みなさん、こんにちは。
前回はネガティブに思った場合に、まずはその場を離れることで、精神的余裕が出てくることについて述べていきました。
今回はそこから先の手順の話になります。
それでは、今回もよろしくお願いします。
ポジティブな価値を見出す
精神的余裕が出てきたところで、ネガティブに思った人やモノ、出来事について、ポジティブな要素を考えてみます。
ここがほめ達としての実力の見せ所です。
ほめ達の「ほめる」の定義にある「価値」を見つけていくわけですが、ほめ達としてのレベルが高い人ほど、ポジティブな要素をどんどん見つけられます。
ほめ達の「ほめる」とは、目の前の人やモノ、出来事の価値を発見して伝えることです。
視野を広くして、全部ひっくるめて見ていきます。
相手の頭の先から爪の先まで、服装、髪型、態度。モノならメリット。出来事なら自分への教訓や将来の可能性などを考えてみます。強引に結びつけてもいいですし、真実と違っていてもOKです。
また、その人だけでなく、前後左右の人も見ていきます。現在だけでなく、過去や未来(将来)も見ていきます。
すると、ネガティブにしか見えないことでもチャンス、隠れている資質や才能を見つけることもできます。

目安は、相手(不快なことをしている人)に伝えたとしたら感動して泣いてしまうくらいのポジティブなことを探していきます。量的でも質的でもOKです。
なんなら、今から本当にその不快な人にそれを伝えに行くくらいの気迫でもいいです。
不幸中の幸いで、人間はネガティブなことのほうがポジティブなことより印象に残るので、その性質を利用します。離れても印象が強く残っているので、印象が残っているうちにポジティブな部分を見つけていきます。

「子供がうるさい」というマイナスのこと(出来事)も、価値を見つけることができるようになります。
「この子は『電車の中でのマナーの必要性』を伝えてくれている」と思えばポジティブになりますよね。
また、その子供自体にも注目できます。何でもOKです。子供の割に服がカッコいい、笑顔がいい、キャラクターのグッズがかわいいなど、価値を見つけていきます。
そして、この子供が感動して泣いてしまうくらいポジティブなことを探してみましょう。
ほめ達としての腕の見せ所
実はここが普通の人とほめ達の差です。
普通は特定の部分(特にネガティブな部分)だけ見て「こいつはダメだ!」と飛びつきます。診断士で言うと、2次試験で散々指摘された飛びつきを平気でしてしまうのです。なぜなら、脳には「この人の印象を早く確定させたい」という怠け癖があるからです。早くラベルを貼って「この人はこういうダメな人」と確定させて、安心したいのです。
しかし、ほめ達は違います。「人間はそのままだと心の視野が狭くなり、マイナスばかり見てしまう」ということを自覚して、心の視野を意識的に広げている人、それがほめ達です。
他人の迷惑行為や不快な出来事など、一見するとマイナスにしか見えない状況でも、そのすぐ横に隠れたプラスの部分を見つけ、そこに光を当てることができます。
ネガティブな思いがポジティブ変換される
最初にネガティブな思いが出てきても、それをポジティブ変換できるのがほめ達です。
例えば先ほどの「他人の子供がうるさい」ということ。「うるさいなぁ」はネガティブな思いですよね。
上記のようにそれをそのまま思ってもいいですが、精神的余裕があればそれをポジティブ変換できます。そうなれば、うるさい場合でもネガティブな印象が緩和されます。

相手への敬意などが出てくる
ポジティブに解釈できれば、相手への敬意など(敬意、感謝、尊重、労をねぎらう、背景の事情を考慮する)が出てきます。
例えばうるさい子供やその親の背景にある事情を考慮して労をねぎらうことができます。
これは精神的余裕があるほど、ほめ達としての実力がついていくほどできるようになります。

相手のイメージが変わる
相手への敬意などがあれば、最初に「うるさいなぁ」と思った相手でも、イメージは変わっていくのではないでしょうか?
先ほどのうるさい子供についても、「まぁ仕方ないか」と思えてくるのではないでしょうか?
ほめることで、自分自身の心が整ってきます。自分自身の心が整うことで、精神的余裕ができて、相手に対する自分の表情や、かける声や言葉の調子が変わっていったりします。また、SNSやメールなどの文章での書き方がネガティブなものから徐々にマイルドになっていき、ポジティブなものに変わっていきます。すると不思議なくらい、相手との関係性が変わっていきます。
ネガティブな思いを適切に処理できる
このように、ほめ達としてのレベルが上がってくると、不快なことが起きてネガティブに思っても、それをうまく浄化できるようになります。
これを繰り返していくと、大袈裟に言えば人生観が変わります。ネガティブな気持ちやオーラが少なくなり、温かな気持ち・オーラが漂ってきます。考え方も態度もポジティブ中心になっていきます。徐々に余裕があることが増えていきます。
つまり、最初のネガティブに思うこと自体が少なくなってきます。仮にネガティブに思っても今回示したやり方で浄化でき、経験になり、ほめ達としてのレベルアップに貢献します。そうするとネガティブに思うことがさらに少なくなるという好循環です。
ネガティブなことを吐き出せる場所を用意する
ここまでネガティブな思いが出たときの処理の流れを見ていきましたが、最後に1つポイントです。
「それって結局、ネガティブに思ったとしても、ネガティブなことを言うことは一切ないってこと?」
となってしまいますよね。

ご安心ください。ほめ達でもネガティブなことを言います。でもそれは人数限定です。本当に信用している人だけに限定しています。
いわばセーフティネット的なものですね。普通は家族ですが、信頼できる友人でもいいです。
実は、サラリーマンが行きつけのスナックで店員(飲み屋のママ)に愚痴をこぼすのは理にかなっているのです。これも愚痴をこぼすセーフティネットになっています。
人に言いにくいならSNSでもOKです。
例えば裏アカを作ってもいいのです。その裏アカ(もちろん他の人には教えない)はネガティブなことを書いて、表アカはポジティブな投稿を使い分けていきます。
実際に芸能人はそれをやっている人も多いと聞きます。ただし裏アカでも過度なネガティブ投稿はNGですし、表アカとつながりがバレそうな投稿は避けたほうがいいです。

これでネガティブな思いが出てきてもうまく対処できるようになるはずです。
「以上の手順でやる、他のことはやらない」と割り切れば、ネガティブに思っていいし、それに悩むこともなくなるので、ほめ達として一気にレベルアップできると思いますし、日常生活もかなりラクになってくると思います。
今回もありがとうございました。