嫌な流れのときの対処法

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みなさん、こんにちは。

突然ですが、どうもイライラしたり、嫌なことが重なったりするときってありますよね。

例えば親切で提案や意見を言ったものはことごとく蹴られる。下手をすると「余計なことをするな」と怒られてしまう。そんな中でSNSを見たら知り合いが結婚したとか、大きな仕事を取ったとか、表彰されたとか、自分が羨ましく思えてくる話がどんどん入ってくる。

そういう「悪い流れ」が来ているときって、どう過ごせばいいでしょうか。
今回はそちらを見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

まずは結論

結論から言うと、「悪い流れ」のときは、立て直そうとしないで「被害を最小化する過ごし方」をするのがいちばん楽で、あとで効いてきます。

つまり、「攻めより守り」、「勝てないまでも、負けない組み立て」をすれば大丈夫です。
例えば診断士としての仕事は、今取り掛かっていて先延ばしできないもの以外は取り掛からなくていいです。

科学的にも悪い流れは実在する

「悪い流れ」と言うとスピリチュアル的なイメージがありますが、きちんと科学的根拠があります。

科学的に言えば、嫌なことがあるとストレスで認知が歪みます。そうなると注意力・判断力が落ち、普段なら何でもないような小さな刺激を「嫌な出来事」として拾いやすくなってしまうのです。
簡単に言うとネガティブに捉えやすくなる、ネガティブな反応を少しでもできるものには器用に反応してしまうのです。

結果として「嫌なこと → 反応が荒れる → さらに嫌なこと」という負の連鎖が起きやすい状況です。
普段なら何とも思わないこともネガティブに捉えて余計にメンタルにダメージを与えます。

だから「悪い流れが来ている」というのは気のせいでもなければ甘えでもありません。
そしてそれは気合や根性で断ち切れるものでもありません。
つまり「頑張って解消させるもの」ではありません。

悪い流れのときの基本方針

悪い流れのとき、やらない方がいいこととしては以下のものがあります。

・人生や人間関係の大きな決断
・正論で自分を叱る(「大人なんだから」「こんなことで」)
・相手を変えようとする
・未来の不安を考え込む
・SNSを見る

この状態の脳は誤判定マシンになっていて、少しの刺激で被害妄想が作動してしまいます。

例えば診断士試験に落ちたとして、合格発表日当日に「もう諦めよう」と撤退するようなことは、人生における大きな判断となるので、多くの人は1ヶ月くらい判断を保留します。

おすすめの過ごし方

まず、「判断を減らす」ことが挙げられます。

悪い流れの正体は「判断疲れ」とも言えますので、できるだけ休むようにし、仕事もルーティンで動かせるものだけにします。
新しい冒険はしないほうがいいです。できるだけ「いつも通り」に寄せます。いつもの店、いつもの服、いつもの作業順でいいです。また、提案や意見も悪い流れの期間ではやらないほうがいいです。ぐっとこらえましょう。

次に、問題やトラブル、嫌なことなどの感情を解決しにいかないことです。
この段階で原因分析をすると判断を増やすことになるのでNGです。
おすすめなのは、「今イラついてるな」とメタ認知をし、それを紙やメモにそのまま書いておくことです。それだけでいいです。

ポイントは、分かろうとしない、正当化もしない、です

人との距離を“少し”取る

完全に引きこもる必要はないですが、余計なやり取り、解釈が必要な会話、正解を求められる場は一時回避です。
特にアドバイス魔やマウント取りの人からは物理的に離れるのが正解です。嫌な印象がある人、例えば言葉足らずの人、上から目線の人、共感よりアドバイスで正論を投げてくる人、ネガティブな解釈が出そうな人からは離れてください。
悪い流れのときにこういう人と連絡を取ると、ちょっとした表現でネガティブに解釈してしまい、メンタルの回復に数倍時間がかかってしまいます。

また、SNSを見ない、どうしても必要な連絡は取らないなども有効です。
悪い流れのときの脳は、他人の言動を悪意寄りに解釈しやすい、比較・評価・正解探しに過敏、ちょっとした一言(一文)で一気にメンタルを消耗することが特徴です。

SNSはまさに「解釈コストが高い情報の塊」と言えます。
特にダメージが大きいのは、トゲのある正論、微妙なニュアンスの短文、成功・充実アピール(仕事獲得報告や結婚報告など)、議論・炎上・対立の構図のものです。
これらは今の状態の脳に直撃します。

「どうしても必要な連絡は取らない」についても、どうしても今しないといけない最低限・事務連絡に限定することがベストです。
例えば日程・事実確認、業務の進捗「了解です」や「確認しました」などの短文ならOKです。
逆に、感情が絡む相談、説明が長くなるやり取り、正しさ・価値観が絡む話、すぐ返事を求められる雑談などは避けたいです。

副業の診断士としての仕事も同様で、締め切りが迫っているもの以外は一旦置いといてOKです。
これは逃げや甘えではなくてセルフマネジメントです。

身体を先に戻す

実はこれ、めっちゃ有効です。メンタルは身体の結果であることが多いからです。

8時間以上寝る(最優先)、温かいものを飲む、日光を浴びながら軽い散歩、風呂 or シャワーなどにより、気分が良くなり、神経系をニュートラルに戻すことができます。

こんな整体やマッサージを受けてもOKです

「今日は50点でOK」と決める

いわゆる「守りの日(期間)」にします。

悪い流れのときに「ちゃんとしよう」や「頑張ろう」、「挽回しよう」などの頑張る系は逆効果です。

「守る」をメインにし、最低限のことだけでいいです。「失点しなければ勝ち」くらいでいいですし、何もしなくてもいいです。これも立派な対応です。

嫌な流れが来ている時期にやることは「頑張る」ではなく「保護」。これは一番大事な考え方です。
イライラしているときほど自分を客観視しようと頑張りすぎる傾向があります。しかし、悪い流れのときに必要なのは「嫌な流れを振り切るために頑張る」じゃなくて「保護」です。これは「逃げ」でも「甘やかし」でもありません。「今は守りの時間」と割り切れると、流れは自然に戻ってきます。

守りでいくというのは、「今は仕込みの時期、準備しておく時期」ということでもありますよね。

ご褒美クラスのことをする

普段なら例えば休前日や仕事で何かを達成したときにやるご褒美を、悪い流れのときは特別にやってOKです。

僕みたいに電車好きなら例えば新幹線に乗ってどこかに旅するとか、スイーツ好きなら普段なら買わないコンビニスイーツを買うのも、対策としては有効です。

ポイントは「ご褒美としてやる」ではなく、「今だからやる」です。
これは「気分転換」ではなく、悪い流れを断ち切るための理にかなった対策です。
悪い流れの正体は多くの場合、同じ環境、同じ刺激、同じ思考ループに脳が閉じ込められている状態です。
ご褒美は安全で予測可能かつ新規性があるものです。脳にとっては「低リスクな環境変化」であり、最高の回復刺激になるのです。

また、「一人でできるもの」がいいです。例えばお酒好きの人なら一人で高級ワインを飲むことはいいですが、飲み会をやるのは控えたほうがいいです。飲み会のメンバーから説教をされたり、リア充アピールをされたりしてメンタルが落ち込んでしまうリスクがあるからです。

僕が新幹線に乗る場合、非日常を味わえますし、車内は静かです(うるさい人がいたら別の車両に行きます)。もちろん一人でやっていることです。そして目的は「乗ること」だけでも成立します。「どこかに行く」より「新幹線に乗る」が目的ですので、達成基準が低く失敗しないのがいいです。

ただし、注意点として「これで元気にならなきゃ」と思うことはNGです。これだと回復行動が評価タスクに変わってしまい、義務感から焦りが出てしまいます。

僕ならこうする

僕がおすすめする悪い流れのときの使い分けとしてはこんな感じです。

軽度
→ コンビニスイーツ、散歩、カフェ

中程度
→ 新幹線・電車に乗る、半日環境変更、メンタル回復

重め
→ 予定を減らす+睡眠+完全オフ、メンタルクリニック

「頑張る」よりも「保護」

流れが戻り始めるサイン

イラッとする頻度が下がる、嫌なことが「まあいいか」になる、笑える余白が出ると、流れが戻ってきています。
この状態になってから初めて「振り返り」や「対策」を考えればいいです。

そして、やれそうになってきたら、「小さなことからコツコツと、でもOK」という思いで、楽観的にできることから取り組んでいけばいいです。

僕の場合、口角や眉は上がっているかどうかが、ポジティブで楽しい雰囲気になれているかのバロメーターになってます。
悪い流れの期間はメンタルが弱ってしまうので、口角や眉が上がらないです。
逆に言えば、口角や眉が上がってきたらメンタルの調子がいいことになり、悪い流れの期間を脱しやすくなります。

今回は悪い流れになっているときの対処法について見ていきました。

今回もありがとうございました。