暇人と思われると警戒されます

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みなさん、こんにちは。

前回まではキャリア分析とキャリアの路線についてご紹介していきました。

今回はその番外編となります。

それでは、よろしくお願いします。

暇人は・・・

独立開業をしている方は、時間が有り余っていることや、少しでも収入を得たいことから、来た案件はすべてすぐに受けてしまうこともあるのではないでしょうか?

これって一見すると良いように思えますが、実は危険です

と言うのも、暇人と思われてしまうと警戒されるからです。

暇人は自由に時間が使える、大量に時間がある、融通が利きやすいメリットがありますが、ここから見ていくデメリットのほうが大きいです

みなさんも、終始ガラガラのラーメン屋には行きたがらないですよね。ガラガラということは、味や店員の態度など何かしらの原因があって質が悪いと警戒して店には入らないですよね

先ほども見ましたように、暇人は平日の昼間を含めて時間を自在に使える、時間がたっぷりあるというメリットがあります。これは確かに差別化要素になります。そのため、「あの企画にも応募している、この案件にもこの人がいる」という状況になっていることもあります。

しかし、他人からすると「この人、普段何をしているの?」となります。独立していると知っていてもです。下手をすると「仕事ができないから仕事が来ず、結果的に暇人なのだろう」とか「性格面とかの問題があるのかも」と思われるリスクがあります。先ほどのガラガラのラーメン屋の例のように、何かしらの原因があって質が悪いと警戒されてしまいます

例えばネガティブなことばかり言ってくる、チームプレーができない、先方の社長や従業員に気遣いができないなどでトラブルを起こしているのではないか、仕事の質が低いのではないかと警戒されます

ここまで見てきた三大態度や相手への敬意などがない人ほど、暇人になりやすいです

暇人に対しては、フットワークの軽さや積極性、時間の融通性を買ってくれる人もいるでしょう。しかし、仕事の質や人間性の悪さがイメージ的に先行してしまう人もいます。私の知り合いではハッキリと「暇人と思えるような人には仕事は回さない」と宣言している方もいます。

何でもかんでも引き受けない

独立開業されている方には、当然ですが忙しくされている方はたくさんいます。そういう方は仕事の選び方が上手いのです。つまり、関連多角化の範囲内なら仕事を受ける一方で、その範囲外のことは手をつけていないのです。だから「あの企画にも応募している、この案件にもこの人がいる」という状況にならず、他人に警戒されません。関連多角化の範囲内なら強みを活かせるので結果も伴います。

しかし、関連多角化の範囲外のことまであれもこれも受けていると、ご自身のキャリアの方向性の間違いやキャパオーバーになるだけでなく、「この人はいつ依頼をしてもすぐに受けるけど、暇人なのか?」など、他人から暇人と思われてしまいます

仮に時間が余っている方でも、たまには依頼を断る、無視する勇気を持ちましょう!

あと、ネタ半分だろうが自己紹介や飲み会の際に「暇してるので」とか「仕事ください」と周囲に言うのもNGです。自分から「私は暇人です、仕事の質が悪いです」とアピールしているようなもので、相手から警戒されます。

仕事がほしいなら、自分の強み・やりたいことなどをこまめに情報発信しましょう!例えば僕のようにブログやFacebookを毎日投稿するのもいいですし、Facebookなどに忙しそうにしている旨の投稿をするのも有効ですよ。

今回は暇人のリスクについてみていきました。暇人は一見すると有利そうですが、実はそうではありません。

今回もありがとうございました。