みなさん、こんにちは。
今回はSNSで具体的にどういう内容を投稿していくと自分のブランドイメージを維持・強化できるのかについて見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
普段の自分は意外と見られている
SNSで見られているのは「仕事」だけではありません。前回まででお送りしたような愚痴などを書いていると、その投稿を見た人から一貫性の面で疑義を招いてしまい、自分のブランドイメージを損ねてしまう恐れがあります。
診断士として活動していると、SNSで何を発信するかを考える機会が増えます。
仕事の実績やセミナーの告知、資格に関する情報など、専門家として発信したいことはたくさんあります。
一方で、SNSを見ている人が知りたいのは、「この人は何をしている人なのか」だけとは限りません。
「この人はどんな人なんだろう」「一緒に仕事をしたら、どんな感じなんだろう」などの人柄の部分も、意外と見られているのではないでしょうか。
特に中小企業診断士や、ほめ達認定講師のように、人と直接関わる仕事をしているのであれば、これは結構大事なポイントだと思っています。
僕自身は、SNSでも普段の自分とできるだけ一貫した姿を見せたいと考えています。
キーワードにするなら、「ポジティブ・楽しい・謙虚」です。
日常の投稿からも「人柄」は伝わっていきます。仕事に関係することだけではなく、旅行に行った、電車に乗った、野球を見た、本を読んだ、誰かと食事をした。
そんな日常の出来事も、立派な発信になります。
感想を書く
さて、ここからは具体的にどういう内容を書いていけばいいかを見ていきます。
まずは感想です。
ただ、「○○へ行きました」「○○を食べました」だけで終わらせるのではなく、「ここが面白かった」「こういうところが印象に残った」「こんなことを考えた」と、自分なりの感想を少し加えてみるといいです。
同じ場所に行ったとしても、何に興味を持ったのかは人によって違います。だからこそ、感想を添えることで、その人らしさが出てくるのだと思います。
僕の場合なら、趣味の鉄道旅行について投稿することがあります。
単に「○○線に乗りました」という情報だけではなく、「なぜこのルートを選んだのか」「ここが面白かった」といったことを書くことで、同じ鉄道好きの人に限らず「この人、こういうことが好きなんだな」ということも伝わります。
SNSで親しみを持ってもらうというのは、こういう小さな積み重ねなのかもしれません。
「好き」を発信すると、人柄が見えてくる
今の鉄道の内容がまさにそうですが、好きなものについて発信することも自分の人柄を伝える方法の一つです。
好きなスポーツチーム、好きな本、好きな音楽、好きな食べ物、好きな場所。
こうした話は、仕事の実績とは直接関係しないかもしれません。でも、だからこそ面白いのです。
「この人は何が好きなのか」「何を見て、何を感じる人なのか」という部分が伝わるからです。
そして、「自分もそれが好きです」という人が見つかることもあります。そこから思わぬ交流が生まれることもあるでしょう。
SNSは、単に情報を一方的に発信する場所ではなく、人と人との接点をつくる場所でもあります。
愚痴・ネガティブなことは書かない
これは僕がテイスト矯正で一番気をつけているところです。
SNSでは「愚痴」が強く出やすいです。前回と前々回の記事でも述べたように、僕自身も気をつけたいと思っているところです。
特にX(旧Twitter)は、気軽に投稿できるからこそ、日頃の愚痴や不満を書きたくなることがあります。
嫌なことがあった。誰かの言動に腹が立った。仕事が大変だった。そうなると思わず「なんでこんなことするんだ」と書きたくなることもあるでしょう。人間なので、そういう感情を持つこと自体は当然です。
ただ、そこで一度立ち止まって、「これを見た人は、僕をどんな人だと思うだろう?」と考えてみることがこれは大切だと思っています。
普段は「人を元気にする」「相手の価値を見つける」「感謝やねぎらいを大切にする」と言っているのに、SNSでは他人への不満ばかり投稿していたら、見る側はどう感じるでしょうか。
だからこそ、リアルで大切にしている姿勢と、SNSでの発信に大きなズレをつくらない。これは「SNSブランディング」というより、むしろ普段の自分との一貫性の問題なのだと思います。
頑張っている姿
SNSでは、人柄だけでなく「この人はちゃんと学んでいるんだな」と感じてもらうことも大切です。「頑張っている姿」は、専門家としての信頼にもつながります。
診断士であれば、研修を受けた。新しい知識を学んだ。企業支援について勉強した。実際の現場で新しい経験をした。
そんなことも、発信する価値があります。
ただし、ここでも大切なのは「俺はこんなに勉強しているぞ」と上から見せることではありません。
「今日はこんなことを学びました」「実際の現場で、こんな気づきがありました」「もっと勉強しなければと思いました」というように、自分自身の成長過程として伝えることです。そうすれば、向上心や専門家としての姿勢も自然に伝わります。
僕自身も、診断士として活動する中で、実習や研修、企業への訪問など、さまざまな経験をしています。
そうした経験を発信することは、単なる実績紹介ではなく、「この人は今も学び続けているんだな」と知ってもらうことにもつながります。
「尊敬される」とは、偉そうにすることではありません。専門家として信頼されるために、知識や経験を伝えることは大切です。でも、それは「自分のほうが上だ」と示すことではありません。むしろ僕は、謙虚さがなくなった瞬間に、専門家としての魅力も失われやすいと思っています。
「過去の経験」と「仕事への想い」
現在の仕事だけでなく、これまで何をしてきたのかも、その人を理解するうえで大切な情報です。
なぜ今の仕事をしているのか。これまでどんな経験をしてきたのか。その経験が現在の仕事にどうつながっているのか。
こうしたストーリーを知ると、単なる肩書き以上に、その人のことが理解しやすくなります。
そしてもう一つ大切なのが、仕事に対する「想い」です。
「なぜ、この仕事をしているのか」「誰の役に立ちたいのか」「どんな社会や会社を増やしたいのか」こうしたことを時々発信するといいです。
僕自身なら、「人を元気に、会社を元気に」というスローガンがあります。そして、社長と社員の心のコリをほぐし、組織と経営をもっと前向きにしていきたいという思いがあります。
こうした想いは、単なるサービス内容とは少し違います。「何をしてくれる人なのか」だけでなく、「何を大切にしている人なのか」が伝わるからです。

今回はSNSに具体的にどういう内容を書いていけばいいかについてみていきました。
SNS上の一つひとつの投稿が、誰かとの新しい出会いや、「この人と話してみたい」というきっかけになるかもしれません。そう考えると、何気ない日常の投稿も、案外あなどれないものです。
今回もありがとうございました。