居場所を複数作る

診断士活動(コミュニティ)

みなさん、こんにちは。

今回は診断士が入るコミュニティに関する内容です。

みなさんも研究会や勉強会など、何かしらのコミュニティに入っていると思いますが、入っているコミュニティは1つだけでしょうか?

今回は複数のコミュニティに入ることについて見ていきます。

それでは、今回もよろしくお願いします。

コミュニティ(居場所)は複数もっておく

診断士として活動するコミュニティは1つだけでなく複数もっておきましょう

新人診断士の方も4月から診断士の世界に入ったなら、そろそろコミュニティに入って慣れてきた頃だと思います。そしたら、別のコミュニティにも入ってみませんか?

僕は1年目は以下のコミュニティに属していました。
・一発合格道場
・タキプロ(名古屋、関西、zoom、ブログ、YouTube)
・ゆるつなカレッジ
・名古屋の勉強会
・取材の学校

そして2年目の現在は以下のコミュニティに属しています。
・一発合格道場卒業生コミュニティ
・タキプロ卒業生コミュニティ
・ゆるつなカレッジ運営
・名古屋の勉強会
・取材の学校卒業生コミュニティ
・補助金コミュニティ
・気仙沼バルメンバー

すいません。他にもあるかもしれませんが思い出せたのはこれだけです

居場所が1つしかないデメリット

入っているコミュニティが1つしかないと、診断士としての居場所が1つしかないことになります。そうすると「そこしかない」と思ってしまうので、どうしても出しゃばってガツガツと提案したり、早く既存メンバーと仲良くなりたいからと馴れ馴れしい態度を取ってしまったり、コミュニティに嫌な人がいたときに不快に思ったりしやすくなります。連絡ツールに来る連絡の内容が気になってしまい、周囲を振り回すような提案や自分勝手な提案、他の人のメッセージに対する指摘などをしたくなってしまいます

そうするとアンチやトラブルを生み出しやすいですし、メンタルも起伏が激しくなって疲弊します。自分がトラブルメーカーになることや、コミュニティのメンバーのせいでメンタルを崩すようなことはしたくないですよね。

以前も述べたことがありますが、コミュニティの新人が意識しないといけないのは、積極性と距離感の加減です。出しゃばってガツガツと提案するのはダメ、消極的すぎて置き物レベルになっているようでもダメ
前者はアンチやトラブルを生みますし、後者は存在感がなく人脈・ネットワーク構築につながりません

絶妙な距離感を理解できる方が、コミュニティにスムーズに入れる方であり、世渡り上手な方であり、人脈・ネットワークを広げることができる方であり、活躍する診断士です

居場所を複数もっておくことのメリット

コミュニティを複数もっておくと、仮に1つのコミュニティでトラブルが発生しても別のコミュニティを拠り所にできます。また、そこしか居場所がないわけではなくなるので、出しゃばってガツガツいくようなことがなくなります。一歩退いて見ることができるため、コミュニティの動向が気になりにくくなります。連絡ツールに来る連絡の内容も興味がなくなるというか、どうでもよくなります。それにより、先ほどのように自分がトラブルメーカーになることやメンタルを崩すことを防ぎやすくもなります

この「リスク分散」が診断士活動においては重要になります。コミュニティには必ず1人か2人くらいは「変な人、トラブルメーカー」がいます。そういう人に振り回されそうになったら別のコミュニティに逃げましょう。それがリスク分散です。

関連・無関連は問わず

複数の居場所(コミュニティ)に関しては、関連多角化でも無関連多角化でもOKです

大学のサークルもそうでしたよね(診断士のコミュニティは大学のサークルのようなイメージです)。テニスサークルの他に、同じ体育会系のラクロスサークルに入っている人もいれば、全く関係性のない文化系の茶道サークルに入っている人もいました。

リスク分散となると無関連多角化ですが、関連多角化でもリスク分散がないわけではありません

三大態度の維持にもなる

複数のコミュニティに入っていると上記のようなメリットがあるため、1つのコミュニティへのメンタル的な負担が少なくなり、診断士の三大態度である「ポジティブ・楽しい・謙虚」や、謙虚の前提である「相手への敬意など」を維持しやすくなります(失いにくくなります)

逆に、1つのコミュニティに集中してのめり込んでしまうと、診断士の三大態度を忘れてしまいがちです。トラブルが出たり不快に思ったりしたら「相手への謙虚など」を忘れてしまいがちです

謙虚さのところでも見ましたが、診断士試験合格後(養成課程卒業後)しばらくすると謙虚さがなくなってしまう方がいます。そういう方は診断士としてのコミュニティが1つしかないことが多いです。複数のコミュニティをもっていれば、先輩に会う数も多くなるため、礼儀や挨拶など謙虚な対応をする機会も多くなります。

出しゃばってガツガツいく方は自分の都合優先であるため謙虚さがありません。もしくは積極性をはき違えています。謙虚な方なら、最初は空気を読んで一歩退いたところにいます。そして、自分も既存メンバーもコミュニティに慣れてきたところで提案や距離を詰める接し方などをします。

以上、今回はコミュニティを複数もつことを見ていきました。

今回もありがとうございました。