みなさん、こんにちは。
今回も「ほめ達はネガティブに思わないのか」についての最終決定について見ていきます。
ほめ達でも普通にイラッとはする。ただし、そこからの“扱い方”が、ほめ達は違う。「メタ認知→離れる→ピン留め→ポジティブに思う」の流れでいけばOK!!
ということが結論でした。
イラッとしてOKです。ネガティブに思ってOKです。その代わりそれをきちんと認知してください、ということでした。
今回は2つ目のステップの「離れる」を見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
離れられるなら離れる
次に、「メタ認知→離れる→ピン留め→ポジティブに思う」の流れの2番目にある「離れる」です。
メタ認知より重要なのがこのステップです。
不快な人を目の当たりにしたら即離れるのが理想ですが、そうでなくても耐えられなくなった時点で離れます。
電車なら隣の車両に移る、次の駅で降りることでその不快な現場から離れられます。店ならば一旦外に出ましょう。
その場から離れることはいわば「回避戦略」であり、実はメンタルのコントロールにとってものすごく重要です。
「ポジティブに思う=自分が犠牲になって我慢する」ではありません。「ポジティブに思う=不快なところからは離れることで “自分にとってマシな選択”を取る」です。
電車なら車両を変える、次の駅で降りる。移動も降りることもできないなら耳栓をして目を閉じる。カフェなら外に出る、イヤホンをつけて動画を見る。
このように、不快な目の前の環境から回避することはメンタルにとって非常に重要な行動です。
「離れる」にとって最大のポイントになるのが、ここで重い腰を上げられるかです。人間には現状維持バイアスがあるため、「(多少は不快だけど動くのも)面倒だからいっか」とか「不快だけどこいつのせいで何で俺が動かないといけないんだ?」などと考えがちです。

確かに「そんなの綺麗事だ。迷惑行為をしている奴はムカつくし、うるさいものはうるさいんだよ。何で俺がこいつのせいで移動しないといけないんだ」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、今その不快な環境に留まり続けることと、重い腰を上げる必要はあるけどその不快な環境を離れられることなら、どちらが自分のメンタルにダメージが少ないでしょうか?
前者なら間違いなくネガティブな感情はエスカレートしていきます。ネガティブ思考にはアリ地獄の性質があり、どんどん重症化するからです。軽症のうちに脱出しないと、メンタルへのダメージがどんどん蓄積されてしまい、自分でコントロールできなくなります。
よくわからないうちにいつの間にかイライラしていたという場合、ネガティブな出来事が起きたとき軽症のうちに脱出していないことでネガティブな感情を自分でコントロールできなくなったことが原因です。
もちろんですが、離れる際に決して注意はしないでください。迷惑行為をしているような人はクレーマーやカスハラ気質の人である可能性も高いので、逆ギレをされて墓穴を掘るだけです。正義感から注意したい気持ちはわかりますが、注意しても良いことはほとんどありません。

離れることができない場合は?
逃げられない場合や離れることができない場合もありますよね。
高速バスや飛行機は、不快な人がいてもその場を離れることができません。高速バスは車両が短い上に「隣の車両」という概念がありません。また、高速道路走行中はトイレに行くとき以外はシートベルト必須なので立つことができません。飛行機についても、重量バランスの関係で空いている他の席に移るということができません(席の配置は荷物を含めた飛行機全体の重量バランスのことを考えて割り振られています)。
また、電車も満員電車で次の駅まで長時間停車しない場合は、しばらくその場を離れることができません。強引に動いて隣の車両に移ることもできますが、それでも満員電車の中だと大きな手間とストレスがかかりますよね。
そのため、こういう離れられない状況だと、すぐに離れられる状況に比べてネガティブな思いやストレスが蓄積し続けてしまいます。
しかし、このような状況でも手はあります。具体的には、耳栓やイヤホンをして、目を閉じるか、その不快なことをしている人と正反対の側を見るようにしてください。下を見てスマホ(動画やゲーム、電子書籍など)を見ていてもいいです。その際も耳栓をするかイヤホンで音楽等を聴きます。
そうすると、離れることはできなくても、何もしないでいるよりもメンタルへのダメージは少なくなります。
そして、目的地に着くなどして離れることができるようになった時点ですぐに離れてください。
車両を移動する、次の駅で降りる、イヤホンを使う、目を閉じる、スマホなど意識を別に向けることは環境調整の一環です。
今回はここまでにします。
次回は3つ目以降のステップを見ていきます。
今回もありがとうございました。