ニッチトップを目指す①

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みなさん、こんにちは。

前回は僕がやれそうなキャリアの路線について、クロスSWOT分析をして出していきました。
ここで出たキャリアの路線は、ただ何となく出したわけではなく、きちんと競合の有無を考えて出しています。ブルーオーシャンですね
そこで今回は、ブルーオーシャンに似たものとして、「ニッチトップ」について見ていきます。そしてこれはそのままブルーオーシャンと同じように高単価での受注を可能にすることにつながっていきます

それでは、今回もよろしくお願いします。

今回のサムネ画像は、徳島県の南のほうを走っている「DMV」です。これは見た目はマイクロバスなのですが、電車のような車輪を引き出すことで線路を走ることができます。車輪を引っ込めると普通のバスとして走ることができます。そのため、電車と路線バスの両方を兼ね備えた車両で、日本で唯一導入されているものです。まさに「ニッチトップ」ですね。

鉄道モード
バスモード

ニッチトップ(ナンバーワンニッチ)を目指す

これは自分ができることを「組み合わせる」とうまくいきやすいです。強みを組み合わせることで模倣困難性が高まり、独自性を出せます

高単価の受注を得るためには、他の診断士や他の士業とは違う独自性を打ち出す必要もあります。他のみんなと同じでは、高単価どころか受注を得ることすらできません。また、強みを活かして他の診断士や他の士業と異なる価値を提供できなければ、大きな報酬の仕事は得られません

強みを組み合わせることで、ニッチトップ(ナンバーワンニッチ)を目指していきます。これができると代わりがいないため、全国から引っ張りだこになり、高単価の受注が容易にできるようになります。まさに自分そのものがブランドになる(パーソナルブランド)ようなものですね。

「全国から引っ張りだこ」。もうお分かりですね。
ここで僕の「フットワークの軽さ」や「日本全国どこでも行けること」が活かせます

こうなると、僕で言う「事例をたくさん知っている人、ほめる系のこと、メンタルヘルスのこと、交通系企業のこと、人の紹介が得意な人と言えばサトシ」のように、たくさんの人が僕のことを思い浮かべてくれることになります。はい、そのような形を目指しています。

この「思い浮かべてくれる」はすべてまとめてではなく、人によって異なる1〜2個です。
なので、ある人は僕のことを「ほめる系のことと言えばサトシ」と捉えているでしょうし、別のある人は「メンタルヘルスのことならサトシ」と捉えているでしょう
これでいいのです。他にも中小企業の事例のことや交通系企業のこと、人の紹介が得意なことを入れればリスク分散ができた状態で安定的に紹介をもらう環境が作れます。

ニッチトップは難しくない

そんな、いくらニッチでもトップは無理でしょ?

そう思った方もいらっしゃると思います。
しかし、実はニッチトップ(ナンバーワンニッチ)を探すことはそんなに難しくありません
これは以前もキャリア分析のところで見ていきましたが、既存のものを組み合わせればいいだけです

こちらの「真の強みを組み合わせよう!」の記事もご覧ください。

例えば僕なら「既存のもの×既存のもの=ほめ達認定講師×中小企業診断士=今までにないビジネスモデル→ブルーオーシャン」というわけです。

新しいものをいきなり作ろうとすると未知のことだから不安になりますが、既存のものなら不安は襲ってきません。1つ1つはすでにあるものでいいのです強みと同じくそれを掛け合わせることでニッチトップのビジネスモデルが出来上がり、それがパーソナルブランドになり、ブルーオーシャンになります

以前も述べましたが「ほめ達認定講師×診断士」は今のところいないようなので、僕がほめ達認定講師を取ると自動的にニッチトップ(ナンバーワンニッチ)になります
「診断士と言えば」だけだと広すぎてなかなか僕は選ばれないでしょうが、「ほめ達の診断士と言えば」でニッチなので僕が選ばれる・・・はずです(笑)

「交通系×診断士」も聞いたことがありません。鉄道好きの診断士はいても、実際に交通系企業に関する診断士としての仕事はしていないでしょう

ニッチトップの目安

イメージとしては、名刺交換を100人として、名刺やFacebookの投稿に自分がやろうとしているものと同じものを載せている人が1人以下なら、そのやろうとしているものはニッチトップになれるものです

実際、僕は「ほめ達×診断士」と「メンタルヘルス×診断士」を考えていますが、それぞれほめ達やメンタルヘルスのことを載せている人は100人いて1人いるかどうかです

また、中小企業白書や小規模企業白書の内容を研究している人や、中小企業や小規模企業の優良改善事例を喜んで分析している人も聞いたことがありません

交通系診断士についても、鉄道ファンの診断士は100人いたら2〜3人はいますが、実際に交通系の企業を相手に執筆やコンサルティングの仕事をしている人はいません。

今回はここまでにしておきます。次回もニッチトップについて見ていきます。

今回もありがとうございました。