みなさん、こんにちは。
今回は診断士と言うより、人としてついやってしまいがちな、「苦手な人の気持ちがわからない」について見ていきます。
例えば僕なら鉄道は得意だけどITは苦手です。だからよくITが得意な人から「こんなのもわからないの?」とか「これくらいわからないとヤバいよ」と言われます。
きっとみなさんもご自身なりの苦手な分野で、得意な人から同じようなことを言われたことはあると思います。逆にみなさんが得意な分野について、苦手な人に対して上記のようなことを思ったり言ったりすることはありませんか?
今回はこういうことを思ったり言ったりすることがなくなる方法について見ていきます。
それでは、よろしくお願いします。
得意と苦手の例
例えば春の桜の時期、秋の紅葉の時期は京都に多くの観光客が訪れます。その中には京都の交通事情に疎い人もたくさんいます。外国人観光客なら尚更です。
例えばJRや近鉄の特急に乗るには別に特急券が必要なのですが、観光客の中にはそれを知らずに特急に乗ってしまう方がかなりいます(もちろん車内で特急料金を精算させられるか降ろされます)。
また、ほとんどの人が駅にある自動券売機をスラスラと扱えません。オロオロと戸惑ってしまい、後ろに人が並んでいるにも関わらず何分間も占領してしまうことがよくあります。
さらに、これは近鉄京都駅の降車専用ホームですが、この写真にもあるように「ここからは乗車できません」と目立つように表示があるのに(しかも日本語・英語・中国語・韓国語で)、ここに電車が着くたびに数人は誤って降車専用ホームに入ってそこから電車に乗ろうとします(乗った場合は車掌が降ろして乗車ホームを案内します)。

僕なら鉄オタなので、「こんな誤乗をする観光客は信じられない。よく見て乗れよ」とか「ここからは乗車できませんとデカデカと書いてあるのになんでわざわざ降車専用ホームに入るの?」と思ったりもしますが、それではダメなのです。
サトシよ、それではダメなのだ!!(二度言った)
例えば僕はITが苦手です。もちろん診断士の1次試験も情報システムが最も苦手でした。このブログを編集するワードプレスも初心者用の本を買ってイチから立ち上げました。いくら診断士の情報システムでITの知識を入れているとは言え、実際にIT系のツールをいじるとカタカナ言葉やアルファベットフレーズばかりなのでよくわかりません。右も左もわからない状況にもなります。
そう、僕自身も先ほどの降車専用ホームから乗車するようなレベルのことをしてしまうのです。
苦手だと視野が狭くなる
先ほどの特急に誤乗してしまう人や駅の自動券売機の操作に戸惑ってしまう人、降車専用ホームから乗ろうとする人も、「右も左もわからない状況」になっていて、視野が極端に狭くなっているのです。
僕が苦手なITでも同じです。おそらくITが得意な人からすると、僕のワードプレス立ち上げなんて「そんなの本を買わなくてもネットを探せばわかりやすいガイドがあるだろ」とか「自然にできるでしょ」と思うかもしれません。でも視野が極端に狭くなっているので、ガイドをネットから探すのもよくわからないし、自然にもできないのです。
得意分野で苦手な人の気持ちを理解する
それでは、ここからは苦手な人に対して冷たいことを思わない、言わないようにするための方法を見ていきます。その方法は、ご自身が苦手な分野で得意な人から言われたことをもとに、ご自身が得意な分野で苦手な人の気持ちを考えることです。
みなさんも、ご自身が苦手な分野について、それが得意な人から「こんなのもわからないの?」とか「これくらいわからないとヤバいよ」と言われてムカっとしたことがあると思います。
ご自身がやられて嫌なことは、他人にもやらないでおきましょう。この幼稚園児や小学生に指導するようなことを、大人になってやってしまうのです。
先ほども述べましたが、得意な人ほど視野が広くなり、苦手な人ほど視野が狭くなるのはどこの領域でも同じです。
苦手な人への敬意などをもつ
苦手だと視野が狭くなることを理解したら、次は実践的なスキルになります。
出ました。三大態度の「謙虚」の前提になるスキルですね。つまり、
・右も左もわからない状況でオロオロしている人に対する敬意はありますか?
・右も左もわからない状況でオロオロしている人の言動を尊重できますか?
・右も左もわからない状況でオロオロしている人の背景にある事情を考慮できますか?
・右も左もわからない状況でオロオロしている人の労をねぎらえますか?
感謝の気持ちもありますが、それは慣れてからでOKです
僕なら特急に誤乗した人、駅の自動券売機を何分間も占領している人、降車専用ホームに入った人を見かけたら、上記の問いかけを自分にしてみることになります。
そして、この問いかけに「イエス」とならない限りは、こういう人を見かけると「こんなのもわからないの?」とか「これくらいわからないとヤバいよ」と思ってしまうので、まずは上記の問いかけを優先してみましょう。
例えば僕の場合ならこうです。
そもそも駅の自動券売機は鉄オタ(鉄道好き)以外だとスラスラ扱うのは無理があります。鉄オタだって少し迷うこともありますし、日頃から慣れていないと使い方がわからないものもあります。そのため、慣れない自動券売機を扱う苦労をわかってあげる必要があるのです。
このように「相手への敬意など」についての考えを示し、先ほどのチェックリストがすべて「イエス」になると、ご自身が得意な分野について、苦手な人に対して「こんなのもわからないの?」とか「これくらいわからないとヤバいよ」と思うことがなくなります。
そうすると相手への敬意などをもつことになり、謙虚さを満たすことになります。
今回は苦手な人の気持ちを理解することについて見ていきました。
今回もありがとうございました。