養成課程卒は即戦力!②

診断士活動(講座・セミナー)//

みなさん、こんにちは。

今回も前回に引き続き、養成課程について見ていきます。

前回の記事では、養成課程は決して敗者復活戦の裏ルートではなく、即戦力養成機関であることを述べさせていただきました。

今回はその続きとなります。最後にちょっとしたお知らせもあります。

それでは、今回もよろしくお願いします。

養成課程卒は即戦力

さて、前回の記事を見ていただいて、2次試験合格組と比べた養成課程卒の方へのイメージは矯正されたでしょうか?

養成課程卒の方は、試験合格組に比べると確実に即戦力です。だから劣等感をもつ必要なんかありません。養成課程は決して診断士を取得するための抜け道ではありません。敗者復活戦ではありません。養成課程卒のみなさんのほうが即戦力です。自信をもっていってください

プロ野球で例えるなら確実にドラフト1位や2位の即戦力として入れるための機関が養成課程です。決して育成枠の選手ではありません。2次試験だと、確かにドラフト1位の即戦力もいますが、ドラフト6位や育成枠でこれから力をつけていかないといけない人もたくさんいます。

もちろん、だからと言って「試験合格組が劣っている」と言っているわけではありません。この記事を見て短絡的にそのように考えてしまった方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。

どのルートで行こうが関係ない

富士山だって、静岡県側と山梨県側のどちらから登ったって頂上には行けますよね。別に、静岡県側から登ってきた人が山梨県側から登ってきた人をバカにしたり揶揄したりしませんよね。頂上に着けばどのルートから行こうが関係ないのです。

この頂上が診断士登録です。つまり、診断士登録をしたならどういうルート(2次試験合格、養成課程)で行こうが関係ないのです

養成課程はコンプレックスではない

おそらく、養成課程の方が心のどこかに抱えているものが、2次試験合格ができなかったことへのコンプレックスだと思います。

でも、「私、養成課程卒なので試験合格組のみなさんに比べたらダメですよ」とか、ネガティブなことを言わない限りは、診断士登録後の扱い(正確に言うと養成課程を卒業してからの扱い)は、試験合格組と変わりません。研究会もイベントも仕事の案件も「養成課程卒の人だとダメ」という要件はありません

僕がここまで散々述べてきた「活躍する診断士に必要な三大態度」でもお馴染みですが、多くの診断士はポジティブ思考で、楽しんで活動をしています。しかし養成課程の方はこのコンプレックスのせいなのか、ポジティブ思考や楽しんで活動している方が少ない印象です。少なくともこの1年間で僕が出会った養成課程卒の方はそういう傾向でした

ぜひ、ポジティブ思考と楽しんでの活動を意識していきましょう。ただし、謙虚な対応を忘れないでください

大丈夫です。コンプレックスに思う必要はありません。みなさんは早めに現実的な選択肢に切り替えただけです。切り替えずにダラダラと2次試験の対策をして9年もかかった僕に比べたら、圧倒的に効率の良いことをしています

ここからはちょっと案件

実は、僕は中小企業大学校の東京校(今回のサムネ画像の学校)とつながりがありまして、養成課程の情報発信の機会をいただきました

以下に養成課程の募集広告を掲載いたします。みなさんのお近くに診断士の受験生がいて、養成課程を検討している方がいましたら、ぜひご紹介していただけるとありがたいです。もちろん、受験生の方でもこの記事を見ている方で養成課程を考えている方、確実に即戦力として診断士の世界に飛び込みたい方は、養成課程を検討してみてはいかがでしょうか?

僕の周りでも、大阪や東海地区からこちらの養成課程を受講された方(半年間の寮生活です)がいらっしゃいます。養成課程と言うと金融機関の方が多そうなイメージがありますが、もちろん個人で受講している方もたくさんいらっしゃいます。

前回の記事でも述べましたとおり、養成課程は敗者復活戦ではありません。立派な即戦力養成機関なので、即戦力を目指している方もぜひいかがでしょうか

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今回もありがとうございました。

著者

サトシ

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