存在感があると有利

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みなさん、こんにちは。

前回、「仕事を紹介してもらうためには、紹介してもらう人の頭の中に優先的に自分の存在が出てくることが重要です。だから積極性を出して存在感を出していきましょう」と述べました。

「なるほど、じゃあ存在感を出していこう」と思っても、どうやって出していけばいいでしょうか?

もちろん、「存在感を出していく」と言っても「目立ちたいだけの出しゃばり」はNGです

ではどうすればいいでしょうか?それを今回は見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

存在感の正体

優先的に頭の中に存在が出てくる人というのは、存在感があります。

存在感がある人とは、具体的には「話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さ」がある人です

逆の側面から見ていくとわかりやすいと思います。

  • 「オレは誰とも仲良くなりたくないから話しかけるな」という雰囲気がある人
  • 話していてもネガティブで悲観的なことばかり言う人
  • 上から目線で批判や承認欲求丸出しのことばかり言う人

こんな人と仲良くしたいですか?したくないですよね。こういう人は当然ですが、仕事の紹介はありません。仮に頭の中に出てきたとしても、悪評や悪い意味で出てくるので、余計に仕事にはつながりません。

上から目線の人
上から目線の人

こんな態度の人なら嫌われても当然だね ←はい、あなたがです

あと、先ほどの「逆の側面から見た3つ」について、気づきましたでしょうか?

  • 「オレは誰とも仲良くなりたくないから話しかけるな」という雰囲気⇔相手への敬意など話しやすい雰囲気
  • ネガティブで悲観的なことばかり⇔ポジティブ・楽しい親しみやすいオーラ
  • 上から目線で批判や承認欲求丸出しのことばかり⇔謙虚感じの良さ

赤字のものが診断士に必要な三大態度+相手への敬意などです。そして、黄色マーカーを引いたものが今回のテーマである「話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さ」になっています。

結局、今回の「存在感」や「話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さ」についても、今まで見てきた「診断士に必要な三大態度+相手への敬意など」の延長なのです。

存在感がある人はムードメーカーやモチベーターになりやすい

存在感がある人は、話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さがあるため、ムードメーカー(盛り上げ役)やモチベーターになることが多いです

また、こういう人はイベントや飲み会で一緒になった人には積極的に話しかけていることが多いです。そのため、時には人どうしをつなぐキューピット役にもなりやすいです。

では、サトシはどうなのか?

僕はある程度の人数から「サトシさんは話しやすい雰囲気があります」とか「サトシさんがムードメーカーになってくれたおかげで楽しい飲み会になりました」と言われたことがあります。そう考えると、客観的に「話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さ」はあるのかと思いますし、僕自身も何となく感じている強みです。

他の人からこのように言われるのは僕がカウンセラーの資格(産業心理カウンセラー)をもっていることと、傾聴のスキルがあることが要因だと思います

確かに相手の話を聴くとき、僕はよく頷きを入れていますし、口角や眉も上げています。「この人の話を聞こう」とか「この人のことを知りたい、この場を楽しみたい」という意識があります。そのため、他の人からすると僕は話しやすい、親しみやすい、感じが良いと捉えていただけるのかと思います

愛嬌や謙虚さがあるほど有利

やはり、「堅苦しいより愛くるしい(愛嬌がある)、権威より謙虚」だと思います。これが「可愛がられ力」につながり、先輩などに応援されるようになります。そして、先輩などが味方についてくれるため、「今度参加させてくださいよ」とか「次はこの企画をお願いします」など、割と無茶を聞いてくれるようになります。だからすぐに次のステップに進めます。

人柄は顔や態度に出てくると思います。人柄が良い人ほど相手の満足や安心感・信頼を得やすく、応援してもらいやすくなります。そして、クライアントにまで応援されるようになると、口コミによる新規顧客獲得がしやすくなります(もちろん満足度を高めることが前提です)。

また、診断士は他人からの紹介から仕事を得ることが多いです。そのため、日頃のネットワーク・人脈や関係性がカギになります。ポジティブで楽しい雰囲気のある人のほうが人間的な魅力があるため紹介が来やすいです

今回は話しやすい雰囲気、親しみやすさ、感じの良さについて見ていきました。無意識でもこれがある人はかなり有利です。それは強みというか、才能ですので、ぜひ活用していただきたいと思います。

今回もありがとうございました。