みなさん、こんにちは。
ここまで、とんでもない酔っ払いや、クレーマー・カスハラ気質でモンスターペアレントのような母親の例をご紹介していきましたが、今回から数回に渡って、それらを含めたほめ達としてのまとめ的な内容をお送りします。
それでは、今回もよろしくお願いします。
ずっと疑問だった
僕はほめ達を取ってからはもちろん、ほめ達認定講師の養成講座を受講しているときも、「ほめ達はどんなときもネガティブに思わない?」ということをずっと疑問に思っていました。
そんなことをできるなんて、悟りを開いた仙人や僧侶くらいですし、それを特別認定講師のベテランの方に相談したこともありました。
ほめ達協会としても、「ネガティブな出来事についてもポジティブな捉え方をしてください」と言っている以上、「ネガティブな思いが出てしまう」についてはあまり触れたくないものだと思います。しかし、実はほめ達の本を見てみると、ネガティブな思いも出てきているんですよね。もちろん後でそのネガティブな思いを「処理」しているのですが、これは数回後の記事に出てくる内容ができればできるようになるので、大丈夫です。
そのため、僕の中でもいろいろ葛藤がありました。「ポジティブに捉える。でも目の前の迷惑行為にイライラしてしまう」。この矛盾は認知的不協和をもたらしますから、落ち着きません。
そこで、このブログに僕の意見や葛藤の具合を何回か投稿をしていきました。そうしているうちに、ようやく道筋が見えてきました。そして、ついに最終的な結論が見えました。
ということで、今回からはその「最終的な結論」をご紹介します。
これでまた高次学習が起きてほめ達(認定講師)としてのレベルが一気に数段階上がります。
これが最終的な結論
お待たせしました。
僕が導き出した結論です。
ほめ達でも普通にイラッとはする。ただし、そこからの“扱い方”が、ほめ達は違う。
「メタ認知→離れる→ピン留め→ポジティブに思う」の流れでいけばOK!!
これが結論です。
イラッとしてOKです。ネガティブに思ってOKです。
これを踏まえた上で、以降のステップがポイントになります。今回は1つ目のステップのみを見ていきます。
メタ認知で自分の感情を知る
まずは「メタ認知→離れる→ピン留め→ポジティブに思う」の流れの最初の「メタ認知」です。
「ほめ達」は、目の前の人やモノ、出来事の“価値”を見つけるものです。
目の前の迷惑行為という不快な出来事の“意味づけ”は、自分で選んでいくというスタンスです。
ここで重要なのは、
「ネガティブな感情が出ない人になることではない」
という点です。
以前も述べましたが、人間には防衛本能があり、ポジティブな要望よりネガティブな要素に反応するようになっています。そのネガティブな要素を無視してネガティブな感情が出ないようにするのは不可能です。それこそ悟りを開いた仙人や僧侶くらいしかできません。
また、感情にはものすごいエネルギーがあります。特にネガティブな感情を押し殺そうとすると、ネガティブな感情は2倍返し、3倍返しとなって膨れ上がります。それだけメンタルに大きなダメージを負わせることになります。
そのため、ネガティブな感情をもってもOKです。「自分は今、目の前の出来事(人)によってネガティブな感情をもっている」と、そのネガティブな感情を自分がまず認めて、そこから次のステップに進んでいくことが大事なのです。
不快なものを見たらイラッとする、理不尽を見たら腹が立つ。これは人間として正常な防御反応です。
これを無理に「イライラしちゃダメだ」、「ポジティブに考えなきゃ」と押さえ込むと、感情が消えるどころか、どんどん内側に溜まってしまいます。
結果として、別の場面でイライラが出る、ずっとモヤモヤが残るなどして、メンタルが重症化しますし、どこかで怒りが爆発して周囲の人とのトラブルにもつながってしまいます。
人間的に「できている」という人は、感情が動かない、あるいは感情がない人かと言うと、そうではありません。
感情は動くけれど、他の人よりも感情から早く解き放たれて、元に戻るスピードが他の人よりもほんの少し速いだけなのです。
そのため、ここでまずしっかり押さえていただきたいのが、「メタ認知で自分の中でネガティブな感情が出ていることを知る」ということです。
なので、メタ認知ができない方はまずはメタ認知ができるようになる必要があります。
メタ認知は精神的余裕と連動しています。精神的余裕がないとメタ認知ができません。
よくわからないうちにいつの間にかイライラしていたという場合、日々の仕事などで精神的余裕がない可能性がありますので、メンタルの回復をする必要があります。
メンタルは80%を切ると自分でコントロールしにくくなってくるので、ちょっとでも違和感を抱いたらすぐにメンタルを回復させてください。
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ほめ達に対して多い誤解が、「何でも無理やりポジティブにする」とか「嫌なことを感じないようにする」、「我慢していい人ぶる」というものですが、こんなことはしなくていいです。
実際はこの誤解とは逆で、ネガティブを否定しない(むしろ一度受け取る)。その上で“解釈を選び直す”ということをしています。

今回はここまでにします。次回は2つ目の「離れる」を見ていきます。
今回もありがとうございました。