みなさん、こんにちは。
今回は人によってはついついやってしまうことをご紹介します。
具体的には、「うざー」にならないようにすることです。
みなさんの周りにも「うざー」って方はいませんか?もしくはご自身が他人からそのように思われて(言われて)いませんか?
今回はそれを見ていきます。
それでは、よろしくお願いします。
ウザい人のパターン
これは「ウザい あるある」などで検索すると出てきますが、以下のようなものが該当します。
自分の承認欲求優先の人
「ウザい」でまず出てくるのがこれですね。自慢話をする人や自分の話ばかりの人が典型です。
あとはマウントを取る人も該当しますね。初対面のときにいきなり知識などをひけらかす方や、自己紹介のときにいきなり企業名(大企業)や出身大学などを言ってくる方です。
自分の承認欲求優先の人は「かまってちゃん」とも言えます。自分の都合、自分の承認欲求を満たすことが優先で、「自分はほめられるべき存在で、相手は自分をほめてくれる、持ち上げてくれる」としか考えていません。
だからこそ、他人からすると「ウザい」だけなのです。
他人を配慮できない人
これは相手の心境を考えない人ですね。先ほどの自分の承認欲求優先の人と同じく、相手の心境よりも自分の都合優先であることが多いです。
例えば会社を産休・育休していた人が、マタニティフォトを送ってきたり、生まれたばかりの子供を会社に連れてきたりすることがありますよね。また、社内恋愛で結婚した人が夫婦のおのろけ話を会社の同僚に聞かせることもありますよね。
しかし、会社の中には離婚した人、結婚したくてもずっと独身の人、結婚しているけど家庭がうまくいっていない人もいます。こういう人からすると、夫婦のおのろけ話や生まれたばかりの子供は自身の神経を逆撫ですることで、ウザいだけなのです。「ウザい」で済めばまだマシで、場合によっては「この人はもう嫌」と敵意や嫌悪感をもたれてしまうこともあります。
診断士で言うなら、予備校で合格された方が、合格後にその予備校の講義や演習の教室に遊びに行くようなものかと思います。もちろん講師から合格者として登壇してほしいなどと呼ばれた場合は除きますが、何でもないときに合格者が教室に行けば、まだ合格されていない方からすると心境は複雑です。特に、合格者の知り合いなら尚更です。自身のコンプレックスを刺激されたと思われて、不快感を抱いてしまうのも当然でしょう。
このような人は、他人の気持ちを配慮することまで考えが至っていないのです。「他人を配慮できない人」とか「ウザい人」というレッテルを貼られ、今後の活動に支障が出てしまいます。
本当に他人のことを思いやることができる人なら、会社でおのろけ話なんかしませんし、マタニティフォトも送りませんし、生まれたばかりの子供を連れてくることもありません。そういうのを歓迎している人に写真やメッセージを個別に送ります。診断士の例で言うなら、予備校の教室には行きませんし、受講仲間に個別に連絡を取ることもありません。
気分を害する人に配慮する
JR西日本が2005年に福知山線(尼崎)で起こした脱線事故について、風化防止や教育の観点から事故車両を一般公開するかどうかの議論が毎年のようにされています。事故の被害者や遺族の中にも公開に前向きな人もいますが、逆に事故を思い出すからと公開を反対する人もいる状況です。結果、JR西日本は反対の意見を優先して事故車両の一般公開には踏み切りませんでした。
例えは適切ではなかったかもしれませんが、これが実状です。
これは「リア充自慢」という名の報告も同じです。報告をして喜ぶ方もいる一方、報告をして気分を害する方もいます。そのため、気分を害する方の意向を優先し、リア充自慢の報告は控えたほうがいいと思います。
「そんなわけないだろ」と思っているかもしれませんが、口には出さないだけで気分を害される方は意外といます。特に結婚や妊娠、子供の場合は、コンプレックスをもっている方は意外と多くいます。もしかしたら、コミュニティの中には結婚相手を狙っていた方もいらっしゃるかもしれません。そんな人からすると「敗北」を何度も目の当たりにさせられるわけですので、傷口を何度もえぐられるようなことになります。
「いや、そんなの被害妄想だろ」と思うかもしれませんが、人間の脳は放っておくとネガティブな解釈が先行します。そしてネガティブ思考はアリ地獄のようにネガティブな解釈を重症化させます。報告をする本人は嬉しさのあまり視野が狭くなっていてそういう脳の仕組みや他の人の意向まで気が回らないだけなのです。
報告をするにしてもSNSで感謝のメッセージ付きで1回やるだけにして、あとはやらない。結婚した話や夫婦のおのろけ話はしない、妊娠されている方なら参加が必須のものだけにして参加しなくてもいいものには参加しない、子供は会社やコミュニティには連れて行かない。これがコミュニティにいる他のメンバーへの配慮であり、謙虚な対応です。そして、「どう考えてもこの人は歓迎してくれるだろう」という方にだけ個別に対応すればいいのです。
診断士試験の合格者もそうです。合格者が予備校の教室に行けば、歓迎してくれる人もいるでしょうが、中にはコンプレックスを刺激されて気分を害される人もいます。後者の人を優先して、予備校の教室には行かないほうがいいのです。
タテの意識が関わることを刺激する人
例えばプロ野球で、試合後に勝ったチームのファンが負けたチームのファンをバカにするような内容の動画を作ることがあります。
これは明らかにウザいですし、場合によっては敵意につながります。
タテの意識が関わることは、必ず優れているほうと劣っているほうがいます。勝者がいれば敗者もいます。優れているほうや勝った人が劣っているほうや負けた人を煽ると「ウザい」と思われやすいです。
上から目線の人
これはここまでの僕の記事をご覧の方ならお馴染みですよね。
上から目線でアドバイスされると、人によっては抵抗感があります。プライドの高い人ほど抵抗感が強くなり、「ウザい」と思う度合いも大きくなります。
謙虚な方なら自分を謹んでいるため、「ウザい」と思われるような対応はしません。
否定的に言う人
これもここまでの僕の記事をご覧の方ならお馴染みですよね。せっかくこっちがポジティブなことを言っているのに、いちいち「いや」とか「でも」で返されたらウザいだけです。これが何回か続いたら、もうその人とは話をしたくなくなりますよね。
あと、意外にあるのが上司や先輩が「あなたへのアドバイスですよ」という体で部下や後輩へ指摘する内容のメールなどを頻繁に送ってくるパターンです。もちろんその指摘は部下や後輩としては受け入れるものなのですが、さすがに頻繁にやられると「ウザい」のほうが先行してしまい、アドバイスが攻撃になってしまいます。
距離感がわかっていない人
これは心理的・物理的の両方があります。
物理的なのは、パーソナルスペースが該当します。例えば通勤電車やカフェのカウンター席で端の席に座っていて、端の席以外はガラガラのとき、次に来た人がその隣に座ってきたらビックリしますよね。これはご自身のパーソナルスペースが冒されたからです。
相手からすると「いや、詰めたほうがいいと思って」とか「後で複数人のグループが来たときにずれるのが面倒」という理由で端の隣の席に座ってきているのでしょうが、端の席に座った方からするとパーソナルスペースを冒されたということで不快感を抱きます。
心理的なのは、やたらと絡んでくる、馴れ馴れしい、前のめりすぎることが該当します。以前見ました「間違った積極性」というやつですね。
初対面の人に「今度メシでも行きませんか?」なんて言われたらビックリしますし(特に異性なら)、営業メールでやたらと「最近お困りのことはありまんか?」と言われてもウザいだけですよね。
冗談半分で「うざー」と言われた方、これは冗談が半分ですが、残り半分は本心です。イエローカードをもらったようなものですので、少なくともそれを言ってきた方へは間違った積極性を見せる対応はやめましょう。
あとは思春期の子供に接する親が距離感を間違えてしまうパターンもあります。中学生や高校生のお子さんから「ウザっ」と言われたことや、それがわかる態度をされたことはありませんか?それは親がこれまでと同じ距離感で接しているからです。思春期は子供が自立するための期間です。親としてはこれまでよりも少し距離感を取らないと子供からはウザがられてしまいます。
今回はウザい人について見ていきました。
僕もつい、持ち前のコミュニケーション力(?)が暴走してたまにネタ半分で「サトシさん、それウザいですよ(笑)」と言われるので、気をつけていきたいと思います。
今回もありがとうございました。