ほめ達で扱うモチベーション理論

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みなさん、こんにちは。

今回はほめ達で出てくるモチベーション理論について見ていきます。

それでは、よろしくお願いします。

企業経営理論で習っているもの

ほめ達では様々な理論を扱っていきますが、以下のものは診断士のみなさんが企業経営理論で学習しているものになります。

・欲求段階説
・X理論・Y理論
・二要因理論
・公平理論
・期待理論
・目標設定理論

こちらについては説明を省略いたします。ここではそれ以外の理論を見ていきます。

ちなみに、モチベーション理論はほめ達検定2級で出てきます。また、これまで見てきたほめ達関連の理論(自己効力感、心の報酬、チャンク、心のコップなど)もほめ達検定2級で出てきます。

ほめ達検定では企業経営理論で習ったもの、習っていないものを含めリーダーシップ理論は出てきません。

その他のモチベーション理論

ほめ達では以下の理論もテキストに掲載されています。これらは企業経営理論では習っていないと思われます。

学習性無力感

学習性無力感とは、努力しても結果に結びつかない経験を繰り返すことで、自己効力感を失い、自発的な行動をしなくなる心理状態を指します。抵抗や回避ができないストレスに長期間さらされることで、自発的な行動が抑制され、無気力状態に陥ることもあります。

犬を用いた実験で、電気ショックを回避できない状況にさらされると、犬がその状況から脱しようとする行動を抑制してしまうことを示しました。

学習性無力感に陥ると、意欲の低下、自己効力感の喪失(どんなに努力しても意味がないと考える)、自発的行動の減少、抑うつや不安(ネガティブな感情が強まる)が生じます
そして、長期間にわたりストレスがかかっている場合や、失敗体験を繰り返している場合には自己効力感が低下し、無力感に陥りやすくなります

ほめ達は、相手が学習性無力感に陥り、心の内戦(いじめやハラスメントなどによるメンタル不調との戦い)を強いられることを防ぐ役割があります。

認知的評価理論

認知的評価理論とは、人が状況をどのように認知し、評価するかが、感情や行動に影響を与えるという理論です。
マーケティングでも消費者に対する「刺激→反応」というモデルがありますが、それに近いものです。ストレスの原因となる刺に対する個人の主観的な評価が、ストレスの度合いや対処行動(反応)に影響を与えるという考え方です。

内発的動機づけと外発的動機づけとも関わっていて、自主性、有能感、関係性があるとき、人は内発的に動機づけられるとされています。

学習動機の2要因モデル

学習動機の二要因モデルは、学習者の動機を「学習内容の重要性:学習内容そのものに価値を見出すかどうか」と「学習の功利性:学習が将来の利益や成果に繋がるかどうか」の2つの軸で分類し、6つの志向に分けられるというモデルです。
それぞれ、充実志向、訓練志向、実用志向、関係志向、自尊志向、報酬志向と名付けられています。

充実志向:学習内容そのものが面白く、楽しいから学ぶ。内発的動機づけの典型で、学習そのものが目的となり、高い満足感を得やすい。

訓練志向:知的能力を高めるために学ぶ。

実用志向:学習が将来の仕事や生活に役立つから学ぶ。外発的動機づけの典型で、将来の利益に繋がるという期待が学習意欲を高める

関係志向:他の人が学習しているから、あるいは他の人との関係性を維持するために学ぶ。他者からの影響を受けやすい動機づけで、周りの人が学習している状況に影響される。

自尊志向:学習を通して自己肯定感を高めたいから学ぶ。

報酬志向:良い成績や報酬を得るために学ぶ。こちらも外発的動機づけの典型です。

選択理論

選択理論は、すべての行動は自らの選択であると考える理論です。 つまり、行動には何かしらの内発的な動機があるという理論です。

行動を選択できるのは自分だけなので、他人に行動を直接選択させることはできません。 そのため、問題が発生した時には、相手を受け入れ、交渉することで解決します。 その結果、良好な人間関係を築くことができます。

フロー理論

フロー理論とは、人間が活動に没頭し、最高のパフォーマンスを発揮する状態を指す理論です。この状態は、「フロー体験」とも呼ばれ、目標達成やスキル向上に役立つとされています。

フロー状態とは、ある活動に完全に没頭し、時間感覚を忘れるような状態です。いわゆる「ゾーンに入った」状態であり、集中力が高い、自意識が薄れる、困難を困難と感じない、やるべきことが明確、最高のパフォーマンスを発揮できる(内発的報酬が最大限に得られて最大の能力を発揮できる)などの特徴があります。

そして、このフロー状態に入ったときに感じられる特別な体験のことを「フロー体験」と言います。

《今日のほめフレーズ》
●●さんのキャラはこのチームには欠かせませんよ

今回はほめ達に出てくるその他の理論について見ていきました。
診断士のみなさんなら、ここで出てきた理論だけ押さえれば十分にほめ達の理論をマスターできたと言えます。
今回もありがとうございました。