みなさん、こんにちは。
今回はキャリア分析の番外編の第2弾として、キャリア分析をしたらそのままにしないでこまめに見直すことをお送りします。
それでは、今回もよろしくお願いします。
合格すると視野が広がる
ここまで強み(S)、機会(O)、クロスSWOTを見てきましたが、診断士生活を進めていくと次々と新たな発見が出てきます。そうすると、キャリアプランも適宜見直していく必要があります。
例えば新たに補助金の案件を獲得したら、診断士としてのキャリアの軸が1つ出来上がることになります。こうなると「補助金のコンサルもいけるぞ」と思えるようになり、キャリアプランも変わってきますよね。
しかし、これは実際に起きてからでないとわからないです。いくら先輩が「補助金の案件の誘いもありますよ」と言ってきても、実際に自分にその誘いが来るかわからないですし、実際に誘いがあるまではどういうルートで誘いが来るかもわからないと思います。でもこれは通常なので、今は見えていなくてもOKです。
合格したら受験生の頃より5〜10倍くらい視野が広くなります。受験生の頃には知らなかった「診断士の業界のこと」がどんどんわかってきます。「あんなやり方があったのか」とか「こういう仕事があるのか」というのがわかってきます。
例えば僕も実務従事のことは診断士試験合格時点ではあまりよくわかっていませんでしたし、登録や更新に必要なポイントをもらえる「加減」もよくわかっていませんでした。商工会議所の人との関係性の作り方や研究会のこともわかりませんでした。しかし5月くらいになると先輩や一発合格道場・タキプロのメンバーから情報が入ってきて、そのようなものもわかるようになりました。
実務補習や実務従事をやると課題もたくさん見えてきます。「こういう人はまずい」という反面教師にすることも見えてきます。
今はまだ「見えていない」だけで、診断士業界のことは徐々に見えてくるようになります。
短サイクルでキャリアを見直す
新しい発見があったらその都度、ご自身のキャリアプランを見直していくといいと思います。つまり、短サイクルでキャリアプランを見直していきましょう。そうすると効率的に診断士生活を送ることができます。

こまめな変更、事例Ⅲの生産計画の定番ですね
診断士生活をスタートしたらいきなり全速力ではなく徐々に加速したほうがいいと述べましたが、それは途中で診断士業界のことについて徐々に新たな発見があるからです。いきなり全速力でキャパオーバーを起こしていると、新たな発見をしてもそれに対応することができません。徐々に加速してキャパに余裕があれば、発見があるたびに計画を見直して対応することができます。
だからこそ、名刺も小ロットで注文する
以前も述べましたが、会社の名刺ではなく個人の名刺を作っておくと差別化が図りやすいです。会社の名刺だと会社の連絡先になってしまうので連絡が取りにくい面もありますが、自由に記載できない面が大きな痛手です。その点、個人名刺なら個人のメールアドレスやFacebook、LINEの案内があるので連絡が取りやすいです。また、強みや資格、経歴、実績、アピールポイントなども書けるので、効率的に相手に自分自身や自分がもつ「ブランド」を認知してもらうことができます。
また、以前に「個人名刺を作る際は小ロットで注文するといいですよ」ということを述べました。それは新しい発見や状況の変化がこまめに出てくるからです。一度に1,000枚とか注文してしまうと、その1,000枚を配布するのに1年くらいはかかります。
しかし、100枚ずつ注文する形にすれば、追加で出てきた実績やキャリアプランを見直した内容をこまめに名刺に反映させることができ、常に最新の状況での名刺を配布することができます。どうせ個人名刺を配布するなら、最新の状況が反映されたほうがいいですよね。

ちなみに、僕はラクスルで100枚1,000円くらいで注文しています
(納期までの期間によって価格が変わります)
今回はキャリアの見直しについて見ていきました。
今回もありがとうございました。