みなさん、こんにちは。
以前の記事で若い女性診断士のことについて少し書きましたが、今回はそれを深掘りしていきます。
僕も診断士活動をしているときに、何人かの20代や30代の若い女性診断士と知り合いました。もちろん出会い目的やナンパ目的とかではないですからね(笑)
ここから述べることは、別に性差別やジェンダー的なことではありません。
それでは、今回もよろしくお願いします。
女性診断士は差別化が容易
受験生のときからそうですが、診断士は男性9割、女性1割という世界です。そして、女性の中で20代や30代の若い人ならさらに少なくなります。
僕の感覚的なもので統計を調べたわけではありませんが、「男性9割、女性40代以上0.7割、女性30代以下0.3割」くらいだと思います。
そのため、若い女性診断士は存在だけで差別化ができます。
よって、若い女性診断士のみなさんは、合格していきなり大きなシード権を得たと思っていただいていいです。
若い女性診断士だと知らないかもしれませんが、「上上下下左右左右BA」の裏技でいきなり装備万端でスタートするようなものです(これは「コナミコマンド」というもので、コナミが開発したゲームで採用されている裏技です)。
女性が少なく、ここから紹介していく特徴があることは税理士や弁護士などでも同様で、いわゆる「士業あるある」となっています。
人脈・ネットワークが広がりやすい
若い女性診断士だと、男性・女性問わずたくさんの方から名刺交換を求められると思います。そして、たくさんの方からFacebookやLINEの友達申請や挨拶のメールが届きます。
これは大学生の頃もそうだったと思います。サークルの勧誘やイベントの招待など、女性のほうが誘われやすいですよね。
確かに、男性診断士の中には出会い目的など診断士の仕事とは関係なさそうな人もいます。そういう人はFacebookやLINEの友達申請をシカトしたり、受けた後ブロックしたりしてOKです。おじさんからの親しくなりたい連絡なんてウザいですよね。
それ以外で純粋に診断士仲間としてつながりたいなら、どんどんつながっていきましょう。ここで遠慮している(もしくは警戒している)と、せっかくのアドバンテージをなくすことにもなってしまいます。
男性の方、もちろんですが「若い女性診断士とたくさんつながりたい、逆に男はつながらなくていい」という考えは今すぐ捨ててください。診断士のコミュニティは合コンなどではないですので。
連絡が来やすい
若い女性診断士はたくさんの方とつながるため、連絡も来やすいです。診断士仲間が10人いる人と100人いる人なら、100人いる人のほうが連絡は来やすいですよね。
中にはランチ会、カフェでのトーク会など、女性どうしの集まり(女子会のようなもの)の誘いもあります。そういうところに参加することで、女性どうしの人脈・ネットワーク、関係性の強化ができます。
こういう「女性どうしのつながり」が若い女性診断士には重要で、女性診断士は男性診断士からよりも女性診断士からの誘いのほうが多い傾向にあります。

僕の知り合いの女性診断士もそういう女子会に出て、女性だからこその仕事(女性起業家の支援)を得ています
仕事をもらいやすい
ここまでの流れを見たら推測できそうですが、若い女性診断士は仕事をもらいやすいです。先ほども申しました通り、男性診断士よりも女性診断士からの紹介のほうが多いです。
それを積み重ねることで、例えばセミナーを年間に何十回もできますし、補助金の業務を何十件もできるようになります。僕の知り合いの女性診断士もこのくらいこなしています。
また、先ほどのような女性診断士だからこその仕事もあります。スポーツクラブや引っ越し業者も女性専用のものがあるように、女性専用の仕事は診断士の業界にもあります(正確に言うと男性でもできるものですが、事実上女性しかできない仕事です)。こういうものをもらえる機会があるので、女性診断士は男性診断士に比べると獲得できる仕事の件数は多くなりがちです。

逆に男性専用の仕事は・・・聞いたことがないですね(笑)
独立しやすい
こちらもここまでの流れを見たら推測できると思いますが、若い女性診断士は男性診断士に比べて仕事を獲得しやすいため、独立もしやすくなっています。
中小企業経営・政策でも習ったと思いますが、女性の開業・起業を応援するような制度も多くありますよね。
僕が出会った若い女性診断士は、ほとんどの方が忙しくされています(なのでメッセンジャーの返信が遅くなりがちです)。
若い女性診断士だからこその留意点
ここまで、若い女性診断士だからこそのメリットをお送りしてきましたが、もちろん留意点もあります。
連絡は無視しない
これは以前も述べましたが、友達申請や挨拶はきちんと対応しましょう。先ほどのブロックしたおじさん以外は、連絡が来たらきちんと(できれば24時間以内に)返事をしましょう。下手をすると既読にすらなっていないこともあります。
嫌だと思ったら挨拶メールだけ返事をしてあとはすべてシカトでもいいです。ただ、初回だけはきちんと対応しましょう。そうでないと若い分だけ「あの人みたいな今時の若者は礼儀がなっていない」と思われ、人脈やネットワーク形成にマイナスになります。
また、若い女性診断士は忙しくなりがちなので、メール(LINEやメッセンジャー)を送っても返信が遅くなりがちです。1回や2回ならいいですが、毎回返信が遅いと仕事のときも大丈夫かと思われてしまいますので、返せるときに返しましょう。
謙虚さを維持する
若い女性診断士は診断士の業界ではかなり貴重なため、周囲から様々な誘いがあります。言い方は雑ですが、チヤホヤされると思います(大学でもそうでしたよね)。
しかし、これは老若男女関係なく、周囲からチヤホヤされるといつの間にか謙虚さがなくなってしまいます。
例えばたくさんの友達申請や挨拶の連絡が来ているからと言って増長して礼儀を疎かにするのは診断士としてふさわしくありません。
診断士として活躍している方はみなさん謙虚です。「自分は優遇されている」とか「みなさん私に寄ってこいよ」という雰囲気は全く出していません。チヤホヤされているときこそ、謙虚さを失わずに過ごしていきましょう。
今回は若い女性診断士についてお送りしました。次回はその真逆の方を取り上げます。
今回もありがとうございました。