邪魔なプライドの除け方

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みなさん、こんにちは。

今回は前回少し出てきた「プライドの高さ」について見ていきます。

前回の確認ですが、自分の仕事の誇りや診断士としての使命感のようなプライドは「もっていていいプライド」です。一方、前回の逆恨みによる嫌がらせのように傷つけられたら他人に迷惑をかけにいくようなプライドは「邪魔なプライド」です

今回はこの「邪魔なプライド」の除け方について見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

溢れた分が邪魔なプライド

僕もそうでしたが「プライドが高い」と言われるような人がもっているプライドは「邪魔なプライド」であることが多いです。ちょうどコップ1杯の量が「もっていていいプライド」だとしたら、入れ過ぎてそこから溢れてしまった分が「邪魔なプライド」です

そして、プライドが高い人は溢れている分の「邪魔なプライド」により、他人に注意されたり否定されたりすると不快感が顔や態度に出てしまうのです。そうするとその顔や態度に出た不快感を見た相手がさらにイラついて大きなトラブルや大きな評価ダウンにつながってしまうのです。

応援される、可愛がられるためには、この「邪魔なプライド」をなくす必要があります

やはり、プライドが高い人(邪魔なプライドがある人)は「世渡り上手」になるのは難しいです。そりゃそうですよね。指摘されたら不快感が顔や態度に出るのですから、トラブルにつながるのは当たり前です

「邪魔なプライド」をなくすことで、不快なことが起きても不快感が顔や態度に出ることがなくなります。そうすれば「あいつに嫌がらせをしてやろう」という気持ちにはならなくなります。

邪魔なプライドの除け方

先ほど、「僕もそうでしたが」と述べたのにお気づきでしょうか?

そうです。僕も以前は邪魔なプライドがありました。だから他人から指摘されると不快感が顔や態度に出ることがありました。それが余計に嫌がらせをしてくる人の怒りに触れ、さらに嫌がらせがエスカレートする悪循環に陥ることもありました

では、僕はどうやって邪魔なプライドをなくしたか?
これって気になりますよね。今回はそれをご紹介します。

①中小企業診断士試験合格・診断士登録

これが邪魔なプライドをなくした根本にある要因だと思います。やはり、難関国家資格の試験合格・登録は社会的ステータスが大きいですし、自分自身や周りにもたらす変化も大きいです

普段の仕事(税理士事務所での経営コンサル)でも説得力が一気に高まりましたし、診断士だからもらえる仕事もあります。僕はやったことがありませんが、借入れやマンションの審査なども通りやすくなると思います。

今までは他人に誇れる資格や立場がなかったので、どうしてもプライドで自分を偽っていました。しかし、診断士試験合格や登録は僕に自信をつけてくれました。攻撃力の高い武器と鉄壁の鎧を装備したイメージでしょうか。

診断士試験合格によりマズローの欲求段階説で言う5段階目の「自己実現」ができましたから、モチベーションが高まり、邪魔なプライドで自分を偽る必要がなくなりました。

養成課程卒でもOKです。要は診断士登録をすれば武器と鎧を装備できますので自信がつきます

②メンタルの矯正

僕のブログで耳にタコができるほど述べている、「ポジティブ・楽しい・謙虚」の三大態度と相手への敬意などを身につけたことです。

僕は診断士に合格して半年くらい経過した2024年の7〜8月にメンタルを崩したのですが、そこからメンタルを回復した際、同時に三大態度と相手への敬意などを身につけた(強化した)ため、「雨降って地固まる」ではないですが、メンタルを崩す前に比べてメンタルの大幅なパワーアップ(超進化)ができました

こうなると、先ほどと同様にメンタルのなさを邪魔なプライドでカバーして自分を偽る必要性がなくなります

③中小企業診断士として仕事をもらえたこと

先ほどのメンタルの超進化とほぼ同じ時期に、執筆や教材製作、知り合いの会社のちょっとしたコンサルなど、診断士としての仕事をもらえてお金をいただけたことも大きいと思います。

いくらメンタルが進化しても診断士としての仕事の実績が伴っていなければ、自信も中途半端なものになってしまうと思います。そうなると邪魔なプライドで自分を偽ってしまっていたでしょう。

仕事がもらえてお金を稼げることも、マズローの欲求段階説の2段階目の安全欲求、3段階目の社会的欲求、4段階目の承認欲求を満たしていますので、モチベーションが高まり、邪魔なプライドで自分を偽る必要がなくなりました。

以上、今回は邪魔なプライドの除け方について見ていきました。
今回もありがとうございました。