「ほめる」と決心する

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みなさん、こんにちは。

ほめ達の記事も何だかんだで1ヶ月近く書いてきました。ここまでの記事を見て「ほめてみようかな」と思っていただいたなら嬉しいです。

今回は「ほめてみようかな」と思っていただいた方に向けた内容です。

それでは、今回もよろしくお願いします。

「ほめる」と決心すればできる

中学校の音楽の授業を思い出してみてください。卒業式や文化祭での合唱の練習でもOKです。合唱のとき、決まって声を出していない人っていませんでしたか?

女子生徒や真面目な男子生徒はみんな声を出していますが、男子生徒の中でいわゆる「悪ガキ」グループの人は声を出していなかった、もしくは聞こえないくらいの小声だったと思います。
「男子、もっと声を出して!」なんて音楽の先生に怒られたりしましたよね。女子生徒からも言われて悪ガキグループと喧嘩になったりしますよね。

この頃の男子生徒は声変わりをする時期ですし、思春期だから恥ずかしいという思いもあります。また、悪ガキのような人は反抗意識から真面目に合唱で声を出すことが嫌だという思いもあります。

でもそういう「悪ガキ」のような人も、気の合う仲間とカラオケに行ったときは普通に歌っています。

さて、この例えから何が言いたいのかと言うと、「決心すればその通りになる」です。
合唱で声を出さない悪ガキのような男子生徒は、合唱に対する反抗で「歌いたくない」と思っているのです。「歌わない」と決心しているから声が出ないのです。逆にカラオケのように「歌う」と決心すれば声は自然に出ます。

ほめることもこれと同じです。真剣にほめると言ったら変かもしれませんが、「目の前の相手をほめよう」と決心してみましょう
この意識をもつことで、最初はぎこちないとしても、徐々にほめるスキルがついてほめ方や態度が変わってきます

逆に「ほめない」と決心するとほめることは一切できなくなります。「部下や後輩は叱って伸ばす」と捉えている上司や先輩はこの最たる例ですね。

このように、意識を先に決めてから接すると、本当にその意識通りのことができます

「できる」と思いながらやっていくと本当にできるようになる、「できない」と思いながらやっていくと本当にできない。このようなものですね

簡単なレベルからスタートしてみよう

「ほめると決心する」と言っても、ほめフレーズを連発しろとか、大げさにほめてみろということではありません。むしろそんなことをする必要はありません。ほめ達検定3級レベルのことができれば十分です

野球ではシングルヒットよりホームランが望ましいですが、ほめることは逆です。ホームラン狙いで大げさにほめることより、シングルヒットのように小さくほめることをこまめにやっていくほうが望ましいです。そのほうが相手も消化不良にならず、ほめる内容が確実に相手へ響きます

例えば人に会ったら「すごい、さすが、素晴らしい」の3Sを口に出すように心がけましょう。そうすると脳はその相手についての「すごい、さすが、素晴らしい」の理由を探すようになり、良い点や価値を見つけようとしてポジティブな見方ができるようになります

これは復習になりますが、放っておくとネガティブな解釈をしてしまうのが人間の脳です。それは防衛本能があるからです。そのため、意図的にポジティブなことを探す、ポジティブなことに変換することを通じ、脳を活性化させましょう。そうするといつのまにか「ほめ脳」になり、ほめ癖がつきます

ほめ達の神
ほめ達の神

ほめることは意識して多面的に見ることでもあります

不快なことが起きたらネガティブな解釈は止める。口角や眉を上げるとポジティブな気分を維持しやすくなりますよ

相手の人、モノ、出来事には必ずほめるところがあります。必ず何かしらの価値があります。「ありがたい」部分が必ずあります。それを本気で見つけにいきましょう

「そんなものはない」と思ったとしたら、それを見つけられない自分の「ほめ達」としてのレベルが低いだけです。「当たり前」のものでも価値はあるし、「ありがたい」ものです。例えば電車で目的地まで連れて行ってくれることは、当たり前かもしれませんが、価値があることで、「ありがたい」ことですよね。
このように、「価値はある」と信じ、価値を見つけようと努力することが、ほめ達がしていることです

なお、ほめ達のレベルを上げるには相手への敬意などをもつ必要がありますが、こちらは実際にほめていくうちにもてるようになってきます。それに、ほめるマインドがついてくると必然的に相手への敬意などをもつ必要性や重要性に気づいて自分から身につけようと思うようになります。

《今日のほめフレーズ》
かわいい、きれい

今回はほめると決意することについて見ていきました。

これでもうほめないといけなくなりましたね(笑)

それでは、今回もありがとうございました。