みなさん、こんにちは。
今回も昭和の体育会系の価値観の方に多い、「ほめることは甘やかすことだ」という見解についてお送りしていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
嫌がってほめてませんか?
昭和の体育会系の価値観の方は、ほめることに否定的な意見をもっていることもあります。そういう方は、本来ならほめたくないけど、最近はパワハラやモラハラのことでうるさいし、上からもほめろと言われるから、仕方なしに無理してほめることになるのです。
そして、こういう人に決定的に欠けているのが、「相手への敬意など」です。
つまり、相手への敬意、感謝の気持ち、ねぎらいの気持ち、相手の言動の尊重の気持ちがないから、ほめることが何か嫌らしい、媚を売ったもののように思えてしまうのです。
え?そんなことはない。部活ではスポーツマンシップをたたき込まれたから、相手への敬意はあるぞ!
スポーツマンシップの「相手への敬意」と、仕事や日常生活での「相手への敬意」は異なるものです。前者はフェアプレーや挨拶、試合後のノーサイド、先輩の意見には絶対服従などの礼儀が中心です。後者は相手がしてくれたことへの感謝やねぎらいの気持ちを示すこと、相手に敬意を示して相手の意見を尊重することが中心です。一部重なる部分はあっても、両者は異なるフィールドのものと思っていいです。
そして、学校でいじめや暴力がなくならないのも、大人になって職場でパワハラやモラハラが横行しているのも、「スポーツマンシップにおける相手への敬意=仕事や日常生活における相手への敬意」と思っていて、「先輩には絶対服従」を勝手に他人にも適用しているからです。
昭和の体育会系の価値観の方など、ほめることが苦手な方によくあるのが、「上の立場なら下の立場の人に何をしてもいい、絶対服従だ」という固定観念があります。だから平気で相手への指摘・ダメ出しばかりして、相手がしてくれていることへの敬意やねぎらい、当たり前のことへの感謝の気持ちがないのです。
仕事や日常生活における「相手への敬意など」がないから・・
このとき、仕事や日常生活における「相手への敬意など」がない、つまり相手への敬意やねぎらい、感謝の気持ちがないと、ほめ言葉が嫌味のようになってしまうことがあります。
例えば昭和の体育会系の上司や先輩は、部下や後輩について、「ダメ出ししてもいい。文句は言わせない」という固定観念で見ています。この時点で減点主義になります。
そして、部下や後輩について「仕事が遅い」と思っているとします。
しかし、「今の世の中はほめないといけない、パワハラやモラハラを避けなければならない」という「上からの命令」があるため、それに絶対服従(上司や先輩にとっても、それより上の立場の人には絶対服従)となり、「仕事が遅いのにほめないと」と思ってしまいます。
そうなると、「いやー、今日は仕事が早いね」と言ってしまうのです。
これだと相手からしたら嫌味になってしまいますし、自分も無理に言っていてストレスになりますよね。
こんな感じです。これは相手に対する敬意やねぎらい、感謝の気持ちがなく、「仕事が遅い」という思いが前提にあるからです。
このように、ダメ出しありきの減点主義で捉え、「こいつはダメだなぁ」と思っていると、なかなか相手の価値に気づくことはできません。
ほめ達は加点主義です
ダイヤの原石がたくさんある
ほめ達なら、どんなときも相手への敬意などをもっています。これは昭和の体育会系の人でもそのうちできてきます。何を隠そう、ほめ達協会の西村理事長も、昔はゴリゴリの昭和の体育会系の人でした。
そして、ほめ達なら、一見するとその人が持っているマイナス、欠点、ネガティブなことについても、そこにある「価値=プラスの部分」まで見つけて、それを引き出してあげることができます。
もちろん、優れている点やポジティブなことについてもほめることができます。
例えば僕で言うなら、電車に乗るのが好きなので、「日本全国どこにでも行きますよね」と言われれば、ポジティブなことなので当然ほめ言葉になります。
また、ITが苦手ですが、「苦手なITにもきちんと向き合っていて素晴らしいです」と言われたら、ネガティブなことにある「価値=プラスの部分」を見つけて、それを引き出しています。だから僕からすると、「あれ?僕って苦手にきちんと向き合えているんだ」と思って嬉しい気分になります。
私たちの周りにはダイヤの原石がいっぱいあります。見えにくい、誰も見ていない、気にしていない真っ黒のものでも「価値」があればそれを輝かせることができます。
今の僕のITのやつなんかがまさにそれですよね。今まで気づかなかったことなのに、ほめられたことで新たな見方ができるようになりました。
また、これは能力UPにも言えることです。部下や後輩に対しても、できたからほめるのではありません。ほめるからできるようになるのです。
こうやってほめることができる人は、部下や後輩だけでなく、自分自身のさらなる成長、引き出しが多くなることになっていきます。

今回は、ほめることは甘やかすことではない、という内容を見ていきました。
ほめ達が人をほめる場合、ポジティブな部分はもちろん、ネガティブな部分もポジティブ変換してほめることができます。
今回もありがとうございました。