サトシの強み①

診断士キャリア/
  1. ホーム
  2. 診断士キャリア
  3. サトシの強み①

みなさん、こんにちは。
今回から3回にわたって、僕の強みをご報告いたします。
四国合宿で強みノートを書いた結果見つけたものです。
もちろん以前から見つけていた強みもありますが、今回の四国合宿で新たに見つかった強みもあります。

なお、強み分析については以前のこちらの記事もご参照ください。いわば、これが今回の四国合宿の成果を測る「比較対象」となります。「変化前」と「変化後」で言うと前者のほうですね。

ちなみに、今回のサムネ画像はJR四国の観光列車、「伊予灘ものがたり」にしています。強みシリーズは3回ありますが、すべて伊予灘ものがたりの写真をサムネ画像にします。

それでは、今回もよろしくお願いします。

強みの分類

強みノートには、強みに関して「スキル・専門性」と「資質」に分けています。もちろん僕も強みに関して「スキル・専門性」と「資質」に分けて分析しました。
今回の記事では前者の「スキル・専門性」についてお送りします。

また、これは強みノートにはなかったものですが、強みと言っても強弱と言いますか、大小がありますよね。極端な話、日本人で唯一の能力と言える強みならとんでもない強みですが、実は他にも多くの人がもっているような強みならそこまでの強みではないですよね。
そして、これはブルーオーシャンとレッドオーシャンにもつながっていきます。つまり、希少性が高い「ブルーオーシャンにつながる強み」と、希少性が低く他の診断士も多くもっている「レッドオーシャンの強み」に分けてみました
なお、他の診断士がもっているわけではないけどブルーオーシャンには使えそうにない強みはレッドオーシャンに含めています。

スキル・専門性

では、ここから僕のスキル・専門性に関する強みをご報告します。

A.勉強・受験系

《ブルーオーシャン》
・診断士7科目の知識の質の高さ
・継続学習姿勢
・受験ノウハウ
・講師ノウハウ(わかりやすさ)

これらは診断士の中でもそこまでもっている方は少ない印象です。7科目の定期メンテナンスをしていることを言うと呆気にとられる方も多いです。
また、大学受験の頃から受験業界に関わっているので普通の人よりは受験生の心理や「あるある」のようなもの、有効な勉強法などは多く知っています。
講師ノウハウについては、条件があります。つまり、診断士講座やほめる系、メンタルヘルス、地域支援など専門分野に限定したものです。それ以外の路線の講師ノウハウについては競合も多くなるのでレッドオーシャンのほうになると思います

《レッドオーシャン》
・多年度受験生としての苦労
・一発合格道場メンバーのブランド

診断士の合格までに9年かかったことや一発合格道場のメンバーだったことは、意外と同じ人が多くて希少性はないかと思います。

B.専門スキル系

《ブルーオーシャン》
・ほめ達スキル
・メンタルヘルス
・交通系知識
・中小企業白書の横断的知識
・中小企業、小規模企業の傾向や優良改善事例の研究

このグループにあるブルーオーシャンのものはそのまま診断士活動の軸になるものです。つまりドメインにつながるものとなります(ドメインについても後日記事で出していきます)。

ほめ達をもっている診断士はほとんど聞きません。名刺交換した際にもっていたのは1人だけでした。ほめ達1級やほめ達認定講師をもっている人はいません。ほめることのコンサルや研修などの路線は僕にとって大いに差別化できるものだと思います。

メンタルヘルスに詳しい診断士もいません。名刺交換の時点でメンタルヘルスマネジメント検定のⅡ種やⅢ種(2級や3級のイメージ)をもっている人は1人いましたが、Ⅰ種(1級のイメージ)をもっている人はいません。ましてや自身がハラスメントやいじめの被害者になっている人などいないでしょう。メンタルヘルスの仕事はハラスメントやいじめによってメンタルを壊した経験のある人のほうが有利(普通の仕事でも経験者が採用されやすいのと同じ)なので、メンタルヘルスの路線は僕にとってはかなり差別化ができるものと思います。

交通系知識は単なる鉄オタとしての知識では意味がありません。診断士としての知識でないと、趣味のエリアで終わってしまいます。

中小企業白書や小規模企業白書の内容を毎年横断的に研究している人や、中小企業や小規模企業の優良改善事例の研究をしている診断士もいません。なのでこの研究をしてセミナーや教材などで報告する路線は差別化につながると思います。

そして、この優良事例の中に交通系企業(中小の鉄道会社やバス会社、駅弁屋など)や自治体が入っているので、「交通系知識」も活かせば「交通系診断士」としての差別化もできますし、地域支援の路線も可能です。

「鉄オタ診断士」という言い方も考えましたが、「交通系診断士」のほうがいいと思いました。
交通系診断士はそこまでいないと思います。もちろん診断士の中で鉄道好きの人はいますが、それでも仕事として鉄道関連の企業に関わることはありません。
そこで例えば鉄道関連の企業のコンサルティングや伴走支援、記事の執筆(すでに大井川鐵道で実績があります)、講師もできますし、何なら鉄道系YouTuberとのコラボやYouTube出演なんかもあるかもしれません。ワクワクしますね。あ、情緒的価値ですね(笑)

《レッドオーシャン》
・会計や税金の知識
・管理会計(会計大学院での専攻)
・カウンセリングスキル
・コーチングスキル

こちらは一見するといけそうな気がするのですが、実はもっている人が多いんですよね。

会計や税金の知識は本業で得ていますが、税理士には勝てません。独占業務もあって手が出せない仕事もありますからね。

管理会計は僕の大学院での専攻だったので知識はかなりあります。税理士は管理会計が試験範囲にはないので苦手にされている方が多いです。しかし逆に得意な税理士もいますし、会計士や銀行勤務の方、製造業勤務の方もこの領域に進出してきています。

カウンセリングスキルもコーチングスキルも最近は研究会や講座が増えて習っている診断士が続出しています。

なので、これらの領域に進んでも競争に巻き込まれやすいと思いました。

今回は僕のスキル・専門性の強みをご報告いたしました。

多くの人に

ほめる系のこと、メンタルヘルスのこと、交通系企業のこと、地域支援のこと、中小企業の白書や事例研究のことならサトシさんだ

と思っていただけたら、この中のどれか1つが来たら僕のことを意識し、話をふってくれやすくなります。

厳密に言うとここにさらに「人の紹介」も来ます。

これが、今回のキャリア分析で見出した路線です。
今回もありがとうございました。