みなさん、こんにちは。
今回は、一癖あるほめ方をご紹介します。
一癖あるものなので、相手に響かないかもしれません。しかしほめることは自己完結のものなので、相手が失礼だと受け取らない限りはOKです。
それでは、今回もよろしくお願いします。
相手への敬意などがあることが前提
さて、今回の「一癖あるほめ方」ですが、これは相手への敬意などがあることが前提になります。
相手への敬意や感謝の気持ち、相手の意見の尊重、相手の背景にある事情を考慮して労をねぎらうことですね。それができることが一癖あるほめ方の前提になっています。
なので、相手を敵視していたり、自分勝手な思いがあったりすると、一癖あるほめ方はできません。
MFゴーストに出てきたこんなセリフ
僕は「MFゴースト」という車のレースの漫画(アニメ)が好きなのですが、そこの第3戦、「ペニンシュラ真鶴」でのレースで出てきた「一癖あるほめ方」をご紹介します。
ちなみに、(この記事投稿時点で)このブログのトップページにある道路の写真は、MFゴーストに出てきた「ペニンシュラ真鶴」のコースです。

MFゴーストは車のレースの漫画(アニメ)で、F1のようにドライバーどうしで順位を争っています。
真鶴の公道(国道や有料道路)をコースに、そこでレースをしているのですが、そこに出てきた前園和宏が主人公の片桐夏向にレース中に頭の中で言ったセリフが「一癖あるほめ方」でした。
レースはコースを5周する中での4周目。どの車もダイヤが消耗されてグリップ力がなくなり、コーナーで滑りやすくなっている中、片桐夏向(赤い車)が前園和宏の車(白い車)を追い抜きました。

そのとき、前園から出てきた言葉が
どう見てもオーバースピードに見えるのに、タイヤを食いつかせて曲がってしまう。
お前の足下だけアスファルトの質が違うっていうのか。
同じ物理法則の支配下にお前だけいないのは、なぜだ。
でした。
この前園というドライバーはレースの他の選手にもリスペクト(敬意)をもっている人で、物理学の博士号をもっている設定です。冷静なキャラで、相手や自分自身の状況、レース展開を客観的に判断できる性格です。
今回のこのセリフは主人公の片桐夏向の走り方に驚きながら、きちんとほめていることになるんですよね。
確かに、「追い抜いた、すごい!」みたいなシンプルなフレーズではないですが、セリフの中身をしっかり理解すれば、片桐夏向へのリスペクト(敬意)をもってその走り方を讃えていることになっています。

2つのポイントを押さえたほめ方
今回のこのセリフは、実は2つのポイントを押さえたほめ方になっています。
1つ目はものに例えていること。2つ目は「なぜだ」と疑問形になっていることです。これらも実はほめるポイントを押さえたものになっているのです。
今回なら、「お前の足下だけアスファルトの質が違うっていうのか」というのは、「まるで違うアスファルトのようだ」というように、ものに例えていますよね。
また、「同じ物理法則の支配下」というのも、ものに例えていることになります。
そして、「同じ物理法則の支配下にお前だけいないのは、なぜだ」は疑問形の内容です。これは主人公の片桐夏向に聞いてみたい内容ですよね。
このように、秘訣を質問の形で聞いてみることで相手のことをほめるテクニックもあります。そこでよく例えられるのがプロ野球などでお馴染みのヒーローインタビューです。
この「MFゴースト」という漫画(アニメ)は、「頭文字D」の作者のしげの秀一さんが頭文字Dの後継作として描いたものです。
頭文字Dでもそうだったのですが、ライバルキャラが主人公のことをこのような「一癖あるほめ方」でほめるシーンが何回かあります。
もちろん、中にはヤンキーみたいなキャラもいて、そういうキャラだと「このヤロー」とか「こんちくしょう!」などほめ言葉にならないようなことも言いますが、割と冷静なキャラで相手への敬意をもっている、スポーツマンシップのある人だとこのような一癖あるほめ方をして相手を讃えています。
勝者を讃えるのはスポーツマンシップです。悔しい気持ちもありながら、そのパフォーマンスをほめることも勝負には必要です
え?難しいよ
このような一癖あるほめ方は、かなりの応用レベルのものになります。
もちろんほめ達検定3級では1ミリも出てきませんし、2級でも必要とはされません。
1級でこのほめ方ができるとほめ達協会の西村理事長(1級の講師)から「おぉ!すごいほめ方ができますね」と言われるくらいで、1級でもできる必要はありません。その上のほめ達認定講師でも使えるものではありません。
このほめ方は本人の性格や価値観、マインド的な要因が大きく影響するものです。
そのため、このほめ方ができなかったらダメなわけでは決してありません。むしろここまでできたらすごいくらいです。超一流と呼べるレベルです。
なので、まずは「すごい、さすが、素晴らしい」など、シンプルなほめ方を定着させ、その上でほめ脳に変わってきて、そのレベルがかなり上になると、マインドが変わってきて今回のような一癖あるほめ方ができるようになってきます。
なお、最初にも述べたように、このほめ方は一癖あるものなので、相手に響かないかもしれません。しかしほめることは自己完結のものなので、相手が失礼だと受け取らない限りはOKです。
《今日のほめフレーズ》
みなさんの力を貸してください
今回は一癖あるほめ方について見ていきました。
今回もありがとうございました。