初対面の場面で安心感を得る

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みなさん、こんにちは。
今回は勉強会やイベントなどで初対面の場面の話をします。

初対面のとき、相手の印象に残ってもらいたいですよね。もちろん良い意味で。
そのためにはどのようなことをすればいいのか、僕なりの考察を書かせていただきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

相手の安心感を得る

初対面の場面で相手の印象に残るためには、相手の安心感を得ることが条件になります。「信頼」とまではいかなくても、「この人、感じ良いな」と思ってもらえる必要はあります

相手の安心感がない状況で、コミュニティに対して変な提案をすることや、飲み会で馴れ馴れしい態度を取ることをすると、「感じ悪いな」と思われてしまいます
また、「俺はお前らとは違う」みたいな生意気な態度や上から目線の態度を取っていても、当然ですが「感じ悪いな」と思われてしまいます

逆に先輩の側も、後輩の安心感がない状況で上から目線の態度を取ったり「あえて厳しいことを言います」のように相手をビビらせるようなことを言ったりすると、後輩に警戒されてしまいます

これらのことをすると、初対面の場面で悪い印象を抱いてしまうので、安心感や信頼構築につながらないことはもちろん、人脈・ネットワーク構築の効率性も下がってしまいます。せっかく良いことを言っていたとしても、1回目の時点で相手に警戒されると「この人はもうない」と思われてしまいます

レースで言うと、スタート地点から逆方向にロケットスタートするようなもので、コースに復帰するまでに長時間かかってしまいます

やはり、初対面のときはポジティブな話をしたほうが、相手の安心感につながりやすくなります

特徴的なことを名刺の表面に載せる

おそらく、初対面の場面では名刺交換をすると思います。このとき、会社用の名刺ではなく個人名刺を作るといいですよ、という話は過去に何回かしていると思うので、詳しくは過去のブログをご覧ください。

会社の名刺にしても個人名刺にしても、普通はもらったら表面のみを見ます。裏返すのは手間がかかるので、裏面は見てもらえないことも多いです。そのため、裏面に重要なことを書いていると、せっかくの魅力や強みが相手に伝わりません

なので、特徴的なことは表面に書いておきましょう。会社の名刺でも手書きで特徴的なことをあらかじめ書いておく手があります。

僕なら「ほめちぎる診断士」という登録商標、「一発合格道場・タキプロ15期サトシ」、「京都在住」、「鉄道系診断士」、「ほめ達1級」、「産業心理カウンセラー」に注目していただくことが多いので、これらを表面に記載しています
そうすると「ほめ達ってあるんですか?」とか「京都から来てくれたんですか?」と声をかけてもらえるので、相手の印象に良い意味で残りやすくなります。

名古屋や東京でのイベントや飲み会だと、京都から来ているというのはブランド構築や大きな差別化につながりやすいです。そうすると明らかに相手の頭の中に残ります

共通の話をする

これは仲良くなるための鉄板ですよね。
例えばディズニー好き同士、地元が同じなどだとわかれば、一気に心理的距離が縮まって相手の安心感を得ることができます。

僕の場合、話題のテリトリーが広い(老若男女どの世代の話もできるのが強み)ので、大抵はどこかに共通の話題があります。そうでない場合でも、スマホのシールや画面、鞄につけているものからも趣味や嗜好が見えてきます。それをヒントにしていることもあります。

そして、僕なら相手の地元トークをします。以前もお伝えしましたが、僕は日本全国どこの地元トークもできる強みがあります。なので、地元や居住地を聞いてそこの話をすることで、心理的距離を縮めることができます

感じの良い対応をする

これは当たり前のことですが、コミュニケーション力が低い人はそれができません。初対面の場面なのに相手の話にネガティブに返す人や上から目線の態度を出している人は、相手の安心感を得ることができません

ポジティブな話にはポジティブに返す。これができるだけでも「感じが良い」と相手は受け止めてくれるので、差別化が図れます

また、聴く力も大切です。相手の話を聴くとき、僕はよく頷きを入れていますし、口角や眉も上げています。「この人の話を聞こう」とか「この人のことを知りたい、この場を楽しみたい」という意識があります
そのため、他の人からすると僕は話しやすい、親しみやすい、感じが良いと捉えてもらいやすいです

人柄は顔や態度に出てくると思います。人柄が良い人ほど相手の満足や安心感・信頼を得やすく、応援してもらいやすくなります

また、診断士は他人からの紹介から仕事を得ることが多いです。話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さがある人、ポジティブで楽しい雰囲気のある人のほうが相手の安心感を得て良い印象が残りやすくなります。また、人間的な魅力があるため、ネットワーク・人脈や関係性を確保しやすく、仕事などの紹介が来やすいです

今回は初対面の場面で相手の印象に残りやすくする工夫について述べさせていただきました。

今回もありがとうございました。