みなさん、こんにちは。
今回は「運営メンバーをやってみましょう」ということを述べさせていただきます。
特に診断士1年目の方、2年目以上だけど初めて参加されるコミュニティがある方には参考になるかと思います。
それでは、今回もよろしくお願いします。
コミュニティの運営メンバー
みなさんも研究会や勉強会など、何かしらのコミュニティに入っていると思います。
基本的には4月に新人診断士が入り、そこからの1年間は先輩が運営メンバーに入っていることが多いです。
コミュニティにはリーダー、サブリーダーがいるのは当たり前ですが、それ以外でも何人かの運営メンバーがいます。しっかりしているコミュニティだと、運営メンバーどうしにもメイン・サブのランクがあります。例えばメインのメンバーは3年目の診断士で企画をする、サブのメンバーは2年目の診断士でサポートをするなど、役割分担がされています。
2年目以上の診断士の方なら、4月に入る前に「来期の運営メンバーを募集します」という案内が来ると思います。そのときに立候補してみてはいかがでしょうか?
1年目の診断士も運営メンバーになれる
1年目の診断士の方も運営メンバーになる機会があります。
例えば上記のようなコミュニティでも、臨時のイベント(勉強会やセミナーなど)があることがあります。
その際の運営メンバーを1年目の診断士の中からも集めることがあります。リーダーやメインのメンバーは2〜3年目の診断士ですが、サポート役として1年目の診断士に声をかけることがあります。
1年目の診断士は4月から6月くらいにかけてコミュニティに入ることが多いですが、入ってからコミュニティのやり方や雰囲気に慣れてきた9月くらいに声がかかることが多いです。
その際、運営メンバーに立候補してみてはいかがでしょうか?
立候補をすれば、基本的には運営メンバーに選ばれます。仮に選ばれなくても運営メンバーに立候補したという積極性は先輩に届きます。
僕も1年目は3つほど臨時のイベントの運営メンバーをやりました。2年目は1年間かけての運営メンバーにも選ばれていますが、これは1年目に臨時のイベントの運営メンバーをやったから選ばれたと思っています。
なので、1年目の診断士は臨時のイベントの運営メンバー募集があったらぜひ立候補してみてください。
以前、「コミュニティに入ったらいきなり提案をするのはNG」ということを述べましたが、そのような提案をするエネルギーがある方にこそオススメです。
もちろん運営メンバーに選ばれたからと言って他のメンバーに大きな態度を取って上から目線になったり変な提案をしたりするのはNG(ここは変わりません)ですが、コミュニティのサポートのために積極的に動くことは大歓迎です。

提案は運営メンバーに慣れてきた頃からしていきましょう
確かに、運営メンバーにやると会場探し、案内、申し込みフォーム作成、当日の会場の準備や受付、後片付けなど、様々なことをやる必要があります。しかし、これらの業務を経験できることを財産にできます。また、場合によっては飲み会代がかからない(実質的な報酬)こともあります。さらに、1度運営メンバーをやると再び先輩から声がかかりやすくなります。

運営メンバーは先輩からの指名のみの場合もあります。その場合にも声がかかるようになると、先輩から応援されている(可愛がられている)診断士になれている証拠です
自分の存在感や認知度が高まる
コミュニティの運営メンバーに立候補すると、コミュニティの中で目立つ存在になります。学校のクラスの役員になるようなものですからね。
そのため、他のメンバーから認知されやすくなるだけでなく、先輩からも認識されやすくなる、先輩からの評価が上がりやすいというメリットがあります。
この「認知される」が活躍する診断士になるために重要な要素で、認知度が高いほど活躍の幅は広がります。もちろん、今後の仕事や診断士のキャリアにとっても重要になってきます。
仕事につながりやすくなる
1年目の診断士の方は、自力では診断士の仕事のツテがないかと思います。「先輩から紹介がある」とよく言われていますよね。
コミュニティの運営メンバーになると先輩から紹介される可能性が高まります。例えば、先輩から執筆や補助金の案件の誘いが来ることがあります。
案件と言っても、いきなり100%仕事を任されるわけではなく、基本的にはその先輩の補助をする形になります。もしくは、メインで資料を作らせて、必要な場面では先輩が適宜教えたりチェックをしたりする形になります。そして、経験を積んで慣れてくると一人で100%仕事を任されるようになります。
こういう仕事の紹介はコミュニティの全員にすると、立候補者が多くなって収拾がつかなくなる可能性や、信用できない人が立候補してしまう可能性があります。
だからこそ、「ある程度の選抜」、「安心できる、信用できる」という意味で運営メンバーにしか声をかけないことが多いです。「運営メンバーだからこそ声をかけた」という表現のほうが正しいですね。

仮に運営メンバーに選ばれなくても、立候補していればOKです
あとは個別に案件が来ることもあります。それは確実に信頼されていて、あなたにしか頼めない仕事であるからです。
相手からの直接指名が来た場合、「はい」か「イエス」か「喜んで」が基本です。断る場合は必ず代替案を出しましょう。単に「いいえ」、「ノー」だけだと次から指名は来ません。
え?大丈夫なの?
おそらく、「運営メンバーになりましょう」と言われて思い浮かぶのが、「俺が運営メンバーをやって務まるのかな?」とか「やり方がわからないよ」ではないでしょうか?
ご安心ください。先輩がサポートしてくれますし、マニュアルもあります。基本的には先輩がメインでやってくれますので、何なら先輩の作業を見ているだけでもいいです。打ち合わせも積極的に発言できなくても大丈夫です(むしろここで変な意見や提案をするほうがまずいです)。
以上、今回はコミュニティの運営メンバーになってみることについてお送りしました。
先輩のサポートをすればいい、マニュアルはある。だからこそ積極的に立候補する。そうすると先輩から認知され、評価が上がって信用され、仕事の紹介が来やすい。ということでした。
今回もありがとうございました。