みなさん、こんにちは。
今回は、先輩からの指摘は素直に受け入れることについて見ていきます。
それでは、よろしくお願いします。
先輩からの指摘
みなさんもコミュニティのイベントや飲み会などで先輩からやり方や意見、考え方について指摘されたことがあると思います。また、後でメールやLINE、Facebookメッセンジャーなど文章の形で指摘されることもあると思います。
このとき、言い方や書き方によっては正直なところ、「うぜーな」とか「なんでそんなこと言われないといけないんだよ!」と思うこともありますよね。それでメンタル的に落ち込んでしまうこともあると思います。
しかし、メンタルが落ち着いてきたあたりで構わないので、その先輩の指摘に向き合ってみましょう。そして、その指摘を受け入れてみましょう。どうしても価値観や性格上受け入れられないというものも、1回だけでいいのでやってみましょう。経験するとわかることもありますので。以前も述べましたが、先輩からの紹介や説明も素直に採用しましょう。
もちろん、逆恨みによる嫌がらせ、イチャモンなど明らかに理不尽な指摘なら受け入れる必要はありません。メンタルが落ち着いた段階なら冷静な判断ができますので、理不尽な指摘かどうかはわかります。
先輩からの指摘を素直に受け入れたほうがいい理由
では、なぜ先輩からの指摘を素直に受け入れたほうがいいのでしょうか?その理由をここからご紹介します。
①先輩のほうが現実を知っているから
当たり前ですが、先輩のほうが後輩のあなたよりも診断士の業界では先に歩んでいます。また、診断士の業界に慣れている分だけ、後輩のあなたよりも視野が広くなっています。先輩や同期の診断士との付き合い方や仕事の獲得の仕方などがわかっています。そのため、あなたよりも診断士の業界の現実を知っています。
新人はまだ視野が狭く、診断士の業界の現状を把握できないので、コミュニティのルールや診断士としてのコミュニケーションの仕方がわからず暴走してトラブルを引き起こすことがあります。
このようなトラブルを見てきた(してしまった)経験から、まだ視野が狭い後輩のあなたに指摘をしてくれたのかもしれません。
僕もビジネスメールの書き方のことで先輩から指摘されたことがありますが、確かにビジネスメールの書き方がわかっていないと相手に失礼になることもあり、新たな仕事やリピートの獲得にはつながらなかったかもしれません。診断士の仕事の獲り方をわかっていないとビジネスメールの書き方に注意が向くことはありませんからね。
②それで失敗したことがあるから
その指摘されたことを先輩もやってしまい、対応やカバーに苦労をしてきた可能性があります。だから「このままだと俺のようになっちまうぞ」という意味で、先輩は指摘してくれたのかもしれません。
これも僕の実体験ですが、返信をすることについて先輩から指摘されたことがあります。それまでは重要そうなものではないなら返信をしていなかったのですが、指摘されてからはきちんと返信をするようになりました。もしかすると、指摘してくれた先輩は返信がないことで不安に感じたり失礼があったりしたのかもしれません。
理不尽な指摘を除き、先輩は「あいつを困らせてやろう、攻撃してやろう」と思って指摘しているわけではありません。また、自分の都合を押し付けているわけでもありません。「あなたのため」と言われるとウザいかもしれませんが、あなたのためにわざわざ言ってくれているのだと思って、ありがたく指摘を頂戴しましょう。
③仕事の獲得に有利だから
先輩は後輩のあなたよりも仕事の獲り方を知っています。また、教材製作や補助金など仕事につながる人との人脈・ネットワークももっています。
仕事につながる人が依頼をしてきた場合は、先輩に話がいきます。そして、先輩が後輩を何人か誘ってくれることがあります。このとき、誘われる後輩はどんな人でしょうか?
やはり、どういう人か知っていて安心感があり、応援したい人、可愛がっている人のほうが有利ですよね。
先輩は昨日今日会った人には仕事はふりません。どんな人かわからないですし、安心感もないので、当たり前ですよね。そのため、ある程度付き合いのある後輩のほうがどんな人かわかっていて安心感があります。
そして、先輩の指摘を素直に受け入れる人のほうが、応援される人、可愛がられる人になりやすいです。
この2つの要件を満たすと仕事の獲得につながりやすいです。もちろんそれ以外にもイベントの紹介や運営メンバーへの推薦などにもつながりやすいです。
先ほどのビジネスメールの書き方についても、指摘してくれた先輩(その指摘の時点で半年以上の付き合い)の言うことを素直に採用しました。もちろんその結果かはわかりませんが、その先輩から別の案件を紹介してもらいました。
④確実性の高いルートだから
ここまでの理由をまとめたものです。このやり方だとうまくいかない、このルートだと苦労する、というのを先輩は経験則や体感でかわっています。
わざわざ大回りする必要はありませんよね。後輩には効率的に診断士の業界で歩んでいってほしいと考えるのは、先輩なら当たり前のことです。
以上、今回は先輩からの指摘は素直に受け入れることについて見ていきました。
今回もありがとうございました。