにあって類似性で引っかかる恐れがあると担当の弁理士に指摘されたため、ほめ達の世界で「ほめる」の最上級の表現である「ほめちぎる」を使わせていただきました。
これを応用して、次に注文する名刺には表面の名前の近くに「一発合格道場・タキプロ15期:サトシ」と書く予定です。

裏面に重要なことを書いてしまうと、相手は裏面を見る手間がかかりますし、「裏面にありますよ」とこちらが言わないとなかなか見ないです。そうするとせっかくの魅力が伝わりにくくなります
個人名刺は小ロットで注文する
個人名刺はラクスルやプリントパックなどで簡単に作成することができます。無料で使えるデザインのフォーマットもあるので、それを利用してみるといいと思います。
その際、小ロットで注文することがポイントです。まるで2次試験の事例Ⅲみたいですね(笑)
でも診断士は数ヶ月ごとに状況が変化します。登録をする前と後では「中小企業診断士(登録予定)」から「中小企業診断士」に変える必要がありますし、それ以外にも実績をプラスしたり、資格を追加したりすることもあります。こまめに変化する状況を名刺に適時反映できるように、最小の単位(僕が利用しているラクスルでは100枚)で注文することがオススメです。
今回は個人名刺についてお送りしました。
今回もありがとうございました。